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REVELATION DIRECTIVE[七夕賞週:2020/07/11-12号]

■開催競馬場:福島/阪神/函館 ■開催重賞:七夕賞/プロキオンS ■執筆担当:吉田晋哉 ------------------------------------- <REVELATION RACE LIST> ■土曜 阪神5R 2歳新馬 ■日曜 阪神10R フィリピントロフィー ■日曜 福島11R 七夕賞 ------------------------------------- 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 JTTC種牡馬部門担当の吉田晋哉です。 先週話題にあげていたフランスオークス「ディアヌ賞」は、ディープインパクト産駒Fancy Blue(ファンシーブルー)が優勝しました。 ディープインパクトが亡くなった翌年に、産駒が悲願の欧州牝馬クラシック制覇。 世界のクールモアがディープインパクトの血を求めて、母Chenchikova(チンチコヴァ)を日本に送り込んで誕生させた馬であり、日本、そして世界の競馬界が注目していた一戦で歴史的な快挙は見事でした。 また前日には英国で、Galileo(ガリレオ)産駒のLove(ラブ)が英1000ギニーに続き、英オークスを圧勝し二冠を達成。 日本では今年はエピファネイア産駒のデアリングタクトが桜花賞、オークスの二冠を達成しているように、世界各国のクラシックは、いま「スター性のある最強牝馬」を作りあげようとしている最中です。 またディアドラが参戦していたエクリプスSは、昨年の凱旋門賞2着以来の復帰となった牝馬Enable(エネイブル)は2着に敗れ、昨年の凱旋門賞10着のGhaiyyath(ガイヤース)が今度は勝利。 欧州競馬界は、この後は「キングジョージ」、そして「凱旋門賞」という大きなレースに向かっていくことになるわけですが、世界最強牝馬と言われているEnable(エネイブル)に対して、牝馬の時代といわれている中で、各国の3歳牝馬が世代交代を突きつけられるかどうかに注目が集まり、各陣営が力を注いでいくことは間違いありません。 「強い牝馬の時代」に、日本競馬界も乗り遅れることなく、デアリングタクトという世界からも注目される二冠馬を擁立し、世界の潮流に乗ることもできているのは、嬉しい限り。 デアリングタクトの二冠までの道のりは、JTTC監修BOOKS「オークス大全」に刻まれていますので、皆様も覚えていると思います。 「サラブレッドクラブ・ラフィアン」、「ウイン」、「ノルマンディーサラブレッドクラブ」といったクラブ法人を設立しながら強化を図っている岡田一族の結実。 岡田一族に関連する競走馬たちによる緻密な組織戦。 この夏競馬においても、幾度となく目の当たりにする場面が訪れるはずです。 世界の競馬界がパラダイムシフトの渦中にいる中で、社台グループだけに留まらず、ノースヒルズや岡田一族が飛躍している現状は、世界で通用する馬を誕生させるためには不可欠です。 これだけの勢力を持つ生産グループが切磋琢磨できていることで、育成レベルもさらに向上し、日本馬がさらに強くなっていくことを想像するだけで、ワクワクが止まりません。 何年後になるかはわかりませんが、世界最強といわれる欧州の馬を、日本馬が負かす瞬間を想像するだけで、原動力に変わります。 今週の競馬開催とあまり関係のない話をしているように思われてしまいますが、私のワクワクしていることを好き勝手に書き進めているわけではなく、デアリングタクトの話をしているのは、皆様に今のタイミングで思い出していただきたいことがあるためです。 ディープインパクト産駒によるフランスオークス制覇という快挙に対して、浮き足立っているわけではありません。 また週明けには、ノーザンホースパークでセレクトセール2020が開催されます。 