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【結果総括】REVELATION REPORT「根岸S週レポート」

『今回のクロッカスSは「リアルインパクト産駒確勝競走」という別名をつけさせていただいた方がその背景が伝わりやすいと言えるでしょう。』

この書き出しから始まったクロッカスSの見解。
まずはご参加いただいた皆様に、的中馬券をお届けできたこと、嬉しく思います。

おめでとうございます。

先週のREVELATION DIRECTIVEにて「当会が握る最高峰のレース」としてご紹介させていただいておることからもご理解いただけると存じますが、まさに、失敗は許されないレース。その意味が分かるメンバーの皆様にとっては、このレースにて「ラウダシオン」が勝利を収めたことの意味の大きさをだれよりもご理解いただけているのではないでしょうか?

しっかり振り返らせていただきたいと存じます。

2週前のREVELATION DIRECTIVEにて記述した内容から振り返らせていただきましょう。

-----以下引用-----

血を繋ぐという意味では、孫世代の活躍も非常に重要となるわけですが、「キングカメハメハ→ロードカナロア→アーモンドアイ」といった代表的な系譜がディープインパクトにはまだないわけです。ディープインパクト産駒として、種牡馬入りしている各馬から「バケモノ級」の産駒が出ていないという事実と、なぜ先週の京成杯にて「キズナ産駒のクリスタルブラックが勝利したのか」という事になんの相関関係も無いと考えるほうが不自然なわけです。

ディープ系種牡馬の産駒
母父ディープ産駒

この系譜を持つ活躍馬をいかに輩出するか?

この課題は非常に大きな課題と言えるわけです。

-----引用終了-----

ディープインパクト直仔の種牡馬である、キズナやリアルインパクトがどのような宿命を背負って種牡馬入りしているのかは常々語ってきておりますが、今回のクロッカスSはまさにその象徴ともいえるレース。

その上で、当週のREVELATION DIRECTIVEでは、圧倒的1人気に支持されていたアブソルティスモに関する「違和感」を徹底的に追求し、「それとは逆に」と持ち上げさせていただいた「リアルインパクト産駒2騎」がいかに種牡馬ビジネスにおける成果をたたき出しているのか、というお話をさせて頂いたわけです。

当会の指定は以下の通り。

◎9ラウダシオン
○8アルムブラスト
▲4シャドウブロッサム
☆7ハーモニーマゼラン
△1ゼンノジャスタ
△10アブソルティスモ

ただのリステッド競走にリアルインパクト産駒を勝たせるのではなく、リアルインパクト産駒はアブソルティスモという高額馬に勝てるのだという印象を残すべく、そして、万全を期し2頭のリアルインパクト産駒を送り込んだ社台グループ。

いや、当会が打ち込んだリアルインパクト産駒への◎〇の印が誰の補填につながるか?という意味では、社台グループという呼称ではなく、「社台スタリオンステーション」と表現することが一番わかりやすいでしょう。

優勝賞金がかすむ程の大きな金額が動く種牡馬ビジネス。
つまり、種牡馬ビジネスの視点でいえば欲しいのは「賞金ではなく」、勝利という事実であり、もっとストレートに言えば「ブラックタイプ」であるわけです。

ディープインパクト、キングカメハメハ亡き後、オーナーサイド、生産者サイドからしてみれば「下剋上が成り立つ状況」が整っているわけです。いわゆる高額種牡馬でなくとも、活躍馬が見込める可能性が上がっているという事は、種牡馬ビジネスにとっては「最大のチャンス」であるわけです。

種付け料数千万円などという、ビジネスが成り立つのももちろん成功の形の一つですが、500万円前後の種付け料の馬がしっかりと活躍することこそ、「底辺の拡大」「底辺の充実」につながり、ひいては競馬界の発展につながるわけです。

ディープインパクト系種牡馬への補填。
ディープインパクト、キングカメハメハの死の補填

2大種牡馬の喪失は、パラダイムシフトを強制的に発動加速させるほどの事案であることは、ここまで何度となく申し上げてきましたが、今後もこの事に関連する「補填」が数多くみられることは、明言しておかねばならないでしょう。

クロッカスS
馬単フォーメーションによる「馬単6070円」の的中。
ご参加いただいた皆様におかれましては、あらためておめでとうございますと申しあげさせていただきます。

その上で、「社台グループの思惑がどれほど強くレース結果に影響するか?」という事実を目の当たりにして頂けたことは、お金では買えない価値を有しております。

先週も…

「選択レースの視野を広げた」
「使い分けのレベルが一段上がった」

と申しあげましたが、特に「使い分けのレベルが一段上がった」ことを証明するかのようなレースがまさにこのクロッカスSであり、梅花賞でございましたね。

梅花賞の話を致しましょう。

募集価格1億円の馬、アブソルティスモをいわゆる「ダシ」に使ったレースがクロッカスSであれば、良血クリソプレーズの仔、ヴァーダイトをいわゆる「ダシ」に使ったレースが、この梅花賞。

