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【結果総括】REVELATION REPORT「シンザン記念週レポート」

様々な思惑が錯綜した3日間開催を振り返りましょう。
まず最初に触れなければならないのが「競馬の競馬たる所以」を垣間見たフェアリーS。

当会が指定した

◎アヌラーダプラ
◯シャインガーネット

2頭がともに馬券圏外に沈むことの確率は事前のシミュレーションでは11.9%程度の確率でしたが、全ては「スマイルカナ」のロケットスタートにて想定LAPと大きく乖離してしまったことが敗因。

流石にスマイルカナにあそこまでのゲートの反応を見せられたなかで好位を取らざるを得なかったシャインガーネットにしても、淀みのない一本調子の流れで逆に中途半端な位置取りとなってしまったアヌラーダプラにしても、逆に勝利を目指していたからこその位置取りであり、まさに「勝ちに行って着もなし、勝つ気なくて着が来る」という競馬格言の目線から見れば、名誉の敗戦とも言えるもの。

これこそが競馬に絶対がない事の象徴的なレースであり、常にこの様な可能性が有ることを肝に銘じておかねばならないと言うことを含め、このREVELATION REPORTにてまず真っ先に取り扱わせて頂いた次第。

無論、この結果を持って「アヌラーダプラがスマイルカナよりも弱い」「シャインガーネットがスマイルカナよりも弱い」といった一元的な視点にて各馬を評価するべきではありません。「そんな事はわかっている」と仰っていただける方が多いとは存じますが、「全ての条件下で勝てる馬は存在しない」という前提を忘れてしまえば、目の前の不的中一つ一つに囚われ不安が増幅するわけですから、この言葉は何度でも申し上げてゆかねばなりません。

この様な結果は逆に言えば「次への糧」となり、先々の的中の源泉となるわけです。
このサイクルをしっかり理解しておくことが、馬券投資での基礎中の基礎。

「不的中は的中の母」

となるわけです。

どういうことかと申し上げれば、プライベート情報であっても「人が媒介」となって情報がやり取りされる以上、様々な「誤差」が介在するわけです。その誤差を埋めることの多くは「コミュニケーションの回数を重ね、基準を知る」という行為にて、かなりの確率でその誤差の介在レベルを下げることに成功するわけです。

人によって言葉の「使い方」が違うこと

この事を深く理解していないと、自分の基準だけで相手の言葉を把握し「誤差」が生まれるわけです。

例えば今回のスマイルカナ陣営の取材メモによれば

-----取材メモ引用-----

<レース1週前>
2走前はまるでリズムが狂ったレースになってしまった。逆にひいらぎ賞はいいリズムで競馬ができた。だからこそ、次は何が何でも逃げるし、押してでも逃げさせる。それで、最後どこまで踏ん張れるかをこのレースで図りたい。赤松賞で負けたシャインガーネットも出るし、自分の競馬ができたらどれくらい差を詰められるのかを見てみたいよね。

<枠順決定後>
この枠なら鞍上も腹は決まったでしょ。
スタートだけに集中させて欲しいね。
出来自体も前走より上がっているからね。
-----引用終了-----

ここで、触れたいのが行間につまった「スタート(ゲートの出)への不安」について。
この取材対象は勿論オーナーサイドに対しての取材なわけですが、惨敗を喫した赤松賞、それとは逆に快勝したひいらぎ賞、実のところこの2つのレース共に「満足ゆくゲートではなかった」と別ラインの取材で漏らしているわけです。

だからこそ「押してでも出していく」という発言に繋がり、「二の脚に期待した逃げ」を打つ事が想定されていたわけです。となれば、スマイルカナ自体はオーバーペースになる可能性も著しく高かったわけです。