昨年のセレクトセールを少し振り返っておきましょう。 金子真人ホールディングス 落札頭数13頭 総額14億2900万円 ダノックス&野田みづき氏 落札頭数20頭 総額18億9800万円 サトミホースカンパニー 落札頭数8頭 総額8億8000万円 億超えの高額落札は勿論ですが、落札頭数も含めて、毎年のように競馬産業に貢献してくれているのは、巨額の資本を所有する馬主の方々。 東証一部上場企業の会長、社長という立場の成功者の方が、競馬界にもこれだけの巨額資本を注ぎながら携わっていただけているという事実は、単純に競馬という産業が娯楽の域を超えて、国家事業であることの証ともいえましょう。 今回は、皆様もよくご存知の金子氏、野田氏、里見氏をピックアップさせていただきました。 セレクトセール2020に向けては、落札戦略等々、私どもも複数の馬主の方々とアドバイザー契約を結んでおります。 企業秘密の範疇でもございますため、この場でセレクトセール2020について、あまり話せることは多くないのですが、今年のセレクトセールにおける目玉のサラブレッドを落札する方はすでに決まっています。 ここで言う「目玉」とは、最高落札金額という意味ではなく、「走ると言われている馬」のことを意味します。 今年のセレクトセールはコロナ禍の影響もあり、ド派手なセリ市とはいきませんが、「競り」そのものは、海外関係者に向けた「パフォーマンス」として、その行方をご覧ください。 いまや日本の競走馬取引市場、生産市場は、国内経済だけでなく、海外関係者も巻き込む国際経済市場の一環です。 「馬主」として有名なだけではなく、海外ビジネスの利権に絡んでいる方々が、日本の競馬界の重鎮として、中心にいるわけです。 そのことを念頭に置けば、セレクトセールという舞台を中心に、その前後で行われる競馬のレースそのものも、「パフォーマンスの舞台」であるという裏側も簡単に想像できるのではないでしょうか。 もちろん、人間の願望だけで競走馬が走るわけではありません。 各馬をレースで走らせるためには、「心肺機能」を一時的に強化することで、他の馬とは完成度、仕上げの違いを出すことができます。 一方で、能力が高くとも、そこではまだ走らせたくない馬は、あえて「心肺機能」を強化しないようにすることも、現代の技術であればできてしまいます。 調教過程での「心拍数」を図りながら、競走馬のピークをどこに持っていくのかを調整することは難しい時代ではないということです。 ただし、すべての競走馬は勝ちに行くことが前提という建て前がある以上、心拍数の状況が、一般に公開されることはまずありません。 数字分析をすれば、「この心拍数の推移で、今回勝ちに行くなんて嘘でしょ?」と誰もがわかってしまいます。 その心拍数の推移が公になってしまうと、建て前が建て前ではなくなってしまうのです。 当会では「V200」という言葉をよく耳にされると思いますが、「V200」の数値こそ重要なのです。 この数値を知っているのは誰か。 管理している人間、すなわち、厩舎や育成関係者です。 「矛盾を解き尽くす」というテーマにも通ずる部分になります。 それでは、なんとか今回許可がおりた<REVELATION RACE LIST>の3レースに触れてまいりたいと思います。 まずは土曜日阪神5Rの「2歳新馬戦」から。 3週連続で阪神の芝で行われる新馬戦についてピックアップしておりますが、「2歳新馬戦」を見ずして、ダービーを中心とするクラシックに迫ることなどナンセンスです。 6月28日[日]阪神5R 2歳新馬 芝1800m 1着◎12 ダノンザキッド(安田隆行厩舎) 2着○13 ワンダフルタウン 3着☆6 テンバガー 3連単F:7900円的中[12点] 7月5日[日]阪神5R 2歳新馬 芝1600m 1着◎1 ステラヴェローチェ(須貝尚介厩舎) 2着○4 グルーヴビート 3着▲12 イリマ 3連単F:4050円的中[8点] この2つの新馬戦の共通点は覚えていらっしゃいますでしょうか? ノーザン、社台系生産の「ディープインパクト産駒」を排除していた新馬戦です。 