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全く背景の異なる東西金杯と「意味が問われる“あの”レース」

REVELATION DIRECTIVE[金杯週:2020/0105-06号]

■開催競馬場:中山/京都
■開催重賞:中山金杯/京都金杯
■執筆担当:松井彰二

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<REVELATION RACE LIST>

■ジュニアC
■門松ステークス
■東西金杯

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プライベートサロンの皆様
新年あけましておめでとうございます。
JTTC-プライベートサロン統括本部長を努めます松井彰二でございます。

日本の競馬界にとっても非常に重要な年となる2020年。

元旦から各所への挨拶回りを行いながら感じた事は、お会いした皆様の表情の奥に潜む大転換への決意。
多くの競馬関係者がまさに今がパラダイムシフトの真っ只中に居ることを意識し、全ては転換した未来からの逆算行動を規範とした、まさに「一所懸命」の日々を送っていることを改めて実感させていただいた次第でございます。

来たるべき未来に向かい、多くの関係者の行動がシンクロする状況。

その恩恵を馬券的視点から捉えるのであれば、

「決められた未来が “とある結果の連鎖により作られる” とするならば、そこには、必然的な勝利があり、つまりは、馬券的恩恵が結果論として付与されている」

という、明らかなる「実」をもたらしてくれるところにあるわけです。

その動きが加速度的に増す2020年。

新年だから、いつだから、といった期間限定的な話ではなく、年間を通して様々な「背後の思惑」が直接的に各レースに絡み合うのが「2020年」の競馬であると考えていただきたいわけです。

有る時には恩恵を受ける立場になり、有る時には逆に恩恵を渡す立場に回る。

陰と陽、光と影、表と裏。

この様に、「様々な立場が“?化”しながら、大転換を結実させる方向に向かう」のが2020年でございます。

それが令和のパラダイムシフト。

本年も、少しでも多くの方々に「真実」に近づいていただくため、

【REVELATION】=「隠されていたものを明らかにする事」

この基本姿勢に則り公開ギリギリのラインまで「REVELATION」したいと思います。

今週リストアップさせていただいた上記4本の中でも、パラダイムシフトが色濃く反映されそうなレースこそが、

「ジュニアC」と「門松S」

の2本のレース。

簡潔にキャッチコピーをつけるとするならば

■ディープインパクト産駒が1頭も居ない3歳限定戦のジュニアC

■ダート界制覇をも目論むロードカナロア産駒vsその他の対戦に要注目の門松S

というようなお題目が付けられるレースでございましょう。

まず、馬産事業の視点から見れば「1月から6月」のいわゆる上半期は、「出産」「種付け」が本格化するシーズンでございます。近年は1月生まれも多くなり、年明けから慌ただしくお産の準備が進められるわけでございます。

その上で、昨年末にお伝えした「印象」の話。

有馬記念でハーツクライ産駒のリスグラシューが勝利したこと。

その印象以上に皆様の記憶に残っているのは「ロードカナロア産駒のアーモンドアイの敗戦」だったのではないでしょうか?

アーモンドアイの活躍により支えられた「ロードカナロア産駒への印象」は、ある意味で昨年の有馬記念の敗戦にて、一旦「上限が見えた」というムードが流れたことは競馬ファンの皆様も馬産地の皆様も、そして、それらの馬を購入するオーナー様の立場の皆様も同じこと。

やはり、「距離には限界がありそうだ」という疑念を突きつけられた昨年の有馬記念。

その上で、サートゥルナーリアが2着したことに大きな意味があり、「勝つ競馬」ではなく「着を拾う競馬」を決行したことの意味は、実は計り知れないわけです。

アーモンドアイは惨敗したが、サートゥルナーリアは2着した。

勝ちに行けば負けることもあり得るとお伝えしていたアーモンドアイの補完的レースを義務付けられたサートゥルナーリア。

逆に表現をすれば、サートゥルナーリアが居たからこそアーモンドアイの出走が許可されたという背景は、

「ディープインパクト、キングカメハメハの2大種牡馬亡き後の日本競馬を、わかり易く支える種牡馬としてロードカナロアの価値を守る」

ということが最重要課題であったからに他ならないわけです。

キングカメハメハ系の種牡馬はロードカナロアを筆頭に多くの馬が種牡馬入りしておりますが、芝の中長距離を担う中心的存在として期待されているのが「ドゥラメンテ」であることは、種付け料の推移と種付け頭数を見れば容易に想像がつくはず。

つまりは、ロードカナロアの価値をアーモンドアイが活躍しているうちに「上げるだけ上げられる範囲が2000万円」であったということ。

今後、サートゥルナーリア以下のロードカナロア産駒が活躍したとしても、この金額を更に一気に切り上げることは難しいということを理解していなければ種牡馬ビジネスは上手くゆきません。

産駒の爆発力

この部分をアーモンドアイで見せつけた後、産駒全体で行わなければならない大きな目標は・・・

【AEIの総合的伸長】

ということになります。

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アーニングインデックスとは?

