プライベートギフト
5月8日(土)新潟8R 4歳上1勝クラス
掲載日:2021年5月8日
■■プライベートギフト■■
新潟8R 4歳上1勝クラス
13時45分発走
芝2200m/11頭
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プライベートランク:☆
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<評価順>
◎7 ウシュバテソーロ
○3 ヒューマンコメディ
▲6 レッドラトゥール
☆10 ハギノエスペラント
△11 ポールトゥウィン
△9 ミライオー
<◎の見解>
新潟芝2200mを舞台に行われる4歳以上1勝クラスの一戦。
本命に指名するのは美浦・高木登厩舎の管理馬にあたる◎ウシュバテソーロ。
◎ウシュバテソーロ(牡4歳)
父:オルフェーヴル
母:ミルフィアタッチ
馬主:了德寺健二ホールディングス(株)
生産牧場:千代田牧場
デビューから14戦して掲示板を外したのはわずか2戦。
その2戦はいずれも芝2500m、2600mと距離に泣かされた形で、前走を含め2戦3着2回と適距離となるここは明らかに力上位の存在。
近走を振り返れば重馬場で行われた前々走2着から、前走着順こそ1つ落としたものの、逃げ馬の逃げ切り勝ち、3.4番手追走の2頭が2着、4着という先行決着のレースを、唯一差し込んで3着としたその内容が秀逸。負けて強しの競馬だった。
その2走にしても今季未だ1勝、芝に至ってはまだ勝ち星のない木幡育也騎手の手綱での好走。
オーナーサイドがジョッキーの騎乗に厳しい方であることは、当会株主の皆様を前にあらためて強調するようなことではないが、目下ブレイク中の鮫島駿騎手への今回の鞍上シフトに、陣営の強い危機感と勝負気配を感じ取っていただいた方も多かったのではないだろうか。
この時期の4歳馬全般に言えることだが、3歳馬編入の夏競馬も間近に控え、伸び盛りの3歳馬との対戦を前に勝ち上がりを決めておきたいというのは、やはりこの時期のオーナー、厩舎サイドの共通認識。夏のローカル開催を除いては、中央場所オンリーで使われてきたこの馬の新潟参戦に陣営のいかなる意図が込められているかは容易にお察しいただけるはずである。
こと今走に関して言えば、頭数こそ落ち着いたが先行馬多数のメンバー構成。
加えてその先行勢の手綱を城戸騎手、水口騎手といった強気先行派の騎手がとるとなれば、ペースアップは必至。
テンにいけない同馬にとって、まさにおあつらえ向きの展開。陣営の期待に応える1年ぶりの勝ち星を狙える一戦だ。