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プライベートギフト

9月4日(土)小倉8R 3歳以上1勝クラス

■■プライベートギフト■■ 小倉8R 3歳以上1勝クラス 13時55分発走 芝1800m/11頭 ----------------------------- プライベートランク:☆ ----------------------------- <評価順> ◎2 エスコーラ ○4 アンフィニドール ▲3 シャイニングフジ ☆6 メイショウサンガ △10 オメガデラックス △5 ダンツガゼール △8 ヒルノピエモンテ △11 ケイアイコブラ <◎の見解> 小倉芝1800mを舞台に行われる3歳以上1勝クラスの一戦。 本命に指名するのは栗東・中内田充正厩舎の管理馬にあたる◎エスコーラ。 ◎エスコーラ(牡3歳) 父:ディープインパクト 母:サロミナ 馬主:吉田 和美 生産牧場:ノーザンファーム この馬を語るにあたり、まず触れなければならないのが、前走未勝利戦での鮮烈なパフォーマンス。 序盤こそ他馬を壁にする形でレースを進めていたものの、向こう正面に入ると鞍上の川田騎手がエスコーラを馬群の外へ誘導。視界を遮るものがなくなったエスコーラは馬なりで先頭を奪うと、直線ではほとんど追われることなく大差の圧勝劇を演じた。 最後まで一杯に追われることのないまま記録された時計は、1分43秒8のJRAレコード。CBC賞でのJRAレコード等高速決着が連発した今年の小倉開幕週とはいえ、エスコーラが記録した時計は称賛に値する。 また、この「勝ちタイム」については、もう1点お伝えしておかなければならないだろう。 過去20年間で、芝1800mのレースにおいて勝ちタイムが1分44秒0を切った事例は、エスコーラの前走を除くとわずか2レースのみ。 ひとつはグランデッツァが勝った都大路S、もうひとつはシャフリヤールが勝った今年の毎日杯。 ダービー馬、そして重賞3勝馬かつマイルCS3着馬等、一線級に比肩するこの時計がいかに特別なものか。この場で改めて申し上げるまでもないだろう。 「高速馬場で記録されたレコードを素直に信用していいものか」と疑う向きもあるが、競走馬として最も重要な「速力」を測るうえで、JRAレコードに対応するポテンシャルを持つことは素直に評価すべきであり、それが高速馬場だったとしても、馬自身にそのポテンシャルがなければレコードタイムを出すことが不可能なことは過去「高速馬場」で行われたレースをみれば明らか。 レースレベルも然り。 同レースで6着に退けたアラモードバイオは次走の未勝利戦で勝ち上がり、続く1勝クラス・八雲特別でも勝ち馬から0秒2差の3着と健闘。その八雲特別の4着馬が今年のNZTで3着だったシティレインボーだったことを思えば、それを大差で退けた◎エスコーラのパフォーマンスがいかに優れていたかお分かりいただけるはずである。 また、血統をさかのぼると、母は独オークス馬サロミナで、全姉に有馬記念2着のサラキアがいる血筋。 ドイツ牝系は頭文字を統一して命名されることが多いが、この馬が属する「Sライン」はドイツが誇る名門中の名門。 凱旋門賞を制したサガスや仏オークスなどGI6勝を挙げた名牝スタセリタなどこれまでに数々の名馬を輩出しており、国内においては、有馬記念などを制したマンハッタンカフェや女傑ブエナビスタなどがこの「Sライン」に属する。 お示しした面々をご覧いただければ分かるように、成長力に富み、大舞台で強さを発揮するのがこの「Sライン」の大物馬。前走のパフォーマンスを見るに、エスコーラもこの底力溢れる牝系から並々ならぬポテンシャルを受け継いでいることは想像に難くない。 約半年ぶりとなった前走を使って馬体も引き締まり、状態は型通り上向いている。 飛躍の秋へ向けて。 先週の新潟2歳Sを制した川田騎手と中内田調教師のタッグにここも期待したい。