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先週残した成績から申し上げれば7戦6勝という結果。
REVELATION DIRECTIVEをお読みのメンバー様からしてみれば1週1週の結果と、中長期で流れているパラダイムシフトの潮流を照らし合わせながら、短期的な視点と中長期的な視点が徐々に醸成されつつあることは間違いありません。
さて、先週のREVELATION DIRECTIVEの内容を振り返る上で最初に申し上げたいことは「大サービス」を施したという事。
2020年最初の「1月総会」が開かれたことは既報の通りでございますが、現状当会の理念をご理解いただきながら適時開放を行っているプライベートサロン。ご希望の方への審査が遅々としている現状にお詫びを申し上げ、とはいえ、当会の理念をご理解いただけない方には、門戸を開放する意志がないことをご理解いただくべく、鋭意審査業務に勤しんでおります。
その上で、先週、理事会から発令された私への指令。
「松井君、現状審査の進みが遅いことは、ご入会を心待ちしている無料メンバー様には申し訳ないと思っている。もちろんREVELATION DIRECTIVEの本来の目的は理解しているが、そのような方々のためにも、少々規制は緩めても構わない。お待ちいただいている間にも、楽しんでいただけるよう、松井君なりに配慮してくれ」
正直、どこまでのラインが正しいのかは、当の私ですら手探りな状態で先週のREVELATION DIRECTIVEを執筆させていただいたわけですが、いかがだったでしょうか?
プライベートギフトに指定された東海Sは印と各馬の見解が公開されておりましたのでこの場では割愛致しますが、残り6本のレース中、4本のレースは「◎軸馬」を公開し、AJCCに関しては、ほぼ買い目の順番で丸々公開しておりました。
やりすぎであったのか否かが私としても図りかねる状況であったと感じているわけです。
まず、オルフェーヴル産駒関連の話について。
土曜日中山5Rにて私は以下のように記述いたしました。
『母父キングカメハメハのウシュバテソーロを筆頭にどのような着順になるのかご注目ください』
ウシュバテソーロを「筆頭に」と記述しております。
1人気のエルバルーチェではなく、2人気のウシュバテソーロを筆頭と記述する以上、それが◎であったことは明確でしょう。勝利した馬も対抗〇に抜擢させていただいた、オルフェーヴル産駒で9人気のカンパラ。敢えてこのレースに触れた意味もご理解いただけたことでしょう。
続いて、日曜日の京都の新馬戦。
オルフェーヴル産駒のカペラについて触れさせていただきましたが、こう記述いたしました。
『余力残しだった追い切りの意図を想像しながら、レースぶりに注目して欲しい一頭』
正直に「余力残し」であったことを告げていたわけで、つまりはこのレースが指定されていないことは明白。その上で、今後カペラをプライベートサロンにて指名する可能性がある事を伝えたかったわけです。
続いて、日曜日の中山10R初霞賞。
これは正直だれが見てもエクリリストワールが頭一つ抜けた馬ですから、勝ち負けを語るレベルではなく確勝級の一頭であることは明白だったでしょう。なにせ、持ち時計が1秒以上早いわけですから、他のメンバーとは格が違いますよね。レース内容もまさにそれを証明しておりました。
その上で、私はこう記述していたわけです。
『AJCCの結果にも直結する可能性の高い川田騎手の動向には注目』
そうです、結果に直結すると書かせていただいたわけですから、川田騎手が10Rを勝った段階で、「ブラストワンピースが勝つのか」とご理解いただけたはず。
さらにブラストワンピースに関しては、別の箇所でも確勝を示唆させていただきましたね。
それが以下。
-----以下引用-----
岩清水Sでは「ドナウデルタ」でしょうし、AJCCでは「ブラストワンピース」でしょう。
ともに、ノーザンファームの生産馬ですが、調整面で2頭の間には大きな違いが1つございます。
勿論、詳細までは伏せさせていただきますが、ノーザンFは本当にこういう使い分けもうまいなと感嘆したということだけは伝えておきたいと思います。
-----引用終了-----
この内容をとらえていただくうえで、土曜京都メイン石清水Sにて◎に指名したドナウデルタが圧勝していたこと。ノーザンFが休み明けの調整パターンを何パターンも持っていることに私自身「感嘆」したわけですが、そのドナウデルタとは全く別の調整方法でブラストワンピースも圧勝させるとは、ノーザンFという組織は、まさに日本の競馬界を技術でもけん引している組織であると、心より感嘆するわけです。
つまり、ここでもドナウデルタの勝利=ブラストワンピースの勝利を示唆させていただいたわけですが、ある意味ではもっとストレートに書かせていただいたのが、4つの視点と申しあげた部分。
まずは、AJCCの評価順をご覧ください。
◎11ブラストワンピース
○10ステイフーリッシュ
▲5スティッフェリオ
☆2ラストドラフト
△3ミッキースワロー
△9ニシノデイジー
その上で、私が執筆したREVELATION DIRECTIVEでの4つの視点で記述した、馬の並びをご覧ください。
-----以下引用-----
■ブラストワンピース
なぜ、1週前の段階で敢えて「太めが残っているという話」がマスメディアを賑わしたのでしょう。この後の大目標は大阪杯であることは明確です。帰国時からここを目標にと宣言していますが、それはブラストワンピースの事を思ってのローテーションであるのか、それとも、ノーザンFの使い分けの1つなのか。
追い切り画像に答えに直結するような注目すべき1つの挙動がありました、お気づきでしょうか?
