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【結果総括】REVELATION REPORT「有馬記念週レポート」

「有馬記念週は特別な週」であることを示唆した先週の「REVELATION DIRECTIVE」。

『世界からの耳目をどのように経済効果に結びつけるか?』

日本競馬界の軸として君臨する「社台系列組織」が、この「大テーマをどう取り仕切るか?」という点が正に結果に現れた1週間と言えるわけです。

その象徴的なレースとして取り上げた「中山芝2500mの3本のレース」。

全てが「大テーマに準じた結果となった事」が、何よりも「有馬記念Weekが特別な週であること」の裏付けとなりました。これは今年に限ったことではなく、来年も再来年も続く傾向として、更には「日本ダービーWeekにも起こる現象」として、プライベートメンバーのみならず、無料メンバーの皆様にも「記憶に留めて置いて欲しい」重要な事案でございます。

世界のホースマンへ「印象の方向づけを行う重要な1週間」という意味では、年間52週有る中でも「有馬記念Week」「ダービーWeek」は別格の意味を持つと言えるのです。

その事実をご覧に入れた先週。

プライベートランクこそ星2つという「有馬記念」でありましたが、多くの皆様に「有馬記念Weekの特殊性」をご理解頂くための“象徴”として、「有馬記念大全」という特集を組ませて頂きました。

『情報の質=結果への結びつきやすさ/秘匿性」という意味では、明らかに他の2本「グレイトフルS」「グッドラックハンデ」の方が上でありましたが、当会の扱う「プライベート情報」がどの様なものであるかを知っていただくための「象徴」としては、有馬記念が最善のレースと判断した上での、「有馬記念大全の提示」でございました。

アーモンドアイ1強
アーモンドアイが凡走することなどありえない

このような「確証バイアスに陥った競馬ファン」の皆様にご提示させて頂いたアーモンドアイへの危惧の数々は、「そんなに簡単ではないですよ」「競馬はただのスポーツではないですよ」、という意味も込めて様々な箇所に散りばめさせて頂きました。

振り返らせて頂きます。

その1 真実追求コラム「REVALATION DIRECTIVE」に込めた意味

「REVELATION DIRECTIVE」の最後に、私はこう書き記しました。

-----引用-----

最後にアーモンドアイについて。

さて、皆様が世界のホースマンの立場に立ったとき、驚くのはどちらでしょうか?

・アーモンドアイが敗北を喫する
・アーモンドアイが勝利を収める

ご自分の価値観ではなく、「世界のホースマンの価値基準」を想像しながら「プライベートギフト」の公開をお待ちくだされば幸いです。

-----引用終了-----

土曜日のグレイトフルSにおいて、ライアン・ムーア騎手が手綱をとった「1人気馬バイマイサイド」ではなく、当会は3人気のロサグラウカを◎に指名。

世界のホースマンからも一流と認知されている「ムーア騎乗の1人気馬の敗戦」を利用して、「ルーラーシップ産駒」を際立たせるレース。しかも、ムーアが騎乗していた「バイマイサイド」は世界からの評価が高い「ステイゴールド産駒」。

このレースを「一番の注目」として取り上げていた重要なPOINTが上記した内容であり、簡潔に言えば「テコの原理を使った印象付け」が行われていたということでございます。

私共が凱旋門賞を目にすれば「Galileo産駒」に目が行くのと同様、海外から見れば「ステイゴールド」「ディープインパクト」「ハーツクライ」の産駒への注目が著しく高い事は誰もが御存知の通り。

ロードカナロアもそうではないのか?

という意味では、まだ産駒数が少なすぎるのが現実であり、「ロードカナロア産駒としてのアーモンドアイ」ではなく、ただただ「アーモンドアイ個体の強さ」しか認識されていないのが現実なのです。

その証拠を提示してみます。

今このREVELATIONレポートをお読みいただいている方の中で、次の質問に「5秒以内」に答えられる方が何人居ますでしょうか?

<質問>
世界最強馬として名高いエネイブル。
そのエネイブルの父親を5秒以内に答えよ。

すぐに思い出せますでしょうか?

答えは「Nathaniel(ナサニエル)」。
Galileo直仔のNathanielの最高傑作でございますが、日本において「Nathanielの種牡馬価値を語れる人がどれほどいるか?」といえば非常に少ないと言わざるをえません。

つまり、本年の凱旋門賞にて「エネイブルが敗戦した記憶」を思い出して頂ければ想像しやすいと思いますが、欧州から見た「外国人である我々日本人」は、エネイブルが勝利するイメージをもちながらも敗戦してしまったシーンを見て、

「あのエネイブルが負けただと?」

という、衝撃を味わったわけです。

そして勝ったのは「Galileo産駒のヴァルトガイスト」。
これでヴァルトガイストの肩書は「あのエネイブルに勝った馬」となるわけです。

どこかで聞いたことがあるフレーズではないでしょうか?

