プライベートギフト
12月12日(日)中京6R 3歳以上1勝クラス
掲載日:2021年12月12日
■■プライベートギフト■■
中京6R 3歳以上1勝クラス
12時45分発走
ダート1900m/13頭
<評価順>
<評価順>
◎8 ウォーロード
○10 スズカルビコン
▲12 ナイトフローリック
☆6 アランチャアミーゴ
☆7 アイアムイチリュウ
△2 トーセンエディ
△4 エナジーボーイ
<◎の見解>
中京ダート1900mを舞台に行われる3歳以上1勝クラスの一戦。
当会が本命に指名するのは美浦・和田勇介厩舎の管理馬にあたる◎ウォーロード。
◎ウォーロード(牡3歳)
父:ヴァンセンヌ
母:アールヌーヴォー
馬主:プレミアムレースホース
生産牧場:(善)橋本牧場
デビュー戦こそ11着と敗れたが、その後未勝利を勝ち上がると、現1勝クラスで3着⇒2着3着と未だ底を見せていない◎ウォーロード。
裏を返せば【1.1.3.1】と、勝ち味に遅い面も否めない馬であり、前走初となる2400mへの参戦に、最後の詰めの甘さを一気の距離延長でカバーせんとする陣営の意図を感じている競馬ファンは多いのかもしれない。
しかし、この点について申し上げれば、もともと調教での動きが目立たない中、実戦にいってしぶとい同馬に対し「(こういう馬は)逃げればもっと強い競馬をする」という厩舎サイドの意向が働いてのもの。
テンのペースが落ち込む長距離戦で逃げを踏ませようとしたという経緯であり、これまで逃げの指示をしてきたにもかかわらず、そうしたレースをできなかった原騎手を下ろしたのも同様の理由である。
結果的にテンの先行争いが激しくなったこと、外の馬に前をカットされたことで3番手に落ち着いた◎ウォーターロード。
陣営の思惑通りのレースとはならなかったものの、それでも3着を確保しポテンシャルの高さは変わらず示してくれた。
今走に向けて陣営に話を聞けば、
「前回は10日競馬でやや急仕上げというのもあったかもしれませんね。1本と言うか半本くらい追いが足りなかったです。1回使ってグンと上向いてますし、逃げる競馬をさせたかったとは言え距離も2400mはちょっと長かったですかね。今回の1900mって距離短縮は間違いなく良いですし、とにかくこの馬は実戦に行って頑張る馬。そうそう簡単にバテないし最後もしっかり粘る。もう逃げにはこだわらないんでそろそろ(馬に)ご褒美を上げたいですね。」
と、前走からの上積みを強調してくれている。
鞍上には引き続き同馬を未勝利勝ちに導いた秋山稔騎手を迎え、ここは好勝負必至の一戦となる。