■ステイフーリッシュ/スティッフェリオ/ラストドラフト
社台F生産、社台RH所有の3頭は、なぜここを同時に使ってきたのでしょう。
スティッフェリオが逃げるレース。
オールカマーとのレースLAPはレース後に絶対に比較しましょう。
■ミッキースワロー
なぜ今回、前3走手綱を託した菊沢騎手でなく横山典騎手に手綱を戻す必要があったのでしょう。
更に申し上げれば、そのあたりの話が多少メディアでも書かれていましたが、本当にそれが理由でしょうか。
■ニシノデイジー
菊花賞でルメール騎手への乗り替わりを敢行した西山オーナーに避難が集まったのは記憶に新しいですが、今回、勝浦騎手に戻すでもなく、ルメール騎手に連続騎乗してもらうでもない重大な理由に、菊花賞でのルメールの痛恨の失態があるのですが、その失態の内容が今回のレースにどのような影響を及ぼすのか?ニシノデイジーは勿論、ルメールの動きにも注目していてくださいね。
ストレートに書かせて頂きましたが、この4つの視点に関しては、全て明確な答えがあります。
この答えをつかめれば、的中はほぼ間違いなく手の中にあるといえるレース。
-----引用終了-----
分りましたか?
評価順の印のままに記述し「ストレートに明確な答え」を書かせていただきました。
もちろん、評価順のままに記述していますよ!とは申し上げておりませんから、事前には気づかないでしょうし、気づいたとしても確証が持てない以上、馬券をこの通り買うことはできなかったでしょう。
しかしながら、結果が出てみれば、そもそも「こうなると知っていなければ書けない内容」のオンパレードだったとは思いませんか?
もちろん、そのように執筆しておりますので、私からすればごくごく当たり前の結果であり、プライベートギフトを含め実際に馬名を上げた5頭が以下の結果を残してくれたことも、プライベート情報を知る立場の私からすれば、さして驚くべきことではありません。
◎ウシュバテソーロ=3着
◎エクリリストワール1着
◎ドナウデルタ=1着
◎ヴェンジェンス=2着
◎ブラストワンピース=1着
この結果を見て思うことは、正直、ここまで晒してよいものであったかどうか?ということ。
理事会のお墨付きは貰っていたとはいえ、これはさすがに公開しすぎなのではないか?
と考えてしまったほどに、まっすぐ、ストレートに当会の本命馬を公開させていただいた先週。
理事の面々だけでなく、プライベートメンバーの方からは「さすがに、AJCCは書きすぎではないでしょうか?」というご指摘を受けたことは事実であり、私自身もこれが本当に良いことであったのかは、今の時点では疑問符がついております。
この内容をご覧になった無料メンバー様が、後々、「あの時のDIRECTIVE=指南があったからこそ、今、安心して馬券購入ができます」とおっしゃって頂ける時が来れば、私自身、ああ良い事をしたんだなと思えるでしょうが、現状、もしも無料メンバーの方々が「タダ貰い出来た、ラッキー!」という程度の感覚であるならば、正直、失敗の部類なのではないかと感じるわけです。
と申しますのも「今回のDIRECTIVEは本当にわかりやすかった、松井さんこれからもその調子で頼む!」といったニュアンスのメールが数十件届いていたのです。
もちろんわかりやすく書いておりますので、分りやすかったでしょう。
他のレースに関しても、若駒Sはキズナ産駒のケヴィンが本命◎とエピファネイア産駒(母父でキープインパクト)のアリストテレスが対抗〇での馬単フォーメーション提供は、まさに京成杯と同じ構図であり、言うまでもなく石清水S◎ドナウブルーはジェンティルドンナの近親であり、母父もディープインパクトでございましたね。
確かに「わかりやすかった」わけですが、せっかくメールをいただいているのに、なぜそれだけで、メールが終われるのか?
それよりも重要な「ドナウデルタとブラストワンピースの調整方法の明確な違いってなんですか?」であったり、「ブラストワンピースの答えに直結する動画で確認できる挙動ってどのようなものですか?」という質問を期待しておりましたが、そのような質問が、実は一切来ていなかったこと。
もしくは「ブラストワンピースの追い切り動画!〇〇〇〇を見れば一発でわかりますね!」など、そのような視点のメールが来るかもと、期待していたのですが、残念ながらそのようなお問い合わせはございませんでした。
先週のREVELATION DIRECTIVEにて私はこう記述いたしました。
何が申し上げたいかと言えば「すぐに理解は出来なくとも、このREVALATION DIRECTIVEを読み続けているうちに、“違う視点が身につく”」という事を申し上げたい
このような、期待を無料メンバー様にするのは間違いなのでしょうか?
