絶対領域の存在を知る立場。
パラダイムシフトの渦中にだけ出現する究極の領域。
改めてその領域の見事なまでの結果との連動性を示すこととなった青竜ステークス。
血の思惑を知る立場。
パラダイムシフトの方向性が垣間見える一戦。
改めて大転換の意志が見事なまでに結果と連動したヴィクトリアマイル。
この2つのレースが証明してくれた事。
それが
「ブラッドビジネスを正しいカタチに導く上でのレースの使われ方」
であったことをまず、念頭に置いていただきたい訳です。
まず、絶対領域の証明を果たしてくれた青竜ステークスについて。
『当会の◎が「デュードヴァン」であることに気づかなかった方はいらっしゃらない』
と断言できるレースでございましょう。
もしも、「気づけなかった」とおっしゃる方がいらっしゃるとすれば、それは、このREVELATION DIRECTIVEを単発的にしかお読み頂いてない方でしょう。
先週なぜ私の表現に規制がかけられていたか?
それは「すでに、今回の青竜Sの◎本命馬がデュードヴァンであることを、2月の時点で発表していた」と言っても過言ではない状況であったからでございます。
この青竜ステークス同様「絶対領域の証明」を果たしたヒヤシンスS。
同じ東京ダ1600mにて行われた一戦の前後に私が記述したこと。
そこに既に答えが書いてあるという事実。
■REVELATION DIRECTIVE[フェブラリーS週:2020/0222-23号]
https://jttc.co.jp/revelation_detail.php?p=1140
この週のREVELATION DIRECTIVEでまず私はこう申し上げております。
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まず最初に申し上げておきたいのがデュードヴァンの出走回避は今回の結末にはそれほど大きな影響は与えないということ。下河辺牧場生産のデクラレーションオブウォー産駒という非社台系列牧場の生産馬。母父「Tapit」という意味では非常に注目度が高かったわけですが、このレースの背景とは違う背景を背負った馬でございます
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『このレースとは違う背景を背負っている』
と書いている訳です。
つまり、ヒヤシンスSではなく別のレースにてその背景を実現する使命を持った馬であり、その馬が青竜ステークスに出走して来たわけです。
さらに、
『そういう意味では「デュードヴァンが回避をした」というよりも、「デクラレーションオブウォー」が回避をしたと言えるわけです』
とまで記述しております。
ヒヤシンスSに出走していないデュードヴァンについて、違和感丸出しで何度も馬名を上げていたこと。
そして、週明けのレポートにてヒヤシンスSの買い目の見解を引用しましたが、そこでも明確な答えを皆様にご提示しております。
■【結果総括】REVELATION PEPORT「フェブラリーS週レポート」
https://jttc.co.jp/revelation_detail.php?p=1146
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普通に出そうと思えばゲートは出るが、敢えて今回は「派手な勝ち方」をアメリカンファラオ産駒のカフェファラオには課されている。もちろん、それでも勝つだけのお膳立ては整えた上での出走であり、それが、デクラレーションオブウォー産駒のデュードヴァンの回避にもつながっている。
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絶対領域を絶対領域足り得る状況に昇華させている、明確な使い分けの背景。
そして、先週のREVELATION DIRECTIVEでは青竜ステークスに出走していない「アメリカンファラオ」の名前を出し、「この答え」に行き着くようにヒヤシンスSとの関連性を示唆した上で、以下のような記述を致しました。
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青竜ステークス
同じ東京ダ1600mでも、ユニコーンSではなく、青竜ステークスでなければならない理由がそこにあるのですが、その意味では、上記した背景を前提に、「過去のレポート」をしっかりご覧頂きたいとしかもうせませんが、その意味をご理解いただければ、すんなり答えに行き着く方も多いかと存じます。
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いかがでしょうか?
ここまで記述させて頂いている以上、「当会の◎がデュードヴァン以外であることの可能性」を考える余地はありえないと思うわけです。
だからこそ、『誰もが明確に分かったはずである』と断言しているのです。
2月のヒヤシンスSの時点で、ヒヤシンスSとはまた別の背景を背負って居る馬として『デュードヴァン』を名指しで指名し、その馬が絶対領域の存在を証明する為のレースである「青竜ステークス」に出走してきたわけです。
いかがでしょうか?
