REVELATION REPORT
【結果総括】REVELATION REPORT「桜花賞週レポート」
掲載日:2020年4月13日
知る立場に居る我々ですら、このような自体を招くのが競馬であると再認識させられた桜花賞。
◎9デアリングタクト
◯17レシステンシア
ブラッドガバナンスの視点で見れば大成功に終わった桜花賞。
しかしながら、馬券の視点に差し戻せば、成果をあげられなかった桜花賞。
「ブラッドガバナンスを扱う中枢に居る」
という視点だけで、この結果を見るのであれば「心より大成功を祝える」状況であるのですが、しかしながら、私供の立場はその視点だけに留まるわけではございません。
馬券情報を一般公開し始めた2019秋以降の当会の立場としては、
「私どもの考え方に共感してくださったメンバー様へ“馬券での成果”を提供する視点」
が常に存在するわけですから、ブラッドガバナンスの成功だけでは片手落ちであり、全く喜べないわけで、正に、無念でございます。
結果は不可逆であり、時間を差し戻すことはできませんので、言い訳と捉えていただきたくはございませんが、惜しむらくは「雨の降り方があと2時間早く強まってくれていれば、最終結論直前で別の選択肢も協議できた」訳ですが、こればかりはコントロールできない領域でございます。
つきましては、今後の「改善案」を最初にご提示させて頂きます。
<桜花賞不的中事案における改善案>
今回の反省を今後に活かす上で、雨雲レーダー等による降雨時間、降雨量の予測の強化を行い、馬場予測プログラムの強化を図ることを決定いたしました。
当日の流れを追えば、買い目公開直前の阪神4R(11:25分)時点では、阪神競馬場の馬場状態は「良」発表。
もちろん、そのまま「良」で推移するとは算出されておりませんでしたが、当会のプログラムによる算出結果は「稍重でレースを迎えられる」というもの。
買い目公開後も、例えば阪神7R(13:25分)前のパドックでも未だ合羽を着て周回する厩務員はおらず、その時点では「稍重」発表のまま。
これであれば、完璧な的中をお見せ出来ると確信しておりました。
14時25分。
桜花賞との関連性を強く宣言していた「忘れな草賞」が発走。
道中の不利もなく予定通りの展開にて完璧な的中を披露した忘れな草賞。
その忘れな草賞は「稍重」でのレースで、上がり3Fの時計も「34秒台」を掲示。
この忘れな草賞の結果を経て、さらに桜花賞的中への確信を抱いていたわけでございます。
がしかし、天は思わぬ悪戯を働いてきます。
忘れな草賞の辺りから一気に雨あしが強まり、不良馬場に近いほどの重馬場へと急激に移行してしまった事。
それであっても、
◎デアリングタクト
◯レシステンシア
には一点の曇りもなく、逆に「より結果についての自信が高まった」と言える状況でした。
とはいえ、それ以外の指定対象馬に関しては、「もう降ってくれるな」との思いが湧いてきていたのも正直なところでございます。
その不安が的中してしまうことになった、3着スマイルカナ抜けという結果。
無念でございます。
知る立場にあったからこそ。
絶対的な自信でお届けしていたからこそ。
正に天を見上げることしかできなかった桜花賞直後。
ご参加頂いたメンバー様からは
「急な雨だったから、馬単に変更して取ったよ」
「2頭が抜けている事は見解からも判断できたので、馬連1点を厚めに押さえていたよ」
など、フォロー頂くお声も数多く届いておりましたが、それは当会の実力ではなく、メンバー様方の実力の高さゆえ。
フォローしてくださって恐縮ではありますが、不的中は不的中でございます。
この事実を捻じ曲げて、私供が「まぁ、こういう事もあります」と申し上げてしまえば、何の成長も、何の改善も果たされません。
だからこそ、決断した「馬場予測プログラム」の改修。
今後、梅雨に突入する時期を見据えても、今すぐ動くことで、メンバーの皆様に安心感をお届けすることが、桜花賞での不的中に対して私供が出来る最善の対策。
「不良に近い重想定」であれば、逆に馬単や馬連での少点数の結論に移行できたのも事実ですが、これは不可逆。
