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REVELATION DIRECTIVE[ホープフルS週:2019/1228号]
■開催競馬場:中山/阪神
■開催重賞:ホープフルS
■執筆担当:松井彰二
<REVELATION RACE LIST>
■ホープフルS
■メイクデビュー:中山5R/阪神5R
■ベストウィッシュC
REVELATION=「隠されていたものを明らかにする事」
今週もこの基本姿勢に則り公開ギリギリのラインまで「REVELATION」したいと思います。
サロンメンバーの皆様お世話になっております。
JTTC-プライベートサロン統括本部長を努めます松井彰二でございます。
今週リストアップされた4本のレース。
新馬戦に関しては「Revelation」というよりも、触れておきたい2頭の馬が居るという事で、この場でご紹介しておこうという趣旨でございます。
そういう意味では、実質「2つ」のレースの裏側に迫るという事となりますね。
さて、2019年の中央競馬を締めくくる日。
有馬記念同様多くの目線が日本競馬に注がれるわけですが、その中で行われる2歳GIのホープフルS。
ちなみに、来年は「有馬記念週の土曜日」での施行が決定しているわけで、「単体での注目」という意味では2年後までその機会が無くなるわけです。
何のひねりも加えず、メンバー見たままの構図を書き記せば
ディープインパクト産駒VSステイゴールド系産駒VSハーツクライ産駒
という一見分かりやすい「VS構図」に見えますが、ある意味では「それだけでは正解にたどり着くことは出来ない1戦」と言えることもまた事実。
その構造をもう少し紐解くために、種牡馬視点だけでなく、生産者視点で切り分けてみます。
先週までで、2019年のGI勝利数を「19」にまで伸ばしたノーザンF生産馬。
ホープフルSには、
ヴェルトライゼンテ(父ドリームジャーニー)
ワーケア(父ハーツクライ)
オーソリティ(父オルフェーヴル)
ラインベック(父ディープインパクト)
の4頭が出走。
ノーザンFのグループである社台F/レイクヴィラFからは、
ブルーミングスカイ
ナリノモンターニュ
ラグビーボーイ
そしてそれに立ち向かうのが、
ブラックホール
コントレイル
という構図。
各馬の出走紹介は「JTTC-限定コラム」にて事前に公開してあるので、ここで詳細を語ることはしませんが、
『世界のホースマンの目線が「この秋の印象」をどの様に捉えているか?』
この目線で思考することが、非常に重要であると申し上げたいわけです。
基本的に人の記憶構造を理解する上で「ピークエンドの法則」という法則があることをご存じの方も多いのではないでしょうか?
ピーク=一番盛り上がった所
エンド=最後
映画やコンサート、スポーツなどでは「一番盛り上がった所」と「最後しか覚えていない」という方が多かったり、例えば、子供の頃の記憶なども「ピークとエンド」ばかりが記憶に刻まれているということが数多く起こるわけです。
さて、今秋のGIの競走について質問しましょう。
スプリンターズSはどの馬勝ったか?
秋華賞は?
このあたりの勝ち馬をスパスパ答えられる方は非常に優秀です。
スプリンターズSは藤沢厩舎のタワーオブロンドン
秋華賞は斎藤崇厩舎のクロノジェネシス
もちろん、覚えてなくても構わないですが、重要なのは「皆様の今秋のピークはどこだったでしょうか?」という印象のお話です。
悲願のGI勝利となったクロノジェネシスの秋華賞か。
武豊の好騎乗が勝利を手繰り寄せたワールドプレミアの菊花賞か。
アーモンドアイが勝利した天皇賞か。
ステイゴールド系がワンツーフィニッシュをした「エリザベス女王杯」か。
2週連続でのステイゴールド系の勝利となった「マイルCS」か。
ハーツクライ産駒の勝利した「ジャパンカップ」か。
おそらくは、上記のレースではなく先週の「有馬記念」がピークとなっているのではないでしょうか?
