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REVELATION DIRECTIVE

REVELATION DIRECTIVE[フローラS週:2020/0425-26号]

■開催競馬場:東京/京都/福島 ■開催重賞:フローラS/マイラーズC/福島牝馬S ■執筆担当:松井彰二 ------------------------------------- <REVELATION RACE LIST> ■福島牝馬S ■オアシスS/あやめ賞 ■フローラS/マイラーズC ------------------------------------- プライベートメンバーの皆様には先程私より、とある重要なお知らせをメールにて配信させて頂いております。 まさに、世界競馬に巻き起こっているパラダイムシフトの象徴とも呼べる存在。 その存在を知るのは、当会のプライベートメンバー様を含む極一握りの方のみ。 無料メンバーの皆様にもご覧いただける、この「REVELATION DIRECTIVE」の場で、どこまで詳しく触れられるか微妙なラインではありますが、恩赦のキーワードが発令された際には過去全てでそうしてきたように、徹底的に「事前示唆」を行い、その上で我々が知る立場にあることをしかと証明してゆきたいと思います。 さて、東京・京都開催の幕開けとともに届いた重要なお知らせは、上記のご報告だけではありません。 新型コロナウイルスの影響による無観客競馬の実施を5月一杯まで延長することをJRAが発表いたしました。 この決定により「東京優駿(日本ダービー)」は前代未聞の無観客競馬にて実施される事になるわけですが、この決定には当会としても大いに賛成の立場として一票を投じさせて頂きました。 ハッキリ申し上げておきますが、JRAに競馬を中止する意向は基本的にはございません。 この様な情勢の中一度止めてしまえば、戻すタイミングを失うことは勿論の事、生き物を扱う立場である以上、機会損失に対しての補償は際限が無いのです。 無論、その背景には「国庫納付金納付」という錦の御旗が存在しますので、国側の視点から見ても競馬開催を停止させる意図はないのです。 その上で、今後この場では、東京優駿が無観客競馬で行われることの「功罪」を少しずつご披露して行ければと思います。 さて、先の話は鬼が笑うと申します。 早速今週の真実を追求してまいりたいと思います。 まず今週真っ先に触れなければならないのは、福島牝馬Sでございましょう。 福島の地に集まった精鋭牝馬16頭。 現状御存知の通り土日の開催地移動が制限されているジョッキー達。 その事がどれだけ、若手騎手や中堅どころの騎手を奮い立たせているか。 本来であれば、騎乗機会を手にすることすら出来なかった騎手すら居るわけですし、この事によって「様々なノイズ」が発生し、馬券視点で見てもオッズが割れることに繋がり、より知る立場としての優位性が顕著に現れるレースであると言えるわけです。 例えばエスポワール。 ここ3戦はM.デムーロ騎手が手綱を取っておりましたが、今回は池添騎手が騎乗するわけです。 「全10競馬場の重賞完全制覇に王手をかけている池添騎手」になぜわざわざ騎乗依頼をかけたのか? それこそ、救済の意図を持ってのことなのか、逆に、そこに意識を集める別の何かを目立たせなくするための意図を持ってのことなのか。 そもそも、この福島牝馬Sに「9頭」出走させている「社台グループ」。 メンバー的には中山牝馬Sの再戦のような構図ではございますが、その背後の意図は中山牝馬とは全く別物。 不良馬場で行われた中山牝馬Sではいくつかの誤算があったと口にする関係者もあったように、ブラッドガバナンスという視点において重要視される「ブラックタイプの獲得」にいくつか予定外の誤算が起こっていたということ。 