ヒントではなく、解釈の違いが挟まる余地もない「明確な答え」を記していたわけです。
これは、『絶対領域の存在を知る立場』だからこそ出来ることであり、予知能力をもっているわけでもなんでもなく、ただただ、真実を知っているからこそ書ける話であり、このレポートをお読みの皆様であっても、その答えを事前に知りうる立場であれば、どなた様でも記述できることでございます。
その上で残した、
東京10R 青竜S
<評価順>
◎13 デュードヴァン
〇11 タガノビューティー
▲3 ダノンファスト
☆10 シェダル
△9 フルデプスリーダー
<結果>
1着◎13 デュードヴァン
2着▲3 ダノンファスト
馬単:4050円的中[4点]
以上の結果。
「松井さんのコラムのおかげで、デュードヴァンの単勝勝負で儲けさせていただきました」
と仰られる無料メンバーの方からのメールが届いておりました。
一言申し上げます。
私のおかげではありません。
あくまで、私が知りうる立場にいると言うだけのことであり、私という人間が優れていることは何一つないわけです。
つまり、「松井のおかげ」ではないということは、頭の片隅に置いておいて下さませ。
そして、ヴィクトリアマルについてもそれは同様です。
当会が下したヴィクトリアマイルの評価順が以下。
東京11R ヴィクトリアマイル(GI)
<評価順>
◎12 アーモンドアイ
〇16 ノームコア
▲18 サウンドキアラ
☆5 プリモシーン
△13 トロワゼトワル
△15 アルーシャ
この評価順を事前にしる立場である私が先週のREVELATION DIRECTIVEにて記したいくつかのキーワード。
・ヴァイスリージェント系の話し
・ディープインパクト産駒の話し
・「4歳馬の出走意図と5歳馬の出走意図はかなり違う」と記述したキーワード
・「アーモンドアイvs母輸入馬組の本当の意味合とは」と記述したキーワード
・世界的に重要視されている『BLOOD-M』のコードネーム
ウオッカが「5歳の時」に勝利したVマイルの話との連動性を取り上げる上で、マインドユアビスケッツの輸入背景のお話をさせていただきながら、「ヴァイスリージェント系」の話をさせていただきました。
本年のVマイル出走組で、ヴァイスリージェント系の血を持つ馬は、
・ノームコア
・ビーチサンバ
の2頭のみ。
その上で、「4歳馬と5歳馬では出走意図がかなり違う」と記述いたしました。
上記の評価順をご覧いただければ、すぐに分かると思いますが「4歳馬は一頭も指名馬に入っていない」わけです。
もちろん、アーモンドアイは5歳馬に含まれるわけですから、今年は「5歳馬中心なんだな」ということは、ご理解いただけたはず。
もしもご理解いただけていなかったとしても、「4歳馬総切り=今回は必要ない」という背景を事前に知っていたからこそ「4歳馬と5歳馬では出走意図がかなり違う」と記述していたんだな、と、現段階でご理解いただければそれはそれで結構でございます。
たまたま書いたわけではなく、意志をもってそう書いた、ということをご理解いただくことが重要。
何度も申し上げてきておりますが、私は意味のないことは書きません。
ウオッカがVマイルを勝利したのは5歳の時でアーモンドアイも5歳でこのレースに出走してきている事実。
そして、アーモンドアイ一強のレースに於いて、どのような血の序列が付けられているかをご認識しただく、それが非常に重要なこと。
・5歳中心
・アーモンドアイ一強
・ヴァイスリージェント系の血
・ディープインパクト産駒
まさにこの絵図のままの買い目。
◎12 アーモンドアイ:5歳/ロードカナロア
〇16 ノームコア:5歳/ヴァイスリージェント
▲18 サウンドキアラ:5歳/ディープインパクト
☆5 プリモシーン:5歳/ディープインパクト
△13 トロワゼトワル:5歳/ロードカナロア
△15 アルーシャ:5歳/ディープインパクト
結果
1着◎12 アーモンドアイ
2着▲18 サウンドキアラ
3着〇16 ノームコア
3連単F:7340円的中[12点]
非常に簡単な構図でございます。
この結果に導かれた影の功労者は言わずもがな武豊の2番手での絶妙なペースコントロール。
外からじわりと番手に押し上げる中で、サウンドキアラとノームコアの先導役として見事なレースを披露してくれました。
コントラチェックに導かれるがごとく3番手にサウンドキアラ、その後ろにアーモンドアイ、更にノームコアと、きれいな隊列で4コーナーを駆け上がってきた時にはほぼ的中を手中に収めていたと言っても過言ではありません。
その上で、『BLOOD-M』のMISSIONが明確に達成されたことは、世界からの視点で見ても非常に有意義な結果であり、
1着アーモンドアイ:母内国産
2着サウンドキアラ:母内国産
3着ノームコア:母内国産
と上位3頭を「母内国産馬」が占めたことは海外種牡馬スタッドの視点から見ても最高の結果。
母輸入馬が上位独占ともなれば欧州米国各地の血の飽和を繰り返すだけのこととなり、意味がないわけです。