この「ゲートの出」の部分に対しての認識で誤差が出てしまったのが、今回の不的中を生んでしまった要因となります。

数ある項目を数値化した情報指数の中から【ゲート】に関する項目をお見せすれば分かりやすいので、その部分だけお伝えいたしますと

【No.39:ゲート:63.1pts】

という数値が出ています。

情報を定量的に評価するためのAIを用いておりますが、入力させる際の表現(文字列)でその数値は変わるわけです。
そこに、今回のコミュニケーション上の「誤差」を補正した文字列を組み込むと、その数字は

【No.39:ゲート:76.3pts】

にまで上昇致しました。

これらのケースから算出した「レース想定LAP」「レース想定隊列」を各陣営に共有することで【レース戦術】が決まるわけですが、その大元となる想定データに誤差が出たことで、ルメールにしてもマーフィーにしてもあの様なレースをしてしまったと言えるわけです。

勿論対象がサラブレッドである以上、全ての情報が的確に定量化されることは難しいのは勿論ですが、まさにそれだけの「ゲートの出」を繰り出したスマイルカナと柴田大騎手に賛辞を送るしか無い結果となってしまい、ご期待を頂いたメンバー様には残念な思いをさせてしまう形となりました。

しかしながら、「原因がわかっている」ということが重要であり、上記のような補正をくり返すことこそが安定の礎となってゆくわけです。勿論、現時点での様々なデータも過去から積み上げた産物であり「ローマは一日にして成らず」ではありませんが、20年以上の情報データを持っている当会だからこそ、簡単な補正のみで済んでいるという事実も、併せてご理解いただきたいと存じます。

さて、12本の提供ラッシュとなった3日間開催。
フェアリーSの不的中も含め、TOTALの戦績は12戦8勝となりました。

プライベートランク別の戦績で言えば

☆5つ=2戦2勝
☆4つ=2戦1勝
☆3つ=4戦2勝
☆2つ=4戦3勝

という結果。

反省すべき点もいくつか有った週であることも事実ですが、トータルでのプラス収支は勿論のこと、先週のREVELATION DIRECTIVEにて事前示唆した通りの結果になったシンザン記念と土曜京都の新馬戦。

その2本のレースについて、先週のREVELATION DIRECTIVEで私が語らせて頂いた内容を振り返らせていただきます。

土曜京都6Rメイクデビュー
日曜京都11Rシンザン記念

プライベートランク「☆=5つ」の高ランクを叩き出していた2つのレース。

もちろん、この2つのレースを取り上げたのには理由があるわけです。
本来「☆5つの秘匿性」のレースについてあそこまで詳しく紹介させていただくことはご法度中のご法度。

それでも、記述させて頂いた理由は「パラダイムシフトを象徴するレースであるから」という事に他なりません。

まずは土曜日の京都6Rメイクデビュー戦。

まずは、買い目の見解に記した重要内容記述部分を引用いたします。

-----以下見解より一部引用-----

自らの繁殖牝馬群に箔をつけるため【世界のDeep Impactの名】を取り込むためべく種付けを行ったDarley Japan Farm。そこで生まれた「牝馬」を未来のダーレー・ジャパンFの中心的繁殖牝馬に育てるという、ある意味では「掟破りの血の強奪」を行ったワケで、その露骨な施策に穏やかならぬ空気が今週は漂っていたのである。

REVELATION DIRECTIVEにて記した「ディープインパクトの種付け頭数の推移を表した表」を思い出していただきたいが、2017の7頭を境に一気に種付け頭数を減らしたDarley Japan Farm。

つまり、2017年生まれの7頭の内「牝馬が6頭」を占めたことで、目標であった「ディープインパクトの牝馬10頭」の確保に成功したわけである。

REVELATION DIRECTIVEにも書かせていただいたが、種付け数を増やしたのは「Darley自家生産の初産駒で代表格のチャレアーダが活躍する前」である。つまりは、活躍するか否かではなく「いち早く牝馬を生ませるため」だけに一気に7頭に増やしたというのが真実であり、目標頭数である10頭の牝馬が生まれた途端に、露骨に種付け頭数を減らしたわけである。

