プライベートギフト
3月28日(日)中山7R 4歳上1勝クラス
掲載日:2021年3月28日
■■プライベートギフト■■
中京7R 4歳上1勝クラス
13時15分発走
ダート1800m/15頭
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プライベートランク:☆
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<評価順>
◎10 シハーブ
○6 タマノカイザー
▲9 ペイシャシキブ
☆8 キットサクラサク
△5 マイネルレンカ
△1 ジェイケイエース
<◎の見解>
中山ダート1800mを舞台に行われる4歳以上1勝クラスの一戦。
当会が本命に抜擢するのは美浦・藤沢厩舎の管理馬にあたる◎シハーブ。
◎シハーブ(牡5歳)
父:ゴールドアリュール
母:サマーハ
馬主:(有)シルクレーシング
生産牧場:ノーザンファーム
重賞3勝の活躍馬シャケトラを兄に持つシハーブ。
兄譲りの高いポテンシャルに体が追いつかず、ここまで出走しては約1年、出走してはまた1年と休み休み大切に使われ5歳馬ながらまだキャリア3戦。体も実にしなやかで青毛の馬体をフレッシュ見せている。
そんなシハーブが、初めて中7週でレースに臨む今走。
おおよそお察しいただけているとは思うが、体質強化でようやくそのポテンシャルをフルに発揮できる状態まで成長したということであり、レースを待たずしてその片鱗を披露したのが水曜の最終追い。
体重の軽い木幡育騎手を迎えたとはいえ、馬なりで南ウッドの自己ベストあっさり更新。タイムもそうだが、力強いフットワークで地面を掻き込む別馬のような脚捌きが印象的だった。
高松宮記念で有力騎手が中京に向かう中、裏開催となる明日の中山。
当然乗り替わりも散見される中にあって主戦ルメール騎手の継続騎乗がいかに大きなアドバンテージとなるかは、この場で申し上げるまでもないだろう。
無論こうした抜かりない臨戦も決して偶然ではなく、鞍上がマーチSに残ることを早々につかんだうえで、そこに抜かりない仕上げを持ってこれる技術をもった腕利き厩舎だからできる芸当
日曜中山は雨予報も出ているが、上に芝の重賞勝ち馬がいる血統で、速いダートも得意な父ゴールドアリュール産駒。
天候まで味方につけ、強い馬が強い競馬をする。そんなシーンを見せてくれることだろう。