その大前提をご理解頂いた上で、もう一度騎手の配置を見ますが、 【替】エスポワール:池添騎手 【替】フィリアプーラ:丸山騎手 【替】サラキア:吉田隼騎手 【続】アロハリリー:中谷騎手 【続】マルシュロレーヌ:坂井瑠騎手 【替】ダノングレース:斎藤騎手 【替】レッドアネモス:酒井騎手 【替】ハーレムライン:柴山騎手 【続】フェアリーポルカ:和田騎手 という状況。 騎乗停止明けの和田騎手が乗るフェアリーポルカ 10場制覇がかかる池添騎手が乗るエスポワール 池添学厩舎にもかかわらず吉田隼を配したサラキア ちなみに池添学調教師が兄謙一騎手に騎乗依頼をした回数はこの5年で102回。 そして、勝利数は8勝。 この数字が多いか少ないかと言えば、決して多い数字ではないでしょう。 更にこの数字を、1人気から3人気までの騎乗馬に絞っても【6:7:2:19】という数字であり、高くないというよりも、低いといえる結果です。 その池添学厩舎のサラキアに吉田隼騎手を配し、オルフェーヴル産駒のエスポワールには池添騎手を配してきた。 そして、フェアリーポルカは和田騎手の継続騎乗。 面白い構図です。 この様な騎手采配を行うからこそのノーザンFなのでしょう。 ちなみに、騎手以外の視点で見ても面白いのが調教師視点。 角居、矢作、国枝、友道に加え、若手の斎藤崇、池添学、西村、高野といった若手が挑む構図。 例年このお産の真っ盛りのシーズンはどの調教師もノーザンF詣で、社台F詣で、を行うわけですが、新型コロナの影響で、調教師にも移動の自粛要請が出ており、北海道入りがままならない状況であるということも、この場でお伝えしておきましょう。 続いては、非常に特殊なレースとも言える2つのレースについて。 それが、オアシスSとあやめ賞の2つのレース。 一見すると、古馬のダートリステッド競走と3歳1勝クラスの特別線に何の関係があるんだ? と思われるかも知れませんが、まず、オアシスSの出走メンバーを見て、どう思いましたでしょか。 東京ダ1600mで行われる一戦に、 ・アップクォーク ・アウトライアーズ ・コズミックフォース といった、ノーザンF生産の「芝路線で活躍した馬」が顔を揃え、ノーザンF以外にも、 ・ブレスジャーニー ・ロードグラディオ ・ダイメイフジ といった、芝路線で活躍した馬が一同に介しているわけです。 その上でノーザンFがルメールを配したのは、ノーザンF生産ではないサンデーレーシング保有馬のゴライアス。 もちろん芝で活躍した馬がダートに路線を変えることはよくあることですし悪いわけではありません。 私が申し上げたいのも良いとか悪いとかの話ではなく、「何をしようとしているとお思いですか?」という事を読者の皆様に伺いたいわけです。 なぜ、この様な使い方、もっと噛み砕いて言えば、まるで口裏を合わせたかのような使い方をオアシスSでしてきたのか。 ちなみに、ダービー3着のコズミックフォースの兄弟にはダートで活躍している「アンティノウス」や「ウラノメトリア」などが居ますね。 更に、バレッティなど自身は芝ではサッパリでしたが兄弟を見れば、芝での勝鞍のほうが多いわけです。 アウトライアーズの兄弟は「ダートの勝鞍の方が多く」、ダイメイフジは「芝で7勝しているダイメイプリンセスの妹」ですから、兄弟は芝の勝鞍の方が多いわけです。 かたや、関連性があると申し上げた、あやめ賞。 ダノンファンタジーの弟アドマイヤベネラを送り込み何をしようとしているのか。 父キングカメハメハ 母父ディープインパクト の血統背景を持つ「フェニステール」と「キングサーガ」。 父キズナ の血統背景を持つ「ハギノエスペラント」「グランスピード」「スズカキング」。 ちなみに、アドマイヤベネラの1歳年下の妹=パタゴニアは「キズナ産駒」。 キズナはもちろんディープインパクトの代表産駒の1頭。 見えてきたでしょうか? オアシスSとあやめ賞の繋がりが。 様々な背景と意図がクロスしているように見える、この2つのレース。 そのクロスした部分を紐解くヒントまでは申し上げられませんが、ヒントのヒントを一つ。 「サンデーサイレンスの血の使い方」 ここに、そのクロスした部分を紐解くカギがあります。 さて、最後は今週の日曜日の重賞について。 今週はマイラーズCが、プライベートギフトとして提供されます。 