兄クリソベリルがサウジカップに招待されたタイミングで、使われたヴァーダイト。本当にここを勝てるだけの能力を持っている馬であれば、なぜわざわざ「同じノーザンF生産のエカテリンブルクを同時出走させたのか?」という疑問が湧き出るわけです。

しかも、エカテリンブルクは「社台グループオーナーズ」の馬。
名義こそ吉田勝己名義ではありますが、つまりは、「馬主数人で共有している馬」であり、「ヴァーダイトに死角在り」という明確な状況でなければ、「なぜそんな馬にぶつけるんだ」と、出走反対の声が出てもおかしくない馬。

その馬を使ってきているという事実。

この事実だけで、十分すぎるほどの「背景」が読み解けるわけです。

重賞ではなく、わざわざ1勝クラスの条件戦に、

ヴァーダイト
エカテリンブルク

を複数出走させたノーザンF意図は「ヴァーダイトは敵にあらず」という事が事前にわかっていたからに他なりません。

その上で、世界の耳目を集めるためにクリソベリルの弟を出走させたわけです。

「ヴァーダイト」が勝ちに行っていない事は、川田騎手の騎乗を見れば明らか。先週の京都競馬場は「明らかな外差し馬場」であったにもかかわらず、ヴァーダイトの進路は「外から差して下さい」と言わんばかりに、内へ。

しかも、直線では同グループ生産馬のキングオブドラゴン坂井瑠騎手が、さらに内にかぶせるような騎乗をするほどの念の入れよう。

ヴァーダイトが敵にあらず、キングオブドラゴンがそれをサポートする。

怪しまれずに「負ける」というミッションにおける最高の騎乗を川田騎手が見せてくれたわけです。
彼ほどの騎手が「内が伸びない事」を把握していない訳がありません。

もちろん、最内枠であったとしても「外」に進路を取れる場面は少なくとも3度はありましたが、そこでも外には出さず。次の10R花見小路特別のボッケリーニにて外から鮮やかに差し切り、通算1400勝を達成したことを見れば「明らかにわかっていたのに、そうしなかった」という事が、ヴァーダイトとボッケリーニの騎乗を比較すれば一目瞭然であるわけです。

「一段上の使い分け」

当会の◎エカテリンブルクこそ3着ではありましたが、対抗〇のブルーミングスカイが優勝。エカテリンブルクはディープインパクトの兄弟ブラックタイド産駒、そして、優勝したブルーミングスカイはディープインパクト産駒。

サウジカップに選出された「クリソベリルの弟」に注目させる形で、そのレースにて「別のディープインパクト産駒に勝利させる」という使い方。

つまりは、ディープであればどのような牝系でも走るのだ、と世界に見せつけた今回のレース。
ディープ亡き後、その効果がどこに向かうのかは、おのずとご理解いただけるのではないでしょうか?

上記した重要箇所を再引用いたします。

-----以下引用-----

ディープ系種牡馬の産駒
母父ディープ産駒

この系譜を持つ活躍馬をいかに輩出するか?

-----引用終了-----

その目的を常に補完すべく「ディープインパクト」自身の勝利だけでなく、兄ブラックタイドなども含めた「血の補強=ブラックタイプの補強」が日々繰り返されているわけです。

まさに、お見事としか言いようがありません。

また、お見事といえば、このレースもまさにお見事。

そうです、シルクロードS。

明らかな外差し馬場であったことも含め、ストレートに「モズスーパーフレアは◎ではない」と申しあげた一戦。

当会が指名した◎は川田騎手鞍上のアウィルアウェイ。
印は以下の通り。

◎8アウィルアウェイ
○6エイティーンガール
▲13ディアンドル
☆2カラクレナイ
△12ジョイフル
△15ナランフレグ

シンプルに馬単提供という最終結論になったなかで、1人気、2人気をぶった切っての提供。
個人的にはモズスーパーフレアが1人気になると踏んで「◎ではない」と警鐘を鳴らせさせて頂きましたが、開けてびっくりレッドアンジェルが1人気。正直当会の推定人気では「4人気」がいいところだろうと見ていたレッドアンジェル。休み明けで明らかに太く、しかも伸びない最内枠。なぜ、このような人気になったのか?私共には、全く理解できません。もちろん、買い目からばっさり切り捨てたわけです。

バッサリ切った

等と表現しますと、イチかバチか的なニュアンスでとられかねないケースもあるので、断言しておきますが、正直「取り上げるほどのこともない」というレベルで、淡々と切られた一頭であり、そういう意味では、ハッピーアワーの方が最後まで取捨に悩まされたといえるほどでございました。

その上で、なぜ私が「モズスーパーフレアは◎に非ず」とまで宣言させていただいたか?