「あのディープインパクトに勝った馬」という肩書を持つハーツクライ。

歴史は繰り返します。

馬券的な視点で見れば「穴党」と言われる方々は、前提が人気馬否定から入るので「自分はそれほど驚かなかった」と仰るかもしれませんが、それは馬券視点での話でございますので「混同しないでほしい」という事は付け加えて話を続けさせていただきます。

正に先週は、日本版「凱旋門賞DAY」といっても過言ではないシーンが、「有馬記念週」の様々なレースで散見されました。

その象徴と言えるのが「中山芝2500mで行われた3本のレース」であり、中でも「有馬記念」でございます。

アーモンドアイの勝利と敗北どちらが衝撃的か?

世界中の注目を集め、競馬ファンからの指示も単勝1.5倍の馬。
どちらが衝撃を受けるかなど、答えを聞くまでもなく「敗北」であることは自明でございましょう。

その「敗北の可能性を事前に示唆した」のが、上記で引用した箇所。

思ってもいないことを事前には書けない。
知る立場だからこそ書ける一文であったことを重々ご理解していただきたいわけです。

その2 「有馬記念大全に込めた意味」

有馬大全を5つの章に区切ってご紹介したことにも、もちろん意味がございます。

第1話:「Taboo」表に出せない騎手選択の理由
第2話:「Scape goat」脚元の状態から万全とは言い難い菊花賞馬
第3話:「Mission」アエロリットに課せられた重大ミッション
第4話:「Pride」クラブ賞金王の意地
最終話:「Double standard」有馬記念参戦決定に至る3日間

第1話『騎手選択の理由』の章について
社台グループが「豪州競馬」に関しての評価を高めている話を含め、リスグラシューにD.レーン騎手を呼ぶ背景を提示させて頂いた上で『ジョーカーである』と言い切り、更には『引退の花道を飾るにふさわしいお膳立ては整っている』とまで記述させて頂きました。

第2話「脚元の状態から万全とは言い難い菊花賞馬」の章について
「アーモンドアイが参戦するとはいえ、有馬記念の施行条件を踏まえれば「力勝負」で決まる府中2400mとは似て非なる舞台であることを肝に銘じていただきたい」という前提の元で話を展開。

更に「有馬記念の出走メンバーに「力勝負」というモノサシを当て込むことは賢い選択とはいえない」と記述致しました。

つまり、このように紛れが出やすい事を理解しながら「3連系の馬券」を当会が指定することはない事を示唆しているわけです。

第3話「アエロリットに課せられた重大ミッション」の章について
正に今回の有馬記念の「異常なLAP構成」を予期した記述であり、JTTC監修BOOKS「サラブレッドを知らずして競馬を語るべからず-第3章」に記述した、

『ここで、申し上げたいのは「どの様な条件下でも勝てる」という馬もこの世には存在しないという事』

という競馬の真理に通じる章でございます。

第4話「クラブ賞金王の意地」の章について
当会が指定した馬単フォーメーション「1着固定欄2頭」の最終結論を示すかのように、「キャロットファーム」と「シルクレーシング」に着目し、それぞれの特徴と傾向の話を展開させて頂きました。

その上で、「あまり大きな声では言えないが、キセキでは勝てないことをわかっていながらも引き受けたのは、この秋にサートゥルナーリアに騎乗できることを見込んでいたのだろう。キセキも有馬記念に出走するが、凱旋門賞でコンビを組んだにも関わらず、有馬記念でC.スミヨン騎手が騎乗するのはキセキではなく、サートゥルナーリアであることが全てを物語っている。」と記述していたことも特記しておきたいと思います。

最終話「有馬記念参戦決定に至る3日間」の章について
アーモンドアイの有馬記念参戦の裏側に触れさせて頂きました。香港回避前の最終追い切り後のルメールの言葉を引用。

「普段から、C.ルメール騎手はアーモンドアイに関しては強気な発言をすることが多い。しかしながら、11月27日の追い切りを終えた後、「アーモンドアイは強い馬ですけど、競馬ですからね」と言い訳ともとれる言葉を残している」

更にはこの章の締めくくりに「12月8日の有馬記念特別登録から12月10日の有馬記念出走決定までの3日間の間に、関係者の発言通りに、「有馬記念に出走させようか?」「どうする?」「勝てる状態か?」というような出走可否の相談や最終確認が行われていたと受け取ってしまうのは、一般競馬ファンだけである。ここで公開できる内容は以上。」