香港遠征を断念せざるを得なかったインディチャンプが出走しますが、もちろん本番は安田記念。 実際昨年このレースで4着に敗れているインディチャンプですが、究極の上り勝負となったレースで自身32.1のLAPを掲示して負けたのでは致し方ないと言える最高の叩き台であったわけですが、本年は58キロの斤量を背負ってのレース。 どのような最終結論を導き出すのかは、レース当日の買い目公開もしくは、プライベートギフトにてご確認下さい。 それでは最後の注目競走。 フローラSについて。 ■スカイグルーヴ 父エピファネイア 母父キングカメハメハ シーザリオとエアグルーヴの血を引き、サンデーサイレンスの3×4。 ■レッドルレーヴ 父キングカメハメハ 母父ディープインパクト こちらも、エアグルーヴの血を受け継ぐ名牝。 シンプルに申し上げれば 母父ディープインパクトvsサンデーサイレンスの3×4 この構図がこの2頭には成り立つわけです。 現時点で、エピファネイア産駒でサンデーサイレンスの3×4の代表馬は? と聞かれれば、「桜花賞馬デアリングタクト」と答える方が多いでしょう。 かたや、現時点で母父ディープインパクト産駒といえば?と聞かれた時、皆様はどの馬を答えるでしょうか? 直ぐにこの馬! と、自分なりの答えが出た方は血統好きな方とお見受けいたしますが、今回のフローラSにおける、 【母父ディープインパクトvsサンデーサイレンスの3×4】 の構図はそれほど単純ではありません。 いま、私が何の話をしているかお気づきの方は、本当に素晴らしい。 今私は、スカイグルーヴの話も、レッドルレーヴの話もしておりません。 とある【穴馬】に関しての話をしているわけです。 東京競馬場のオークストライアルにディープインパクト産駒が1頭のみ。 ブラックタイプ争奪戦ともいわれる牝馬トライアル重賞は、その着順ごとに経済効果が大きく変わると申し上げてきました。 REVELATION DIRECTIVE[弥生賞週:2020/0307-08号]の中でも、 -----以下引用----- 牝馬にとって何よりも重要なのは、 獲得賞金ではなく【ブラックタイプ】を積み重ねること。 これが、牝系全体のブラックタイプの充実を引き起こし、自らの繁殖価値のみならず、牝系全体の価値の底上げにつながるわけです。この経済効果はGI5着でも「1億円」、GI1着で「10億円」と言われているわけです。 -------------------- と書かせて頂きました。 もちろん、引用部分だけでなくその号は読み返しておいて頂くことをオススメしますが、まさに、このフローラSも根底の考え方はブラックタイプ獲得であるわけです。 しかしながら、チューリップ賞や桜花賞とは、また違った意味合いを持つのがこのフローラS。 ちなみに、フローラSはオークスとも若干違う意味合いがございますが、その話はまた今度。 話を戻します。 過去10年でこのレースにて3着以内に絡んだ穴人気馬。 2019:ジョディー:9人気 2018:パイオニアバイオ:13人気 2017:モズカッチャン:12人気/ヤマカツグレース:10人気 2016:アウェイク:13人気 2014:マイネオーラム:13人気 2013:ブリュネット:9人気 2012:ダイワデッセ―:18人気 2011:バウンシーチューン:9人気/マイネソルシエール15人気 硬くおさまったのは2015年と2010年のみ。 今週は、この事を伝えるまでで話を終えなければなりませんが、この10年で7頭もの2桁人気馬が馬券圏内に突入しているレース。 展開利を受けるケース、ただただ、人気の盲点になっていただけのケースとございますが、本年の結果やいかに。 楽しみに最終結論をお待ちください。 今週はここまでとさせて頂きます。 春のメインでもある東京・京都開催の幕開けです! メンバーの皆様に1本でも多くの的中馬券をお届け出来るよう手抜かりなく進めさせて頂きます。 それでは、今週も楽しみましょう。 JTTC日本競走馬育成評議会 プライベートサロン統括本部長 松井彰二