「不良に近い重想定」であればスマイルカナを押さえられて居たのは事実ですが、これも不可逆。
全ては、当会の「準備」が一歩及ばなかった事が、原因。
競馬は「自然」と共に行われる競技でございます。
馬場に関しては「造られたもの」ではございますが、それでも天候の影響は大きく受けるわけです。
だからこそ、当会には「気象予報士並の知識を有する専門メンバー」も配置しておるわけですが、それでも読みきれなかった今回の馬場。
メンバーの皆様にこの無念を二度と味あわせないためにも、強化することを徹底いたします。
以上が、桜花賞不的中事案における改善案でございます。
まずは、この改善案を早急に徹底し、より安心してメンバーの皆様が競馬を楽しめる環境を強化いたします。
その点も含め、桜花賞の不的中、誠に申し訳ありませんでした。
改善案の徹底を含め、引き続きJTTCへの変わらぬご期待ご支援をよろしくお願い申し上げます。
-----以上改善案でございました-----
さて、改善案のご報告で、多くのスペースを割かせて頂きましたが、ここからはいつものレポートとなります。
まず、メンバーの皆様にお伺いしたいのは、先週の真実追求コラム「Revelation Direvtive:桜花賞週編」にて、
『なぜあそこまでストレートなご報告をさせていただいたか?』
という点について、
『皆様、どう解釈をされておりますか?』
という事に尽きるわけです。
細かい引用をするまでもなく、
■ニュージーランドT
◎ルフトシュトローム
■クイーンエリザベスS
◎アデイブ
■忘れな草賞
◎ウインマイティ
■桜花賞
◎デアリングタクト
であることを、どの様な見方をしたとしても、上記の結論に辿り着くような書き方をさせて頂きました。
しかも、日本のレースに関しては、露骨に馬名を上げた上での記述でございます。
「凄いでしょ!」
などと言うつもりはございません。
私が、『結果がこうなるということを知る立場』にたまたま居るから書けた記述ですし、「予想が完璧」というレベルの話であれば「凄いでしょ!」と自慢したくなるのかもしれませんが、そうではありません。
つまり、上記4本のレースは「予想云々のレベルではない事」を常々申し上げておりますが、にもかかわらず、
『なぜ、無料メンバーの皆様でも御覧いただけるコラムの中で、この様な事前告知をさせていただいたのか?』
もっと噛み砕けば、
『答えを事前に教えて差し上げたことで、当会が何をしようとしているのか?』
について、ご理解いただいておりますでしょうか?
という質問でございます。
中には、「いやいや、そんな記述適当に書いたことがたまたま当たっただけじゃないの?」とおっしゃる無料メンバー様も中にはいらっしゃいますが、正直、その様な価値観でしか物事を測れないレベルの方にはお聞きしておりません。たまたまだと思うのであれば、どうぞ、そのまま思ってて頂いて良いのです。否定も反論もしません。
もちろん、「そのような方が少ない」ことが、当会のメンバー様方の質の高さだと自負しておりますが、そのような方をゼロにするために当会は一般競馬ファンの皆様に情報公開を解禁したわけではないわけです。
ではなぜこの様な、『情報漏えいにも通じてしまうような事前告知を敢えて行ったのか』という理由。
これは何も、先週だけの話しではございません。
■大阪杯週
・大阪杯の「◎は牝馬」と週頭に予告
・アザレア賞の◎は「フライライクバード」であることを予告
・ダービー卿CTでは「キャロットF」に注目と宣言
■高松宮記念週
・伏竜Sでの「◎テーオーケインズ」を予告
・毎日杯での「◎サトノインプレッサ」を予告
■スプリングS週
・若葉Sにて「▲キメラヴェリテ」の激走を予告
・阪神大賞典での「キセキ」の評価下げを公開
さらに申し上げれば、「2月7日(きさらぎ賞週)」のコラムの中では、
「桜花賞を語る上で非常に重要なレース」
として、エルフィンSを取り上げております。
正直、当会のステークホルダーの皆様からは、「松井と宇野は馬鹿正直者」と揶揄される事もしばしばでございます。
にもかかわらず、この様な「事前公開」「事前告知」「事前示唆」を行い続けているか?