この露骨なやり方に「Darleyのディープ産駒包囲網」が敷かれたのが今回の新馬戦である。

勿論、包囲網を敷かざるを得ないだけのポテンシャルを「ホワイトロッジが持っている事」が前提であり、刺客を送らなければ勝利されてしまう事がわかっていての施策であることは言うまでもない。

その最大の刺客として「ノーザンF生産:ディープインパクト産駒」のレイパパレがこのレース送り込まれた背景が、まさに、「ホワイトロッジを勝たせるな!ここで、ダーレー生産のディープ産駒に負けるような事があっては社台SSの沽券に関わる」という号令であったわけだ。

包囲網を想起させるキーワードとして

・「軋轢と懐柔」と表現したいほどの出走メンバー
・更には生産牧場は社台系ではなくともフォーリー騎手にルクルトをあてがってきている
・ダート傾向の強いサマリーズにディープインパクトを種付けした背景

と書かせて頂いた。

有力騎手は回さないという意志がありながらも、そこに「軋轢と懐柔」という背景があったこと。
だからこそ、私は「ホワイトロッジに注目」と書かせていただいたわけである。

これだけの包囲網を敷いて来たにもかかわらず「注目」と表記した理由は、買い目を見てご理解いただけたであろう。

レイパパレとの馬連完全一点提供。
それが、このレースの答えである。

-----引用終了-----

他言無用と申し上げた見解の一部を引用させて頂きましたが、如何でしょうか。
Darleyとしても繁殖牝馬を強化する上で「Deep Impact」の血を抜きに語れないわけですが、それでも「やり方の筋」が通らなければ、この様な状況が生まれてしまうのが近代競馬の象徴であり、現在がまさにパラダイムシフトの真っ直中にあることの象徴なのです。

「たかが新馬戦」

そう捉えられては困ります。

ディープインパクトの血をめぐる「ノーザンF vs Darley Japan Farm」の構図でありながら、「世界のDeep Impact」産駒のワンツーフィニッシュで決着させるという非常に特殊な背景をご覧いただいたわけです。

配当云々ではなく、これだけの背景を把握していたからこそ【自信を持って】お届けできた的中であるわけです。

この様に「再現性を高める」事のできる根拠を積み上げてゆくのが当会の指名でございます。

そして、もう一つの☆5つの秘匿性を持っていた「シンザン記念」。

こちらも、見解から重要な部分を引用させていただきたいと思います。

-----以下見解より引用-----

【ディープインパクトの牝馬の価値】

については、今までも様々な場所で書かせて頂いた。
私供にとって見ればルーツドールがなぜあそこまでの人気になっていたのかは、正直「謎」である。
新馬戦の時計がすごいという指標による評価なのかもしれないが、異常なほど時計が早かった時の東京競馬場での時計であり、過去の時計と比較するなら、馬場補正することが常識だと思うが、競馬ファンや競馬マスコミが上っ面の時計だけを見て比較したとしか思えない。

勿論、ルーツドールに全く能力がないわけではないが、あからさまにルメールがサンクテュエールを選んでいるのに、なぜこの様な人気の逆転現象が起こったのかは、正直未知であるが、当会のメンバー様にとっては非常に有意義なレースになると断言できる。

その点を踏まえREVELATION DIRECTIVEに書かせて頂いた以下の言葉を思い出していただきたい。

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その中でも[ルメール]がサンクテュエールに乗り、川田がルーツドールに乗ったという事実の裏にどの様な真実が隠されているのか?

