プライベートギフト
4月11日(日)阪神12R 梅田S
掲載日:2021年4月11日
■■プライベートギフト■■
阪神12R 梅田S
16時25分発走
ダート1800m/16頭
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プライベートランク:☆
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<評価順>
◎8 リネンファッション
○15 アルコレーヌ
▲2 ウラノメトリア
☆11 ダノングリスター
注12 デルマオニキス
△5 チェルアルコ
△1 ヴァイトブリック
△7 クレスコブレイブ
<◎の見解>
阪神ダート1800mを舞台に行われる4歳以上3勝クラスの一戦。
本命に指名するのは栗東・坂口智康厩舎の管理馬にあたる◎リネンファッション。
◎リネンファッション(牝4歳)
父:キンシャサノキセキ
母:リネンパズル
馬主:戸山 光男
生産牧場:前川 義則
開業3年目、目下売り出し中の坂口厩舎にとって渡りに船ともいえる◎リネンファッションとルメール騎手の初コンビ。
前走騎乗、武豊騎手の負傷もあり、同エージェントの“回し”でかなった今回の騎乗だが、そもそもまだ駆け出しの坂口厩舎自体リーディングジョッキー、ルメールの登用が初。
ここで結果を残すことで鞍上サイドに厩舎の名を売っておきたいとする意向は強いようで、◎リネンファッションの仕上げにも余念がない。
さすがに調教にまでルメール騎手を引っ張り出すことはかなわなかったが、一週前、最終追いと国分(優)騎手を招いて馬なりながら気持ちを作り込む盤石の臨戦。
無論【1.2.0.0】とパーフェクト連対中のこの得意舞台に照準を合わせた調整である。
また、近走を振り返れば、2勝クラスの勝ち上がりを決めた3走前。
当時の2、3着馬、さらに8着馬も次戦で勝ち上がりを決めたハイレベルな一戦であり、そこに4馬身差完勝を収めたリネンファッションのポテンシャルは大いに評価できるもの。
その後、武豊騎手が手綱を取った前走(3勝クラス)は、勝ち馬にアタマ差の2着。
直線の叩き合いで若手の岩田望騎手に後れを取る、というレジェンドの年齢を感じさせる内容に、厩舎サイドとしてはもったいない結果となってしまったが、エージェントサイドとしてもそうした負い目があり今回ルメール騎手をさしだしてきたことを思えば 「災い転じて福となす」である。
現在オープン馬不在で、このリネンファッションが看板馬のとなる坂口厩舎。
「オープン馬」「一流ジョッキーとのコネクション」。
両者をつかみ取るべくここまで尽力してきた陣営の思いにあとは◎リネンファッションが応えるだけ。是非その走りに注目していただきたい。