知る立場の我々ですら【不的中を完全にゼロにすることが不可能】であることが、大前提にあります。
今我々が直面しているコロナ騒動。
これはパンデミックではなく【インフォデミック】であると語る学者の方もおるほど。
それが何を差しているかと言えば「人の心の弱さ」でございます。
人は不安になれば、攻撃性が増す生き物であり、判断基準や指標が一気に無に返す生き物です。
それを競馬に置き換えれば、【一つの不的中で不安に陥り】怒りと絶望に支配されてしまうような方もいるのです。
人間には【損失回避欲求】というものが備わっているといいます。
そして、【人間は矛盾を内包する】生き物でございます。
■儲けたいけど、外れるのは怖い
当たり前のことです。
これは、私も同様です。
利益をいくら出していても、毎回「不的中」には愕然としますし、馬券購入する際には「大丈夫だろうか」という不安とともに、購入します。
もちろん、
『確信(根拠)が不安を上回っておる』
からこそ、馬券購入するわけですし、その根拠がしっかりあるからこそ、不的中後も馬券を買い続けているわけです。
つまり、なぜ私供が馬鹿正直者と揶揄されてまでも、この様な事前示唆をし続けるのか?といえば、
【根拠と結果の因果関係を共有する】
これが答えでございます。
たまたま的中したわけではないこと。
そこには確たる『根拠・背景=そうなる理由』があること。
にもかかわらず、桜花賞のように不的中となってしまうケースが有ること。
それでも、そこから【次の「馬券購入」にチャレンジ】すること。
このサイクルが競馬で利益を捻出し続ける唯一の方法でございます。
「買わなければ、配当は得られない」
のです。
当会の情報力をもってしても、メンバー様が馬券を買えなければ、その手に払戻金を乗せて差し上げることはできないのです。
ここまでも何度も何度も申し上げてきたことです。
「松井と宇野は馬鹿正直だ」
と、ステークホルダーの皆様から言われると、前述致しましたが、
このように「不的中となったレースを必要以上に取り上げる点」も、そう言われる理由でしょう。
「普通は当たったレースの話しをするもんだろ」
とよく言われます。
しかし、私は逆だと思っています。
参加して下さっている人は、当たったレースを体験しているわけですから、説明の必要なんて要らないでしょう。
しかし、今、私が一番メッセージを届けたいのは、
・無料メンバーの皆様
・桜花賞の不的中で不安を抱えているメンバー様
でございます。
■無料のメンバー様に言えることは
「一歩踏み出すことができるかどうか」
■桜花賞の不的中で不安を抱えているメンバー様に言えることは
「皐月賞を筆頭に今週も馬券を買えるかどうか」
ここまで様々な【根拠】を指し示してまいりました。
そして、それなり以上の【結果】をお見せしてきた所存です。
我々が上記の通り根拠を指し示していなければ、
「止まるな!前進せよ!」
とは、申し上げられないのです。
だからこそ、毎週【馬鹿正直者】と言われても、そこまで書いたら【情報漏えいと変わらんぞ】と言われても、書き続けているのです。
そもそも、馬券にはリスクが伴います。
例えば某有名「元六本木で働く社長」◯◯エモンさん。
よくTwitterなどで「ゼロリスク信者バカ」と罵っておりますが、私は、そこまで言う必要はないと思っております。
不安は誰にでもあります。
誰だって不安を解消したいのです。
しかし、世の中から「リスク」は無くならないという『真理を語っている』という意味では、上記「元六本木で働く社長」氏の言うことも理解は出来るわけです。
JTTCのメンバー様は、
『そのリスクを共有しながら、収益を上げる仲間』
であるからこそ、
【少しでも不安を取り除いて差し上げられれば】
と考えております。