とまで、記述させて頂き、アーモンドアイの状態判断に気をつけるべきであると示唆しているのです。

これら全ての背景を踏まえ、「有馬記念はダブルスタンダードである」と示唆する目的で、この章の題目をつけさせていただいたわけでございます。

もちろん、アーモンドアイの能力がずば抜けている事を、当会は「どの団体よりも認めている張本人」であると言えます。しかしながら、その張本人である私共が、誰よりも「アーモンドアイの懸念材料」と「ノーザンFがハーツクライ産駒リスグラシューにかける思い」を知ってしまっているのです。

まさに有馬記念が「ダブルスタンダード」であることを誰よりも実感していたわけでございます。

世界の耳目が集まる有馬記念週。
ディープインパクト、キングカメハメハ、ステイゴールド。これらの中距離戦線を主戦場とする種牡馬亡きあと、産駒実績の優れた「ハーツクライ」への期待値が高まっていることは自明でございましょう。

絶対王者のアーモンドアイ。
しかしながら、その絶対王者が敗れるのであれば「ハーツクライ産駒」でなければならなかったわけです。

当会の正直な気持ちをここでお伝えしておきたいと思います。

アーモンドアイの能力を認め、何もアクシデントがなければ勝つことも想定しながらも、「アーモンドアイの敗戦のケースも予期していた」というのが大前提でございましたが、よもや「アーモンドアイがあそこまでの惨敗を喫することが有るのか」という点に於いては、「感情論的に絶対に見たくなかったシーン」であることは間違いありません。

最高の結果は、直線でのアーモンドアイとリスグラシューの叩き合いであり、確かに馬券的視点でみれば配当妙味は無いですが、この2頭の1着2着が日本競馬にとっての最高の結末であったことは申し上げておきたいのです。

その上で、「牝馬が負ける時は惨敗もある。」

誰よりもその事実を現場で見てきた私共でございます。

「直線での叩き合いが見たい」という我々の“感情的な思い”とは一線を画した馬券での結論。つまりは、2頭軸ではなくフォーメーションを採択したことの意味は、当会がプライベート情報を公開する上での「矜持」であると受け取っていただきたいと存じます。

「知る立場」

として、できる限りの事前示唆を施させて頂いた「有馬記念」と「有馬記念週の真実」。

有馬記念以外の「グレイトフルS」「グッドラックハンデ」にそれぞれ設定されていた「細かな視点」の説明は「結果詳細レポート」をご覧頂くとして、最後にこの場をお借りして申し上げたいことが2点ほどございます。

---1点目---

JTTC監修BOOKS「サラブレッドを知らずして競馬を語るべからず」の第5章で記した、【JTTCの覚悟】はご覧いただけましたでしょうか?

ご登録時に返信したメールにも、

-----以下引用-----
今回の出会いが「競馬の本質」を掴みとる上での最善の選択であったことをゆくゆく実感していただけると確信しております。

その上で重要な事が「当会の理念を含めた考え方」を徹底的にご理解いただくこと。

当会が考える「ホースマンシップ」とはどのようなものであるのか?

この点に関しての理解がないままのお付き合いは成功に結び付きません。

まずは、私どもJTTCの活動について理解を深めていただきたくべく、以下のサイトにアクセスしていただき、考え方の共有をしていただけたら幸いです

----引用終了-----

と記述させて頂いておりました。

しかしながら、ご登録人数とアクセス数を照らし合わせれば、「全員が読んでいるわけではない」ということも判明しており、厳しい言い方をさせていただければ、「上面だけをなぞっても競馬の本質には近づけませんよ」ということはここで申し上げておきたいのです。

全てが皆様の「身」になることを確信しているからこそ、当会が発するすべてのコンテンツには徹底的に目を通していただくことをお薦めいたします。

---2点目---

私は、先週の「REVELATION DIRECTIVE」の冒頭にこう書き記しました。

-----以下引用-----

率直に申し上げれば

「アナタの持っている常識」
「アナタの持っている固定観念」

を捨てることが出来ますでしょうか?

もっと噛み砕いて申し上げれば…

現実を目の当たりにした際に、瞬時にそれを受け入れられるか?