確かに、勝てれば何でもいいというような方は沢山いますが、そうおっしゃられるだけの方は審査に通過することはありません。
JTTC監修BOOKS「サラブレッドを知らずして競馬を語るべからず」にて、私は以下のように記述いたしました。
-----BOOKSより引用-----
私共の持つ知識と一般競馬ファンの皆様の持つ知識に大きな開きが有るということに大きな危惧を覚えておるのです。
この前提知識量の格差はいくつかの誤解を生むケースが有ると認識しているのです。
もちろん、プライベート情報を元にした『予想、買い目、見解』これらを提示するのが「プライベートサロン」でございますので、前提知識量が乖離した状況でも、指示通り馬券購入して頂ければプラス収益は出していただけると存じますが、しかし、本当に正しい信頼関係を結ぶことができるか否かに関しては、いくつか疑問が残るわけです。
特に、競馬に絶対がない以上4週間の期間中に「結果が伴わないレース」が混在することは往々にしてございます。
予め申し上げておきますが、不的中が怖いのであれば、馬券の購入はお薦めいたしません。
馬券で利益を出すためには「ご本人で馬券を購入していただく」という作業が必ず含まれるわけですが、「不的中になることが不安で馬券が買えない」という方を関係者の中でもよく見かけるのです。
それが、サラブレッドに関する知識量が少ない一般競馬ファンであれば「尚更に不安を持つのではないか?」と思う理由でございます。
もちろん、多くの方が「大丈夫」と仰っていただけると思いますが、もしもそのような方がいた場合は、ご入会をお断りするケースを想定していることを予めご了承下さい。
馬券で勝ち続けるためには、実はいくつかの「資質」が必要であり、その一つが「敗戦時の思考処理の上手さ」と言えるのです。
これが出来ない方は当会の情報を持ってしても「常勝」のお約束が出来ないわけです。
これは情報に自信がないということではなく、資質が伴わない方は「厚く買った時に外れ、薄く買った時に当たる」というような自己判断を混在させるケースが多いという理由からです。
厳しい言い方をさせて頂ければ、つまりは、その自己判断とは「負けている人の基準」で判断しているわけであり、それが正確な判断か?と言われれば、私の立場からは「NO」と言わざるをえないわけです。
これは、ご自分の力ではプラス収支が出せない方が多いという前提に立った発言ですので、現状「自力で何年もプラス収支を出している」という方には当てはまりませんので、悪しからずご容赦下さい。
しかしながら、自力で勝てないのにも関わらず「自己判断」を全面に出してしまう、自分に甘く、他人に厳しい。
そういった方の多くは
「自分もこの馬が本命だったから厚く買ってしまった」
「自分は絶対に来ないと思っていた馬が本命だったので買うには買ったが薄めに買ってしまった」
とおっしゃられるのです。
これでは、どれだけの情報を駆使しても勝たせて差し上げることは出来ないわけです。
『価値基準を変えることができるか』
『新たな価値基準を受け入れることができるか』
競馬の勝ち組に居座り続けるためには、競馬の知識よりも、まずは、そこが重要なのです。
------引用終了------
当会とのリレーションシップをとる中で、皆様方の「競馬観」だけでなく「競馬力」が上がる事こそが、本当の目的であり、利益はその副産物に過ぎないとすら、思っているわけです。
ぜひ今一度、当会をどのように利用するかについて、熟考いただきたいと存じます。
もちろん、ご理解いただいている方にとっては、何を当たり前のことを言ってるんだとお叱りを受けるかもしれませんが、やはり、とても重要なことでございますので、今後も幾度となく言及するかと思いますが、競馬界の未来を創るためであると、ご理解いただければ幸いです。
上記、JTTC監修BOOKSの最後にも記述させていただいた言葉で、本日のレポートを示させていただきたいと存じます。
ここまで長文のコラムを『最後までお読み頂いている皆様』には、「価値観を変えたい」「新たな価値観を身に着けたい」という欲求をお持ちの皆様であると判断できるわけでございます。
つまり、『競馬の勝ち組に居続ける資質』をお持ちの方。
是非とも、その資質をこの先の競馬ライフに活かすべく、当会より発するメッセージに、耳を傾けていただければ幸いです。
レポートは、以上となります。
今週末より東京開催の幕開けとなりますが、中山開催とはまた違った「パラダイムシフトの潮流」が見られる運びとなりますので、そちらも楽しみにお待ちください。
JTTC‐日本競走馬育成評議会
プライベートサロン統括本部長
松井彰二