プライベートギフト
11月20日(土)東京7R 3歳以上2勝クラス
掲載日:2021年11月20日
■■プライベートギフト■■
東京7R 3歳以上2勝クラス
13時10分発走
ダート1400m/16頭
<評価順>
◎13 ロードレイライン
○10 シャークスポット
▲14 ディスモーメント
☆4 アポロティアモ
☆3 エヴァン
注12 ミツカネプリンス
△9 ブルースコード
△15 アキノスマート
△1 バーンパッション
<◎の見解>
東京ダート1400mを舞台に行われる3歳以上2勝クラスの一戦。
当会が本命に指名するのは美浦・稲垣幸雄厩舎の管理馬にあたる◎ロードレイライン。
◎ロードレイライン(牡3歳)
父:ストロングリターン
母:キモンオレンジ
馬主:(株)ロードホースクラブ
生産牧場:へいはた牧場
同馬を管理する稲垣幸雄調教師は非競馬家系にありながら、ノーザンF、阿部厩舎、萩原厩舎での助手経験を経て2018年に調教師試験をパスしたいわゆる叩き上げ。
2019年の開業以降は同年の8勝、昨年の5勝と一桁勝利が続いているが、今年は現時点で既にキャリアハイとなる13勝。
気鋭の調教師として、また、今は決してその数、質ともに高いものではないとはいえ、過去修業を積んだノーザンFとのパイプという意味でも今後の活躍が期待される一人である。
無論、そのパイプに限った話ではない。
開業後、当時1勝クラスで2桁着順に低迷していたナムラカメタローを谷原厩舎から受け入れると、わずか5戦で一気のオープン入り。
昨年の佐賀記念、本年の総武Sを制すなど、馬のポテンシャルを見極め、引き出すという点においても評価に値する手腕をもった調教師であることはこの場でお伝えしておきたい。
その稲垣厩舎において「上を目指せる1頭」と期待されているのが◎ロードレイライン
デビュー戦の芝では8着と敗れたが、その後ダートに矛先を変えてからは【2.3.1.0】と未だ底を見せていない同馬。
昇級初戦となった前走で2着とはいえ、勝ち馬からコンマ6秒差と水をあけられたことで、これをクラスの壁と捉える一般競馬ファンも少なくないだろうが、その勝ち馬は当時プライベート情報でお示しさせていただいた◎アドマイヤルプス。
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10月31日「河口湖特別」◎アドマイヤルプスの見解から一部抜粋
誤解を恐れずに申し上げれば、前走の2着にしても、そのルメール騎手の過信が敗因。
同馬の能力を高く評価するがあまり、番手追走から抜け出しをはかったケイアイターコイズを可愛がりすぎ、捕まえきれず、という内容。とはいえ、3着以下は3馬身以上離しているのだから、同クラスでの力上位はこの場で改めて申し上げるまでもない。
大型馬ということもあり、一度使われたことでの上積みは十分。
最終追い切りでもブレの少ない走りで、サッと併走馬に並びかけ、素軽さも前走とは歴然の差。骨折明けから今期一番いい状態に持ってこれた。
ここは結果はもちろん、上のクラスも意識した内容にこだわりたい一戦。
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アドマイヤルプスについては文字通り、どれだけ差を広げるのか、その勝ち方が問われていた一戦であり、むしろ、2カ月ぶり、昇級初戦ながらそこにコンマ6秒までくらいついた◎ロードレイラインのレース振りは評価に値するものだった。
今走に向けても最終追いで南Wをまっすぐ伸びる、芯の通った走りを見せており、馬体の張りも前走以上。
デビュー以来、同馬の手綱をとり続ける三浦騎手を背に、厩舎の期待に応える走りを見せてくれるだろう。