その文脈において「アーモンドアイvs母輸入馬」の構図は、「母内国産馬vs母輸入馬」の構図と言い換える事ができるわけです。
日本には、
・サンデーサイレンス系(ディープインパクト他多数)
・キングカメハメハ系(ロードカナロア他多数)
・ヴァイスリージェント系(クロフネ、フレンチデピュティ)
この系列の血を持つ馬が飽和しているわけです。
■上記3系統の種牡馬は「繁殖牝馬の輸入」で血の飽和を解消させ、種牡馬の活躍の場を広げる。
■上記3系統の牝馬は「母内国産の立ち位置」で海外種牡馬の血を受け入れやすくし輸入種牡馬価値の向上に寄与する。
どちらも、ブラッドビジネスと言う視点で見た際の王道の考え方。
アーモンドアイvs母輸入馬の構図とはまさにこの王道の構図のことであり、メンバーん皆様にも、ロードカナロア、ディープインパクト、ヴァイスリージェント系、これらの血を持つ牝馬の意味合いを深く考えていただく契機にもなったのではないかと考えております。
ブラッドビジネスの基本中の基本でございますので、今後も頭の片隅に置いておいて頂きたいと思います。
先週のREVELATION DIRECTIVEに取り上げることが許されたこの2つのレースの結果。
「アーモンドアイが出走する週」として世界各国から注目されたある種の「JAPAN FOCUS DAY」だったわけですが、非常に重要な結果を残せたといえる週となりました。
また、REVELATION DIRECTIVEでは取り上げられなかったものの、
[土]京都11R 都大路S
<評価順>
◎12 ベステンダンク
〇7 バイオスパーク
▲9 カリビアンゴールド
☆8 サトノアーサー
△1ヴァルディゼール
△3 ワイプティアーズ
△10 キョウヘイ
<結果>
1着◎12 ベステンダンク
2着〇7 バイオスパーク
3着☆8 サトノアーサー
3連単F:7万3390円的中[30点]
という結果に関しても、この特殊な週に相応しい結果であったと申し上げておきます。
京都1800mの一戦に「テリトーリアル」と「ベステンダンク」が出走したレースとして、カシオペアSをすぐに思い出せた方は本当に素晴らしいといえます。
令和のパラダイムシフトに置いて、絶対領域の存在を最初に示したのがカシオペアS。
その時の結果がコチラ。
1着◎10テリトーリアル(3番人気)
2着☆16ベステンダンク(12番人気)
馬単2万5980円的中
そして、ベステンダンクはマイラーズCでも好配当の立役者として当会に寄与してくれました。
そして今回。
テリトーリアル=切り
ベステンダンク=◎
という判断が、今回のレースのみならず、カシオペアS、マイラーズCとも水面下で繋がっていたということだけは、覚えておいていただきたいのです。
同じゴドルフィンの持ち馬であるカリビアンゴールドが▲に指名され、人気の一角であったテリトーリアルは切り。
常に、好配当の立役者として当会の馬券投資に貢献してくれているベステンダンクの秘密には迫りたいところなのですが、このレースに関してはレース後の今も、多くは語れない背景がございます。ただし「ダークホースコミットメント」というキーワードについては、頭の片隅に置いておいていただきましょう。
血の背景やパラダイムシフトの潮流とはまた一線を画したミッションコード。
近日中にこのキーワードについて更に掘り下げられる日が来ることを、楽しみにお待ち下さい。
さて、先週のレポートは以上とさせていただきますが、本日、某アライアンスパートナーとの会合がございます。
いくつか、今後の方針を巡ってシビアな話をさせていただく場でございます。
一部のメンバー様には、当会の発起人吉村より昨日の段階でご報告させていただいておりますが、会議終了後には改めましてご報告差し上げます。
さて今週は「優駿牝馬(オークス)」、来週は「東京優駿(日本ダービー)」でございます。
登録馬は以下の通り。
2017年生まれの頂点が決まるまで、もうまもなく。
メンバーの皆様にお喜びいただくため最高の準備でお迎えしたいと存じます。
ご期待ください。
第81回優駿牝馬
<特別登録25頭>
アブレイズ
インターミッション
ウーマンズハート
ウインマイティー
ウインマリリン
エヴァーガーデン
クラヴァシュドール
クリスティ
サンクテュエール
ショウナンナデシコ
ショウナンハレルヤ
スマイルカナ
ソフトフルート
チェーンオブラブ
デアリングタクト
デゼル
フィオリキアリ
ホウオウピースフル
マジックキャッスル
マルターズディオサ
ミスニューヨーク
ミヤマザクラ
リアアメリア
リリーピュアハート
ルトロヴァイユ
第87回東京優駿
<特別登録>
アルジャンナ
ウインカーネリアン
エヒト
ガロアクリーク
キメラヴェリテ
コルテジア
コントレイル
サトノインプレッサ
サトノフラッグ
サリオス
ダーリントンホール
ダノンファラオ
ディープボンド
ビターエンダー
ブラックホール
ブラックマジック
マイラプソディ
マンオブスピリット
メイショウボサツ
レクセランス
ワーケア
ヴァルコス
ヴェルトライゼンデ