皆様は、今、その岐路に立たされております。
というお話です。
ここでお話する内容に関しては「知る立場」の者としての「事実と真実」しか申し上げるつもりはありません。

しかしながら、中には見まごうことの無い[現実]を目にしても、「信じることが出来ない」と仰る方がいらっしゃいます。

いわゆる認知バイアスで言う所の「認知的不協和」を引き起こしている状態とお見受けするしか無いわけですが、もしも、「競馬/馬事産業=経済活動の側面を色濃く持つ」という事実と直面したくなければ、今すぐ、このコラムを読むことをストップし、更に、無料会員登録に関しても即座に解除していただきたく思います。

-----引用終了-----

今回提示した有馬記念の買い目に対し、プライベート会員様からも「強弱はつけてるけど、馬単フォーメーションで16点は多くないか?」というご意見を頂戴いたしました。

ただ単に手を広げているのであれば、確かにそう言われても致し方ございません。

しかしながら、買い目提供時の見解にも詳細を述べ、事前に「REVALATION DIRECTIVE」並びに「有馬記念大全」にてあれだけアーモンドアイの懸念材料を投げかけ、更にはリスグラシューへのノーザンFの思いも記した上での最終結論です。

ご自分が思っていた買い目と違う。

その様なことは往々にして有る訳でございますが、その事によって「認知的不協和」を起こしてもらっては困るわけです。

「固定観念を捨てられるか?」

もちろんすぐには捨てられないかもしれません。

しかしながら、必要以上の「思い込み」「思い入れ」は、馬券で収益を上げようとする際には邪魔になるケースが往々にして有る訳です。

その意味でも、当会は今回の有馬記念を、

「馬券という視点からも、多くの競馬ファンに“現実を突きつける上での象徴的なレース”となる」

と事前に把握していたからこそ、「REVELATION DIRECTIVE」「有馬記念大全」を通じて、プライベートメンバーのみならず、無料メンバーの皆様にも、

「固定観念を捨てることが出来るか否かを問うレース」

として利用させてもらったのでございます。

その上で残した「馬単6130円」の的中馬券。
上記した通り私共の思い描いた理想通りの結果ではございませんでした。

しかしながら、「馬券の的中だけは残す」という使命を果たすこと。

これこそが、馬券ファンに向けた私共の「矜持」であり、メッセージでございます。

それらの“現実”をご覧に入れるための「REVELATION DIRECTIVE」であり「有馬記念大全」。

事前にこうなる事を「知っていなければ書くことが出来ないこと」を事前に示唆する場。

それが、真実追求コラム「REVELATION DIRECTIVE」でございます。

もちろん「答え」を書く場は「プライベートサロン内」であり、無料メンバーのままでは「真実に近づく事」しか出来ないかもしれませんが、いざプライベートメンバーになった際に「最初からしっかり信じて買える」ためにも、無料メンバーの皆様には引き続き今週以降も楽しみながら「真実」に近づいていただきたいと思います。

さて、この様な事を書けば「JTTCの松井は生意気だ」と言われかねない訳ですが、しかし、私は「そう思われたとしても、絶対に書かなければならない」という事を、最後に書かせて頂きます。

プライベートサロンを開設し、プライベート情報を一般開放する以上、目的は「一般競馬ファンにプラス計上をもたらすこと」でございますが、悲しいことに「全員をその領域にお連れすることは出来ない」と、私は確信しているのです。

考え方の違い
固定観念を変えられない

こういった方は、当会の情報力・分析力を持ってしてもサポートすることは難しいと申し上げるしか出来ません。

それは、馬券でプラス収支を叩き出そうという意味での最重要基準は、資金的な話ではなく、『考えの持ち方が重要であるから』という理由でございます。

もちろん、上記にてご意見を頂いたプライベート会員様の仰っていることは十分すぎるほど理解できます。

究極の馬券投資は、答えが1種類しかない以上「1点勝負」でございましょう。

しかしながら、様々な状況変化が起こる競馬のレースに於いて、様々な場面を想定することこそが、私共のいちばん重要な仕事であるのです。

それは、「様々な真実を知る立場であるからこそ出来るケーススタディ」であり、「一般競馬ファンが想定すら出来ない事を想定しておいた上で最終結論を導き出す」という事が、私共の重要な任務であるという意味でございます。

そこまでしても、馬券の不的中をゼロには出来ないのでございます。

無料メンバーの皆様にとっては、「JTTCは面倒な組織だ」と思われたかもしれませんが、それは致し方ないと考えます。競馬の優勝劣敗の厳しさを骨の髄まで知る私共としては、これだけの基準で動かなければ、直ぐに淘汰されていたと思っているからです。

1992年から、今に至るまで、競馬界の発展に寄与し続けられたという事実は、全てこの「価値基準」で動いてきたことが成功要因の中でも重要な部分であると自認しているのです。

最初が肝心であるということも含めて、様々な苦言を呈させて頂きましたが、もちろん、これから少しずつご理解頂ければ幸いであり、全ては「皆様に最高の競馬ライフを味わっていただくため」を思ってのことでしかございません。

全ては、競馬の勝ち組に居座り続けるために。
最後までご精読ありがとうございました。

JTTC-プライベートサロン
統括本部長 松井彰二