7月11日[土]阪神5R 2歳新馬 芝1600m(牝馬限定戦) ここにも「ディープインパクト産駒」は1頭も出走しません。 ディープインパクト産駒は、秋に備えているのでは?? いやいや、そんなことはありません。 先週の日曜日までに中央競馬の2歳戦は、新馬戦と未勝利戦を合わせて延べ44レースが行われましたが、2勝以上している種牡馬は下記の9頭。 <4勝> ディープインパクト産駒 <3勝> キズナ産駒 <2勝> マツリダゴッホ産駒 ダイワメジャー産駒 フランケル産駒 カレンブラックヒル産駒 ゴールドシップ産駒 スクリーンヒーロー産駒 トゥザワールド産駒 <1勝>の種牡馬も多いため、主要の系統ごとにわけてみましょう。 ディープインパクト系 合計9勝 ・ディープインパクト産駒 4勝 ・キズナ産駒       3勝 ・ディープブリランテ産駒 1勝 ・ミッキーアイル産駒   1勝 キングカメハメハ系  合計7勝 ・キングカメハメハ産駒  1勝 ・トゥザワールド産駒   2勝 ・ドゥラメンテ産駒    1勝 ・ロードカナロア産駒   1勝 ・ラブリーデイ産駒    1勝 ・リオンディーズ産駒   1勝 ステイゴールド系   合計3勝 ・ゴールドシップ産駒   2勝 ・オルフェーヴル産駒   1勝 ハーツクライ系   合計1勝 ・ハーツクライ産駒   0勝 ・ジャスタウェイ産駒  1勝 ハービンジャー産駒 合計0勝 ご覧の通り、現時点で一番勝っているのは、「ディープインパクト産駒」の<4勝>です。 ディープインパクト産駒が現時点で4勝とリードしているわけですが、これまで8頭がデビューし、勝ちあがったのは4頭。 今年のディープインパクト産駒2歳戦の成績は、 [4勝 2着2回 3着1回 着外1回] 勝率50%、連対率75%、3着内率87.5% これだけの成績を残しているのです。 しかも、阪神芝1600m、1800mというディープインパクト産駒の得意舞台で行われてきた先述の2つの新馬戦に出走していなかったにも関わらず。 このあたりから、種牡馬成績に関しては、ある程度のコントロールが働いているのでは?と直感が働いている方は、2歳戦は攻略できたも同然ではないでしょうか。 今年の3歳GIを振り返ると、 二冠馬コントレイルは、ディープインパクト産駒。 桜花賞、オークスの二冠牝馬デアリングタクトは、エピファネイア産駒。 NHKマイルCを勝ったラウダシオンは、リアルインパクト産駒。 ディープインパクト系のリアルインパクト産駒はまだ0勝。 そして初年度から二冠馬を輩出したエピファネイア産駒もまだ0勝です。 今年の2歳世代が初年度にあたるモーリス、ドゥラメンテという人気種牡馬は、モーリス0勝、ドゥラメンテ1勝。 勝ち上がり率が重要になる種牡馬ビジネスにおいては、セレクトセール前に調整しておきたい最たる例は、まず「2歳戦」であることは言うまでもありません。 ディープインパクト産駒が得意とする舞台に産駒を出走させずとも、勝利数が1位であるというのは、調整がうまくいっている裏づけとしては十分でしょう。 今週も土曜日の阪神5R「2歳新馬戦」のポイントをいくつかあげておきます。 ダノンシュネラ 牝2 父:ドゥラメンテ 母:ラッドルチェンド 母の父:Danehill Dancer 母の母:ラヴズオンリーミー 馬主:ダノックス 生産:ノーザンファーム 厩舎:池江泰寿(栗東) この新馬戦には、ダノンシュネラが出走するわけですが、もともと中内田充正厩舎に預託予定で、昨年のセレクトセールにおいて1億7820万円で落札された馬です。 ダノンプレミアムやダノンファンタジーの活躍もあり、中内田厩舎がダノックスの主戦厩舎のようになりつつありますが、ダノンシュネラは池江厩舎への預託に切り替えられたのです。 中内田厩舎には、ダノックスの2歳馬はすでに3頭が預託されている中で、ダノンシュネラは池江厩舎に変更。 その背景にあるのは、ズバリ「貸し借り」。 