「AEI」という指標は基準値が「1」であり、1より大きければ優秀、1未満であれば回収しきれていないという指標であり、ある意味では「馬券の回収率」に似た指標である。

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つまりは、1頭、2頭の象徴的な強い馬を輩出するだけではなく「満遍なく底上げする」という、いわゆる安定期に突入したということ。

ここを取り違えると、下級条件や2歳・3歳限定戦での「取捨」を間違えることに繋がりかねないわけです。

その視点に立った時に今回の「門松ステークス」をどう捉えるのかが重要。

『このレースの結果がどうなったのか?』

という点については「今後のREVELATION DIRECTIVEの中でも数多く触れる可能性が高い」ため、その背後も含めて、現時点で要チェックレースとして取り上げさせていただいたわけです。

重賞でもなんでも無いただの「ダート戦」として、見逃してしまうのではなく、ある意味ではその辺の重賞よりも「見る価値の有るレース」「結果の背後に視線を向けるべきレース」であることをしっかりとお伝えさせていただきたいと思うわけです。

【どこかに何らかの裏があるレースが存在する】

という漠然としたフォーカスでその裏側に迫ること、ましてやその答えを抽出する事がいかに難しいかは自明であろうと思いますが、

【そのレースになにか裏がある】

というところまで絞れれば、人はそのレースの裏側に迫る可能性が上がるばかりか、より細かなことに目が向き、おおよそ無視してしまいがちなレースの中から、【大切な真実】を抽出することまで可能となるわけです。

どこかに「答えがある」ことがわかっていても、あまりにも漠然とした状況では人は探しきれません。

この、目印をお渡しするのがこの「REVELATION DIRECTIVE」の役目でも有るわけです。

ただし、答えをストレートに教えるだけでは意味がありません。
真実を見抜く眼を持つための「考え方を醸成していただく」事が最重要課題となりますので、その点は本年も口酸っぱく申し上げてまいりたいと思います。

さて、その意味ではジュニアCも「意味が問われるレースである」と申し上げなければならないでしょう。

ジュニアCといえば過去にディープインパクト産駒の勝利馬は居らず、また、あのロードカナロアが2着に負けているレースでもあります。逆に、キンシャサノキセキやサニーブライアン、メジロライアンなどGI馬なども輩出しているレース。

この表記だけでも当会にご登録頂いている皆様であれば「どのようなレースであったか?」は想像に難くないのではないでしょうか?

ちなみに「OP競走」「重賞競走」「GI競走」を全網羅的に勝っているように見える「ノーザンF生産馬」は、このジュニアCでは一度も勝利しておりません。

それが、【今年は「3頭」の出走馬を揃えてきている】という事実。

■社台オーナーズ所有の「アイスシェルフ」
■キャロットF所有の「サクセッション」
■サンデーレーシング所有の「ドゥーベ」

ノーザンF視点で見れば、昨年までは他牧場、もしくは、同系列の社台F系に勝利を譲っていたといっても過言ではないレース。

本年も社台Fから「ラッシュアップ」が参戦しております。また他にも社台SSにて繋養している種牡馬の産駒が複数出走しているという状況。

その上で、【ノーザンFの出走意図や如何に?】ということがこのレースで「注視していただきたいPOINT」となります。

なぜならば、このレースの結果を確認しておくことで、今後の2・3歳限定戦、特にリステッド競走に対しての「ノーザンFの基準が垣間見られる可能性が非常に高い」ということを申し上げておきます。

さて、門松SにジュニアC。
この2つレースに関しては、「先々の指標になる可能性が著しく高い」という事を皆様にお伝えしているわけで、その意図をご理解いただきたいわけです。この意図をご理解いただきませんと、いつまで経っても「REVELATION DIRECTIVEは難しくてよく解らない」という状況から脱出することが出来ません。

もちろん、サロンメンバーにご登録いただければ馬券的な利益は即座に手にしていただけるとは存じますが、当会が目指すのはその先。皆様にも「知る立場」として、馬券視点での利益を捻出していただきながら、最終的には馬事産業への還元をしていただくこと。