「いやいや、私はレシステンシアの圧勝にしびれた!」
「ちがうちがう、どう考えてもチャンピオンズCのゴールドアリュール産駒のワンツーだ!クリソベリルはバケモノ!」
と仰られる方がいて下さると個人的にはとても嬉しいのですが、秋華賞からジャパンカップに関してどうしても印象が薄れてしまう原因として、それは、有馬記念で断トツの支持を集めたアーモンドアイが負けたからと言うこともあるでしょうが、それだけでなく、
クロノジェネシス→エリザベス女王杯5着
ワールドプレミア→有馬記念3着
アーモンドアイ→有馬記念9着
ラッキーライラック→香港ヴァーズ2着
インディチャンプ→香港マイル7着
スワーヴリチャード→有馬記念12着
と、全てのGI勝利馬が次走で敗退しているわけです。
つまりは、その後の敗退が「勝利の印象=価値」を下げてしまっているわけです。
ちなみに、私の個人的な「ピーク」を申し上げさせて頂ければ、「チャンピオンズC」と即答させていただきますが、その理由はこの場では申し上げられません。
現メンバーの皆様の中にはその理由をご存じの方も何名かはいらっしゃるかとは思いますが、その方達も、やはり「チャンピオンズCが今年のベストピークだな!」仰って下さると思いますが、その話はまた今度。
話を戻しますが、もちろん、世界のホースマンの基準がちょっとしたことで簡単にブレるようなことはないわけですが、私共ホースマンがお相手しなければならないのは「馬主」様でございます。つまりは、ホースマンではございますが、専門職ではございませんので、多少は結果で揺れ動いてしまうこともあるわけです。
それほどまでに印象的な結末となった有馬記念。
もしも、そこがピークとなっているのであれば、エンドはホープフルSとなるわけです。
つまり、有馬記念の後のレースとはそういう効果があるということなのです。
ここで、真実を一つ申し上げます。
「有馬記念の翌週の開催に拘った人物が居る」
これ以上は、踏み込めない話ではありますが、ものごとが「なんとなく決まる」なんて言うことは無く、
「誰かが、何らかの目的のために、意志を持って決める」
わけです。
では「何のため」なのでしょうか。
現時点の結論を申し上げれば、「昨年までの取り組みではその目的は全くと言っていいほど達成されていない」という実情であり、実際に来年のホープフルSは「有馬記念週」に組み込まれてしまったわけです。
つまり、今年こそは「成果」を出さなければ、ホープフルSをGI勝利馬にしたことの意味すら問われることとなってしまうわけです。
私は冒頭に敢えて
「単体での注目」という意味では2年後までその機会が無くなるわけです。」
と、2年後にはまた「有馬記念の翌週に戻る」事を既定路線として書かせていただいておりますが、それこそ、本年の「ホープフルS」が非常に特殊な状況下で施工されるレースであるということの証明となるわけです。
つまりは、本年が「ラストチャンス」なわけですが、正直、そのチャンスは必ずモノになる。
と断言できるわけです。
と、申し訳ありません。
自分で読み返してみても、かなり一般競馬ファンの皆様を置き去りにしたまま突っ走っていますね。
わかる方には分かって頂ければよろしいのですが、無料メンバーの皆様にも「大きな声では言えないレースが有る」という事を知って頂く上でも重要なレースと言えます。
その上で、簡潔に「重要なこと」を申し上げます。
ホープフルSがG2になった年からの勝ち馬を記します。
2014年シャイニングレイ[ノーザンF]
2015年ハートレー[ノーザンF]
2016年レイデオロ[ノーザンF]
2017年タイムフライヤー[白老F]
2018年サートゥルナーリア[ノーザンF]
この結果を見て、「どこが全く上手く行っていないのか?」という課題に気づきますでしょうか?
では、別の書き方をいたします。
2014年ディープインパクト
2015年ディープインパクト
2016年キングカメハメハ
2017年ハーツクライ
2018年ロードカナロア
そして、もう一つ別の視点
2014年キャロットF
2015年サンデーR
2016年キャロットF
2017年サンデーR
2018年キャロットF
ホープフルSに関しては、ここまで。
これ以上は、流石に書けませんことはご容赦下さい。
続いては2019年中山競馬場の最後のレースとなる[ベストウィッシュC]について。
コチラのレースは今週のプライベートギフト対象レースであり、先週の有馬記念同様レース当日正午前後には[情報配信]されるレース。詳しくは、そちらの見解に記しますので、触りの部分だけ紹介させていただきますが、このレースの肝となるのは正に[ディープインパクト産駒に関しての今後の方針]という内容。
今週のREVELATION DIRECTIVEの肝となる発言として皆様の脳裏に焼き付けておいてほしいこととして、
[ディープインパクト産駒]に纏わる『2020以降の方針転換が水面下で協議され、とある決定に行き着いた』
という事実がございます。
2020以降の方針転換?
とある決定?
これは正直「2020年の東京優駿」にも大きな影響を及ぼす内容であると言えますし、その上でベストウィッシュCに出走するディープインパクト産駒である、
ノーブルカリナン
セリユーズ
にどの様なプライベート情報が浮上しているのか?
プライベートメンバーの皆様には包み隠さず書き起こした買い目の見解にて。
また、無料メンバーの皆様には「プライベートギフト」として配信させて頂く見解のなかにて、ギリギリまで突っ込んだお話ができればと存じます。
最後に、冒頭に記した2つの新馬戦について、少々触れておきたいと思います。
中山5Rのフォアシュピール
阪神5Rのサトノシャローム
今回の勝ち負けに関わらず、この2頭に関しては「お気に入りホース」として、メモに残しておいていただくか、JRA-VANなどの「My注目馬機能」などを利用して、覚えておいて下さい。
それぞれ、少々お話しなければならない事があるのですが、明日のレース終了後にお話できるか、それとも、年明け2戦目以降にならないと話が出来ないかは、現状なんとも言えないのですが、仮に「箝口令」が敷かれてしまったとしても、「例のMy注目馬の話ですが」という主語にて、お伝えしようと思いますので、記憶しておいて下さい。
もちろん、パドック、レース、をご覧になれる方は出来る限りLIVEでこの2頭のレースは観戦しておいて欲しいと思います。
本日は以上となります。
各馬、各陣営のお手並み拝見と行きましょう。
2019年を締めくくる気持ちの良い的中馬券をお届けしたいと存じます。
尚、年明け最初の「プライベートギフト」は、東西どちらかの「金杯」が指名される可能性が高い状況です。また正月競馬は変速日程で組まれ、調教パターンも変速となります。私共の腕の見せ所とも言える正月競馬こそ「JTTC-日本競走馬育成評議会」の活動にご注目下さい。
また、本年のプライベートサロン・カスタマー対応業務に関しては明日が最終日となりますので、「結果詳細」と「REVELATION REPORT」は28日中に更新致しますので、そちらにもご注目下さい。
JTTC日本競走馬育成評議会
プライベートサロン統括本部長
松井彰二