プライベートギフト
8月21日(土)小倉4R 3歳未勝利
掲載日:2021年8月21日
■■プライベートギフト■■
小倉4R 3歳未勝利
11時35分発走
芝1800m/15頭
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プライベートランク:☆
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<評価順>
◎2 ラヴィズポイズン
○9 ブルアモーレ
▲1 モラトリアム
☆12 パソロブレス
☆6 ラッセルリー
△7 エイシンイシュタル
△14 メイショウマサカリ
△15 トーテムポール
<◎の見解>
小倉芝1800mを舞台に行われる3歳未勝利の一戦。
本命に指名するのは栗東・吉岡辰弥厩舎の管理馬にあたる◎ラヴィズポイズン。
◎ラヴィズポイズン(牝3歳)
父:ジャスタウェイ
母:テスティコ
馬主:牧埜 幸一
生産牧場:ノーザンファーム
2つ上の兄リヴィエラ(父トーセンホマレボシ)は2勝クラスまで勝ち上がり引退。1つ上の兄で現役として活躍中のヤウガウ(父ゴールドアリュール)も6月の清里特別(2勝クラス)で3着するなどクズを出さない肌として、今後需要も高まっていきそうな母テスティコ。
父がジャスタウェイに替わった本馬◎ラヴィズポイズンは芝デビューからここまで5着⇒5着⇒2着⇒2着。兄同様に堅実な走りを見せているのだが3歳夏のこのタイミングで未だ未勝利の壁を超えられていない。
キャリア4戦。3歳2月のデビューと始動が遅かったが故、勝ち上がりは時間の問題と楽観視されていた向きもあったのだが、これをヨシとしなかったのが生産サイド。
所有馬5頭と馬主登録後間もない牧埜 幸一オーナー。(ノーザンF生産馬4頭、白老F生産馬1頭)
その初年度所有馬3頭(ノーザンF生産馬)をいずれも2019年度セレクトセールで落札しており、翌年もセレクトセールで2頭落札。全所有馬を同セールで購入と、今後まさにセレクトセールの、そしてノーザンFの上顧客となりうる同オーナーに「未勝利馬売却」という印象を与えるのを何としても避けたい生産サイドとしてはその焦りも当然であろう。
先週日曜日には負荷のかかる荒れた栗東坂路を一杯に追うハード調教を指示。
輸送も鑑み、最終追いを馬なり余力残しにとどめるのは当然とはいえ、お釣り残しをヨシとしない陣営の本気度が垣間見えるというもの。
前走2着にしても外枠発走からそのまま終始外を回らされる形で内枠を利して先着したシーニックウェイとは通った位置が違いすぎる。
これを力負けと悲観するのはナンセンスな話であり、能力上位のこの馬がここまで仕上げてきたとなればここは落とせない一戦。