REVELATION REPORT
【結果総括】REVELATION REPORT[フェブラリーS週:2021/0220-21号]
掲載日:2021年2月23日
パラダイムシフトの渦中にある競馬産業界では「時にGIレースよりも重要なレースがある」という真実を垣間見て頂いた先週。
フェブラリーSでの不覚の不的中はあったものの「恩赦競走2鞍における大成功」は、この先全ての機運をさらに上昇へと向かわせる一つの狼煙となったと確信しております。
お世話になっております、JTTCの松井でございます。
まず、本来であればパーフェクト的中のご報告をすべき週に、フェブラリーSにおける不覚に関しては、社を代表してお詫びしなければならないでしょう。ご参加いただいた皆様には、いち早くリベンジの機会を提示させていただく事に加え、フェブラリーS特命班に変わり私からもお詫び申し上げます。
GIレースであれば、注目も集まる事は必然。
そのレースで的中を残すことは、弊社としても至上命題であり、恩赦競走が的中を残せたから格下のレースが不的中に終わっていいという事ではありません。
敗因に関してはレース当日に特命主査の森川よりご報告が届いていると思いますゆえこの場で長々とお伝えすることはございませんが、「1つの不的中が10の的中の母となる」という競馬における一番重要な格言を実践する上での、様々な教訓を得ておりますゆえ、ご心配頂く必要は微塵も無いと断言できます。
その上で、端的に結論から申し上げれば、超法規恩赦期間の「意志ステージが一段上がった」と言える状況に突入しているわけです。
先週のREVERATION DIRECTIVEにて書き記したいくつかの「事前示唆」に関しても、全ては「敢えていつもよりわかりやすくキーワードを残しておいてくれ」という、首脳部からの逆オーダーで行った事であり、そうでなければ、下記のような表記は流石に私ですら許されないレベルの内容だったわけです。
■京都牝馬Sに関しての事前示唆■
本年の京都牝馬Sの出走メンバーの父で、ゆくゆく「母父の立場」となる産駒が多数見込まれていて、現段階で産駒がデビューしていないのは、
母父ロードカナロア
母父オルフェーヴル
であることは間違いない。
この2頭は共に「世界基準」の知名度を満たしており、日本のみならず海外のホースマン、オーナーからの覚えもめでたいということが非常に重要なポイントである。
-----以下結果-----
■京都牝馬S
◎4イベリス(ロードカナロア産駒)
〇14ブランノワール(ロードカナロア産駒)
▲12シャインガーネット(オルフェーヴル産駒)
☆15ギルテッドミラー(オルフェーヴル産駒)
△8リリーバレロ(ロードカナロア産駒)
△2ヤマカツマーメイド(ロードカナロア産駒)
<結果>
1着◎4イベリス
2着☆15ギルテッドミラー
3着〇14ブランノワール
ワイド:1210円的中[1点40%]
3連複:1万3390円的中[4点各15%]
<レースに対しての解説>
ワイド1点と3連複2頭軸4点の軸として指名されたのはロードカナロア産駒の2頭「イベリス」と「ブランノワール」。恩赦特別競走としては変則的な「連系種別」での馬券指示が出た珍しいケース。
この様な買い目、そして、このような結果になることが必然である事を事前に知っていたからこそ、上記の事前示唆が出来たわけです。
■ヒヤシンスSに関しての事前示唆■
『日本であって日本ではない』
ある意味では『インターナショナルスクール』とでも言えるような立ち位置にあるヒヤシンスS。
米国視点でこのレースを紐解けば『母父Empire Maker』を持つラペルーズに目線が向くはずでなのである。
-----以下結果-----
■ヒヤシンスS
<評価順>
◎2 ラペルーズ
〇11 レディバグ
▲12 ロードシュトローム
☆1 タイセイスラッガー
注6 プロパーティオ
△9 ゲンパチフォルツァ
△8 タケルペガサス
<結果>
1着◎2 ラペルーズ
2着注6 プロパーティオ
馬単:1万9590円的中[6点]
<レースに対しての解説>
ラペルーズが米国から再注目を浴びている馬であることを事前提示し、その上で「それだけで終わるような単純な話ではない」という事を示唆。世界に父内国産種牡馬をアピールする上で、対抗本線4頭に関しては「米国産馬以外」の馬が指名されているわけです。とりわけ、人気の盲点となっていたトランセンド産駒のプロバーティオが2着に入線してくれたことで、約2万馬券となる好配当馬券を手にすることが出来たことは、してやったりの一戦と言えるわけです。
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京都牝馬Sでは「買い目指定馬全頭」、ヒヤシンスSでは「本命馬」に行きつく、ある意味で「答えそのもの」と言える表記をさせて頂きました。
なぜこのような表記を決行したかについては徐々に紐解かせていただきますが、一つ言える事は「今週以降、恩赦競走に関しての事前示唆が一切行えない可能性がある」ということ。
超法規恩赦期間の「第二ステージに突入した」と言っても過言ではない今。
全ての背景が「全集中的にパラダイムシフトの後押し」を行っていると言っても過言ではない。
それは、遂に突入する「クラシック恩赦」の扉が開いたともいえるのである。
【クラシック恩赦】
恩赦特別競走の中でも【更なる極み】と言っても過言ではない「恩赦of恩赦」である、このまま事が順調に進めば「東京優駿:日本ダービー」が、恩赦になる事さえあるという状況に突入しているのである。
株主様にはもちろんの事、全メンバー様にお伝えさせていただきたいことがございます。
JTTCがJTTCであり、今後もJTTCとして存在することの「最大の価値」でもある、恩赦特別競走は、私共の宝という事ではなく、「皆様の持つ大きな利権でもある」という事。
今一度、その価値を誤認識いただきたいという事。
一撃で帯封を狙えるだけの精度を持つ恩赦特別競走は、当会が平常時にご提供させて頂いている情報とは比較できない「別物」「別枠」「別基準」であり、「情報であって情報でない」という表現をここまでも幾度となくさせて頂いてきました。
ご参加いただいた事の無い方ならまだしも、一度以上ご参加いただいた方であればその破壊力は十二分にご理解していただいているはず。
残念ながら、昨秋以降にご入会いただいたメンバー様には未だご参加いただいていない方も少数いらっしゃいますが、とはいえ、当会にご在籍していただいている95%のメンバー様にご体感頂いてきている恩赦競走。
なぜこのような進言をしているかと申し上げれば「その皆様が知っている恩赦競走ですら凌駕する新境地に脚を踏みいれているのが正に今」であることへの認識を高めて頂きたいからに他なりません。
今週、この事をお伝えし、より深くご共感頂くために「敢えて事前示唆の内容をストレートにした」というのが、先週末のREVERATION DIRECTIVEにて、赤裸々に馬券対象馬を公開した意味でございます。
超法規恩赦期間もそうそう長くはなさそうです。
もしやもすれば、ダービーを待たずに終了という事も考えられる次第。
私としても「この超法規期間に1円でも多く稼いでいただく。そのためならできる限りのサポートを行う」と心に誓っております。
是非、今週もご期待いただきたいと存じます。
JTTC日本競走馬育成評議会
松井彰二