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原文のままコピーペーストさせてもらった。
あからさま過ぎて、自分で振り返っても「やりすぎたか?」と思えるほどの表記だが、ルメールにだけ[]カッコを付けて表記している。

今買い目をご覧になってくださっているメンバー様は、[松井、書きすぎだ]と思われるかもしれませんが、そこはご容赦頂きたい。

その上で、◎サンクテュエールはヴァルナを先導役として、基本的にはルーツドールより前目につける戦術で望むことが確定している。

福永騎手がどの様に先導するのか、ルメール騎手がその後ろでどのタイミングで仕掛けるのか、騎手の手腕も含めた見どころ満載のレースとなることは確実。

そのあたりの動きにも目を凝らしていただきたい。

※補足※
尚、本提供が【馬単】による購入指示となっている背景に、武豊騎手[オーマイダーリン]、和田騎手[タガノビューティ]に関しては、サンクテュエールの勝利を邪魔しないことが厳命されております。そのため、対抗以下◯から△まで評価順は付けておりますが、比率などを付けずに均等買いにて購入頂くこと、並びに、その様な背景がありますので、3着馬に関しては紛れが出やすい評価値が算出されておりますので、3連系の馬券などを個人馬券で購入する事は控えて頂いた方が賢明と申し上げておきます。

-----引用終了-----

【世界のDeep Impactの血】をめぐる1つのカタチをご覧に入れたシンザン記念となりました。

正直を申し上げれば、リアアメリアが阪神JFにて大敗を喫したことで、シンザン記念にて人気の捻れが出現することは多少は想定できておりました。

とはいえ、馬単4660円もつくことになるとまでは想定していなかったことも事実で、非常にシンプルな馬券で有ったにもかかわらず、これだけの破壊力をもたらしてくれたことは、複合的に要素が絡み合ってのこと。当会の事前想定オッズでは【18倍前後】でございましたから、約3倍もの上方修正となりました。

さて、その上で最後に申し上げたいことが1つ。

12戦8勝という戦績は[8勝した]とも取れますが、[4敗している]とも取れるわけです。
プライベートサロンにて当会が[1本単位で情報販売しない理由]がそこにあります。

競馬に絶対はありません。
だからこそ、REVELATION REPORTにおいても、的中のみならず[不的中馬券]となってしまったレースの解説も行い、「どの様に考えるのが適切か?」という指標を示しております。

不的中とどう向き合うか?

については、馬券投資を行う上で何よりも重要な事。
当会のメンバーとして、活動するにあたってはまずはその点に関してのご理解を深めていただきたいと存じます。

1本の不的中体験で、他のレースが買えなくなるようなことが起これば、その後何本的中情報を公開しても、プラス収支は出せませんからね。

何の根拠もなくポジティブになれ!

と言っているわけではなく、大前提として[馬券投資では、不的中を内包した投資であり、連戦連勝ではなく、上下を繰り返しながら右肩上がりに上昇させる、株式チャートのようなものである]ということは、理解しておいていただきたいと存じます。

ただし、その様な中でも時に[非常に特殊なレース]が発生し、通常の3倍、5倍といった軍資金で望んで頂くケースもございます。その際に、しっかり購入していただけるだけの信頼関係を構築するための[前提理解]は必須となりますので、是非ともご理解賜われれば幸いでございます。

さて、今週末は「京成杯」「愛知杯」「日経新春杯」と、楽しみなレースが続きます。
また、中京開催の幕開けと有って、いくつかの面白い話も飛び込んできております。

明日には、プライベートサロンの一般募集のご案内が配信されると思いますが、審査を含めてご入会がかなった際には、「重賞だから厚く買おう」といった、主観による投資額の変動などはご法度です。特に、今週土曜日の中京で提供される予定の「未勝利戦」に関しては、入会直後だから「様子見をしておこう」というようなレースではございませんので予め申し上げておきますが、「しっかり」購入できる準備は整えておいてください。

レポートは、以上となります。

今週末の提供内容にもご期待下さい。

JTTC‐日本競走馬育成評議会
松井彰二


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※上記記述中に「中京開催」との記述がございますが、「小倉開催」の誤りでございます。お詫びの上訂正いたします。

×【中京開催の幕開け】
〇【小倉開催の幕開け】

×【今週土曜日の中京で提供される予定の「未勝利戦」】
〇【今週土曜日の小倉で提供される予定の「未勝利戦」】