今はただ「京都の馬場には裏目的が存在している」としか申せません。

その京都の馬場で最高の騎乗をしてくれた川田騎手。
そして2着にエイティーンガールを導いた四位騎手。

まさに、共に職人と言っていいでしょう。
お見事でございました。

惜しむらくは、3連単で提供できていれば…

と言いたいところですが、正直現状の「裏目的」が発動している京都の馬場でのハンデの短距離戦。
10万馬券の決着。
結果論でいえば、3連単で出していれば取れた馬券ではありますが、そこは、敢えて申し上げておきます。

馬単であったからこそ相手を5頭までに絞れたレース。
これが3連単であれば、提供買い目はおそらく40点ほどとなっていたでしょう。
それでも、10万馬券が手に入れば御の字だと考える方もいるかもしれませんが、レースをご覧いただければお分かりの通り、買い目からばっさり切り捨てたモズスーパーフレアの思った以上の好走での4着は、馬単という視点から見れば「切って当然」という結論ですが、3連単という視点で見れば「切れない馬の一頭」であることはお分かりいただけるはず。

今後も「結果だけを切り取ってしまえば、勿体ない」という事もあるかとは思いますが、それでも優先すべきは「的中と回収のバランス」でございます。当会の馬券投資の根本思想でもありますので、ご理解いただければ幸いです。

そして、最後に触れなければならないのが、根岸S。

重賞競走を差し置いて「当会最高峰のレース」とご紹介させていただいていたクロッカスS。そのクロッカスS同様「一段レベルが上がった使い分けの内情」をご覧に入れた梅花賞。そして、「京都の馬場の裏目的」を印象付けたシルクロードS。と、REVELATION DIRECTIVEにて事前示唆した通りの結果が随所に見られた一週間ではございましたが、先々週の東海S、そして、先週の根岸Sがなぜプライベートギフトに選出されたのか?について触れてなければ、今回のレポートは締めくくれません。

先々週の東海Sでの的中に続きこの根岸Sの的中で、フェブラリーSの前哨戦は「2戦2勝」という結果に。

共に、プライベートギフトとして提供したことの真意として「フェブラリーSへの自信の表れである」と受け取っていただいて結構でございます。

その上で、なぜ共に「単系馬券」ではなく「連複系馬券」にてご提供したか?

ここで今一度、2つのレースの印を記述します。

東海S
◎15ヴェンジェンス
○13インティ
▲3アングライフェン
☆14キングズガード
☆7エアアルマス
△4スマハマ
△1モズアトラクション

根岸S
◎5コパノキッキング
○3ミッキーワイルド
▲16ドリームキラリ
☆15ダノンフェイス
△4ワンダーリーデル
△11モズアスコット
△9カフジテイク
△6ワイドファラオ

この二つのレースで勝利したのは

東海S:エアアルマス
根岸S:モズアスコット

共にデビュー時は「芝」でデビューしており、ご存じの通りモズアスコットに関しては芝のGI安田記念の勝ち馬。

芝からダートに主戦場を変える場合、それらの馬の適正は測れても「その能力をいつ発揮するか」という意味では、各馬の「慣れ」の度合によるケースもしばしばあるわけです。

上記2頭のポテンシャルは「ダートでも重賞レベル」という判断が下されており、と申しますより、当会の研究アナリスト班が、「ダート転戦を進言した2頭」でもあるわけで、その能力は把握済みでございました。

それでも、この2頭の「ポテンシャル」がいつどのような状況で発揮されるか?という視点でいえばまだ条件がいくつかつくレベルであったわけです。

それが、今回は「揉まれず進めたエアアルマス」と「砂をかぶっても怯まなかったモズアスコット」という条件をクリアできたことで、勝利となったわけです。

つまり、それぞれ「ポテンシャルが高い芝からの転戦組」のこの2頭がいたからこそ、連複系での提供という決断が下されたわけですが、その中において、◎が共に2着し、その◎の馬をモノサシ代わりに能力比較ができるだけの勝ち方を、エアアルマス、モズアスコットがしてくれたこと。

この事実は、この2レースで「大幅なデータアップデート」を可能にしたばかりか、この2頭がフェブラリーSに出走してきた場合のシミュレーション精度も飛躍的に上がったといえるのです。

だからこそ明言できる「フェブラリーSへの自信の表れ」であるわけです。

チャンピオンズC:3単8980円的中
東海S:3連複1390円的中
根岸S:馬連1400円的中

この3本の主要レースで的中を残していることの意義は非常に大きく、しかもその全てが「読み切った上での内容の伴った的中」であることが大きいわけです。

この3つのレースの勝利馬

クリソベリル
エアアルマス
モズアスコット

結果が出る前の段階では、誰もが取捨に困る馬であったことは事実であり、その一見すると判断が難しい馬に対しても「全て手のうちに入れた買い目提供が施された」と言えるわけです。そして、3本のレースにて◎に指名した3頭がすべてのレースでしっかり仕事を果たし、ゴールドドリーム、ヴェンジェンス、コパノキッキングとしっかり2着を確保。

全てが、フェブラリーSの的中につながる大切なレースであり、それらの結果が「本番での結果に結び付く可能性は著しく高い」と言えるレベルでございます。

必要以上に煽り立てるようなことではなく、あくまで「事実を並べているだけ」のことではございますが、2020年最初のGI、フェブラリーSは手中にあり!と宣言をさせて頂き、REVELATION REPORTをしめさせて頂きたいと存じます。