だからこそ、当会の発起人、株主、代表、ステークホルダーの皆様も、私の「書き過ぎ」に対して、“今”は目を瞑ってくれています。
なぜなら、
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補填競馬・救済競馬が発令されている非常事態下で、
「通常時と変わらぬ価値観で現在の競馬に接する事は避けていただきたい」
ということ。
それは、何かしらの【危機感】を煽るわけではなく、
【この状況下だからこそ得られる“絶大なる利得”を逃さないために】
という事が趣旨でございます。
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と、毎回記述させていただいている通りでございます。
先週【REVELATIN RACE LIST】で取り上げさせて頂いた4本のレース。
■ニュージーランドT
◎11 ルフトシュトローム
◯12 アブソルティスモ
▲14 シーズンズギフト
☆9 オーロラフラッシュ
☆16 ウイングレイテスト
△10 ハーモニーマゼラン
△5 ペールエール
<結果>
1着◎11 ルフトシュトローム
2着▲14 シーズンズギフト
3着☆16 ウイングレイテスト
3連単F:3万4500円的中
■クイーンエリザベスS
◎2 アデイブ
〇1 ダノンプレミアム
▲12 ベリーエレガント
☆5 ヴァウアンドディクレア
△4 テアカウシャーク
△13 メロディベル
<結果>
1着◎2 アデイブ
2着▲12 ベリーエレガント
3着〇1 ダノンプレミアム
3連単F:4880円的中
■忘れな草賞
<評価順>
◎2 ウインマイティー
〇8 イズジョーノキセキ
<結果>
1着◎2 ウインマイティー
2着〇8 イズジョーノキセキ
馬連:1710円的中
■桜花賞
◎9 デアリングタクト
○17 レシステンシア
▲5 マルターズディオサ
☆14 ミヤマザクラ
☆13 マジックキャッスル
△4 サンクテュエール
△11 クラヴァシュドール
△8 リアアメリア
△18 エーポス
<結果>
1着◎9 デアリングタクト
2着○17 レシステンシア
3着無3 スマイルカナ
3連複F:1万2590円不的中
結果は4戦3勝と、パーフェクト的中を残すには至りませんでしたが、それでも「数多くの根拠は示せた」と自負しております。
GI開幕に併せ、特にこの4週は真実追求コラム「Revelation Directive」では、答えを分かりやすく示唆してまいりました。
今後、ここまでの【事前示唆】が毎週出来るとは限りません。
それだけ、日を追うごとに、救済・補填の色が濃くなってきており、触れることすらできないケースも増えてくる事は確実でございます。
だからこそ、口幅ったい話ばかりで申し訳ないですが、今できることとして、
【根拠と結果の因果関係を共有する】
事に努め、
【この状況下だからこそ得られる“絶大なる利得”を逃さないために】
ほんの少しだけだとしても、
【一歩踏み出す上での不安を取り除いて差し上げられれば】
と考えております。
皐月賞を筆頭に、今週も【充実した根拠】を持ってお届け出来るレースを多数用意してございます。
今週も、コロナの猛威による自粛ムードが高まる中にあって『競馬ができる事に感謝』し、その状況下だからこそ得られる利益を多くの方に還元し、また我々はその利益を馬事産業に還流させるという、本分を全うしたいと存じます。
そのためにも、メンバーの皆様方もご自身のご健康管理だけには気をつけて頂きたいと、祈念しております。
長々と生意気なことを申し上げましたが、皆様方とのより佳き競馬ライフのためと、ご容赦下さいませ。
JTTC-日本競走馬育成評議会
プライベートサロン統括本部長
松井彰二