ダノンシュネラのデビュー戦に跨るのは、中内田師が厩舎の主戦騎手と位置づけている川田将雅騎手です。 そういえば、先週の土曜日に行われた芝1400mの新馬戦についても触れておきましょう。 中内田厩舎が管理する金子真人氏の所有馬ジャカランダレーン(父ラブリーデイ)が勝利していましたが、このジャカランダレーンの鞍上は川田騎手ではなく、福永騎手が配されていました。2着には川田騎手が跨っていたジャンカズマが入線。 ジャンカズマは、安田隆行師のご子息で現調教師の安田翔伍厩舎の管理馬にあたります。 金子氏、ダノックス(野田氏)という重鎮の馬主が競走馬を主に預けている栗東の厩舎は、 中内田充正厩舎 池江泰寿厩舎 安田隆行厩舎 須貝尚介厩舎 という名門が多いわけですが、不自然なくらいにバランスがとられていることに、皆様もきっともうお気づきではないでしょうか。 これは、あとから言い過ぎと突っ込まれてしまうかもしれません。 本命馬はさすがに明言しませんが、ダノンシュネラが[対抗評価]であるということだけお伝えしておきましょう。 もう1つのポイントは、 ディープインパクト産駒を出走させない代わりに、どのような産駒が集められているのかに注目してみてください。 ディープインパクト系 1頭 ・ギブミーラブ(父リアルインパクト) キングカメハメハ系 3頭 ・ファーストソリスト(父ロードカナロア) ・フォティノース(父ドゥラメンテ) ・ダノンシュネラ(父ドゥラメンテ) エピファネイア産駒2頭 ・バージョンアップ ・アルムファーツリー オルフェーヴル産駒2頭 ・ウォーターアンク ・インフィオラータ ハービンジャー産駒2頭 ・デマントイド ・センショウライツ ハーツクライ産駒1頭 ・チカリヨン モーリス産駒1頭 ・ココクラッシュ リーチザクラウン産駒1頭 ・メイショウクチナシ 出走馬13頭で行われる一戦ですが、今年が初年度となるモーリス産駒、ドゥラメンテ産駒も揃えられている中で、社台・ノーザン系生産馬が過半数の7頭出走し、バランスがとられているのです。 なぜ、ダノンシュネラが本命ではなく[対抗評価]なのかを想像してみてください。 続いて、日曜阪神10Rの「フィリピントロフィー」です。 こちらは阪神ダート1800mが舞台の3勝クラスの一戦。 勝った馬は、オープン入りを果たすことができます。 先ほどの流れからも、出走馬の中でまず目に留まってしまうのは、「ダノン」の冠名ダノンスプレンダーでしょう。 管理するのは、安田隆行厩舎。 今回の鞍上は、浜中俊騎手です。 2走前、3走前に跨っていたのは川田騎手。 先述したように土曜の新馬戦ではダノックスのダノンシュネラに跨るだけでなく、ダノンプレミアムやダノンファンタジーを2歳GI馬に導いた騎手です。 ダノンスプレンダーに跨ったこともあります。 日曜は阪神で騎乗するにも関わらず、阪神10Rでは騎乗馬はいないのです。 なぜ、この一戦で騎乗しないのか。 そこに1つの核心もあります。 この一戦もズバリ申し上げておきますと、ダノンスプレンダーは本命馬ではありません。 オープン入りをかけた一戦。 もし仮にダノンスプレンダーを勝たせることを前提に出走させるとすれば、管理する安田厩舎は、フリーフリッカーとの厩舎2頭出しを、ここで行うでしょうか。 フリーフリッカーは、ノースヒルズの馬です。 なお、この「フィリピントロフィー」には、 ・フリーフリッカー(名義:ノースヒルズ/安田隆行厩舎) ・バーンスター(名義:ノースヒルズ/谷潔厩舎) ・ニューモニュメント(名義:前田葉子/小崎憲厩舎) ノースヒルズが3頭出しを行います。 小崎憲厩舎は、 ニューモニュメント エクスパートラン この2頭出し。 ノースヒルズといえば、いま最も連想するのはコントレイルでダービーを制した矢作芳人厩舎だと思いますが、ノースヒルズの何かがあるところに、きっちりいるのが矢作厩舎といったら言い過ぎでしょうか。 スマートセラヴィーという存在を送り込むために、キッチリと準備をしているわけです。 