即ち、「オーナーを目指して頂きたい」という事が最終目標なわけです。

もちろん、地方馬主だけでもいいでしょうし、クラブ法人での活動でもいいと思っています。馬事産業を発展させるためのエコサイクルの輪の中に「馬券収益」を入れた事は、当会の一般情報公開の肝でもございます。

先立つものを作って頂き、まずは「信」の構築をより大事にする。
その信の構築こそが、その後のより大きな経済発展につながる。

という考え方で、JTTCのプライベート情報を一般公開したわけです。

いち早く「考え方」をシフトチェンジしていただける方のみが、そのチャンスを手にすることが出来ると思っております。

新たに今週より、プライベートサロンのメンバーに加わった皆様におかれましては、そのあたりを十二分にご理解いただいた上での審査通過であり、ご参加であるとは存じますが、競馬における様々な「学び」はこれからも続くことだけは念頭に、まずは、利益を手にすることから一歩ずつ進んでいただければ幸いです。

さて、最後に今週の重賞にも触れておきたいと存じます。
年始の重賞と言えば「金杯」でございます。

有馬記念、ダービーに続く「取りたいレース」としての立ち位置を確保しつつ有る重賞レースでございます。

つまりは、多くの方の注目を浴びているレースでもございます。

しかしながら、東西でその役割は全く変わるわけです。
金杯と名前は同じでも全く背景の異なるレースであるというのがこの金杯の真実でございましょう。

まず、プライベートギフトとして情報が一般公開されることとなった京都金杯。
この京都金杯を通じて得ていただきたい知見は、ある意味では「普遍の価値」があると言っても過言ではありません。各陣営がどの様に考えているか?という思惑が手にとるように理解できるようになるためにも、非常に重要な要素を見解にて記述しております。

特に年末年始の「変則日程による調教スケジュールの変化」に関しては、様々な状況判断が必須となります。

ローテーション
調教内容

これらの、表に出る部分への理解度が増せば増すほど競馬の裏側への理解度は急激に上がるわけです。
そういう意味では、京都金杯は非常に良い題材であり、一挙両得を狙えるレース。

評価順のみならず情報内容にもご注目頂きたいと思う次第でございます。

そして、最後に中山金杯。
このレースは多くを語ることが出来ませんが、2頭の馬名を上げて、注目すべき箇所について言及しておきたいと存じます。

まず1頭目。

クレッシェンドラヴ
鞍上は内田博騎手。
内田博騎手といえば、昨年までは戸崎騎手と同じ中村エージェントが騎乗仲介を行っていたわけですが、その契約が昨年切られたという事実はこの場でお伝えしていかなければならないでしょう。そもそも、エージェントの中村氏は地方騎手出身であり、中央競馬のエージェントとして活躍する道を作ったのが内田騎手。にもかかわらず、その大恩人である内田騎手と別れを選んだ訳です。
その様な状況下で出走する内田騎手。
福島記念から2キロ増える斤量にどう対処するか?
1000m通過前後の内田騎手には要注目でございます。

「なぜ、そうしたのか?」

に、想像を巡らせて欲しいと思います。

つづいて、2頭目。

ザダル

こちらはO.マーフィー騎手が乗り替わり。
日本来日中の騎乗仲介者は内田騎手との契約を打ち切った中村氏ですね。
石橋脩騎手から強奪したとも言える乗り替わりの裏側に、いくつかの「口には出来ない事情」が有るわけです。その内容を知っていただいた所で、直接このレースの結果には影響を及ぼさないので割愛しますが、ただ、上記したクレッシェンドラヴの内田騎手の1000m前後の動きに関連する情報は「マーフィー騎手には共有される」とのこと。

なるほど、そうなれば今回の印順になるのも頷けるという分かりやすい話。

各陣営のお手並み拝見と行きたいですね。

さて、新年1発目の「REVELATION DIRECTIVE」はここまで。

今週からプライベートメンバーに昇格された方は、先日の審査の際にも申し上げましたが、買い目を確認した後に、必ず「担当」まで1本ご連絡いただけるようよろしくお願いいたします。

特に質問事項等が何もなくとも、雑談だけでも構いません。
もちろん、細かい点はこちらからもご確認差し上げますが、「誤解」や「思い込み」などで不必要なミスをしないためにも最初の一歩が肝心となりますので、よろしくお願いいたします。

さて、2020年の幕開け初週。
特に今週はプライベートメンバーの本格始動の初週となりますので、好結果をお届けし最高のスタートダッシュを切ってもらいたいと思います。

また、今後無料メンバー様にも喜んでいただけるよう様々な企画を考えております。
引き続き、当会からのメールやお知らせには注視して下さいますようよろしくお願いいたします。

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松井彰二