またセレクトセール前であるということからも、この勝負服の出走馬がいればまず注目が集まるであろう存在。 そうです。 金子真人氏が所有するラブリーデイの全弟パンコミードも出走メンバーに名を連ねているのです。 この馬にも川田騎手は跨ったことがありますが、この馬にも騎乗しません。 この一戦の背景にも、「貸し借り」が見えている方がいるとすれば、もうおわかりでしょう。 「ダノンスプレンダーは本命馬ではない」という意味を想像してみてください。 「フィリピントロフィー」でお伝えできるのは、ここまでです。 最後に、サマー2000シリーズの「七夕賞」。 芝2000mを舞台とする重賞が、夏競馬では各地で行われるわけですが、どのレースに出走させるかという「レースの使い分け」がシリーズを通してポイントになります。 「七夕賞」がサマー2000シリーズの開幕レースとなり、次週は「函館記念」も控えております。 サマー2000シリーズの日程をまずはご覧ください。 <第1戦> 7月12日(日) 福島11R 七夕賞(GIII) <第2戦> 7月19日(日) 函館11R 函館記念(GIII) <第3戦> 8月16日(日) 小倉11R 小倉記念(GIII) <第4戦> 8月23日(日) 札幌11R 札幌記念(GII) <第5戦> 9月6日(日) 新潟11R 新潟記念(GIII) 夏の輸送は馬にも堪えるだけに、どういうローテーションを組めば、消耗を最低限に抑えながら、上手く力を発揮できるのかを考える必要もあるわけです。 出走させるところ全てでメイチというわけにはいかないのです。 このうち2つ使うとした場合に、調教師の立場であれば、どのように仕上げる戦略を組み立てるか想像してみてください。 ・得意舞台でキッチリと勝たせるために、後先考えずにメイチに仕上げる。 ・得意舞台はそれなりのデキでも好走できるため、慣れていない舞台で好走させられるように、その時にメイチに仕上げるように温存させる。 どちらも間違っていない戦略だと思いますが、ここにオッズの盲点が生じるのです。 「2歳新馬戦」「フィリピントロフィー」と続けて、ズバリを言い続けた流れの中で、七夕賞も、この流れを汲まないわけにはまいりません。 ズバリ! 先週のラジオNIKKE賞では広尾レースの◎パンサラッサが2着と好走しましたが、広尾レースのクレッシェンドラヴは本命ではありません。 昨年は、福島民報杯1着→七夕賞2着、秋の福島記念2着と好走し続けていたわけですが、福島巧者だからといって、本命ではないのです。 その上で、答えまでは申し上げることはしませんが、「七夕賞」はグループわけをしておきましょう。 <岡田一族の2頭出し> ・ウインイクシード ・マイネルサーパス この2頭はともに前走は同舞台福島芝2000mの福島民報杯に出走し、 1着マイネルサーパス 3着ウインイクシード という結果だったわけですが、この「福島民報杯」から「七夕賞」というローテーションは、セオリー通り、「福島狙い」であることは言うまでもないのですが、そんなに単純なレースではないのが、今年の「七夕賞」です。 <斉藤崇史厩舎2頭出し> ・ヒンドゥタイムズ(シルクレーシング) ・リュヌルージュ(窪田芳郎氏) <ディープインパクト産駒2頭出走> ・ジナンボー(金子真人HD) ・ソールインパクト(窪田芳郎氏) ≪キングカメハメハ系4頭出走≫ ・パッシングスルー(キャロットファーム) ・エアウィンザー(ラッキーフィールド) ・ヴァンケドミンゴ(幅田昌伸氏) ・ブラヴァス(佐々木主浩氏) <ステイゴールド系4頭出走> ・バレリオ(サンデーレーシング) ・クレッシェンドラヴ(広尾レース) ・オセアグレイト(IHR) ・レッドローゼス(東京ホースレーシング) グループわけをしたことにも意味があります。 七夕賞は何が求められている一戦なのかを想像してみください。 今週の「REVELATION DIRECTIVE」は以上となります。 JTTC日本競走馬育成評議会 種牡馬部門 吉田晋哉