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【結果総括】REVELATION REPORT[フローラS週:2021/0424-25号]

まず、先週のREVELATION DIRECTIVEにてお伝えした『恩赦1点競走』の定常提供の決定、誠におめでとうございます。正直、ここまでスムーズに事が運んだのも、ここまで恩赦競走にご参加くださったメンバー様方が、投資指示等について、しっかりと規定をお守りいただけたことが根底にあったと感謝申し上げます。 つまりは、 【的中と不的中を繰り返しながらも総合収支をプラスに向かわせることが競馬投資の基本】 であり、全戦全勝が出来ないからこそ、この「規定を順守していただく事」は非常に重要な事でございますが、この重要な考え方への理解度の高いメンバー様の行動こそが、今回の早期決定に大きく寄与していただけたと考えており、そこに最大の感謝を申し上げたいのでございます。 引き続き、この「恩赦1点競走の定常提供決定」の恩恵を、末永く保つために、ご協力いただきたいと存じます。 よろしくお願い申し上げます。 さて、「恩赦1点競走」の定常提供決定の一報と、『フローラSの1点提供には何かつながりがあったのか?』といったご質問を数多く頂戴した先週の結果ではございますが、まず最初に申し上げておきたいのが 「関連性はなくはないが、別の理由がワイド1点提供あった」 という事でございます。 超法規恩赦競走に関しては、令和第一期の提供のように「単系の券種」だけではなく、「3連複/ワイド」と言った券種も採択させて頂いておりますが、そこにはいくつかの理由がございます。 その「理由」については、現時点では「時が来たら申し上げます」としか表記できない訳ですが、無論「メンバー様にとって良い報告」につながる内容でございますゆえ、その「時」をお待ちいただきたく思います。 その意味で言えば「今回のフローラSのワイド1点的中」は、「その払戻の価値以上の未来を作り出す可能性」を秘めているわけですが、「このレース単体での成果だけでは、その未来を作り出すにはまだ足りていない個所がある」、という事もまた事実でございますゆえ、然るべき成果を手に入れた際に「その時=発表のタイミング」であるとご認識いただければ幸いです。 その上で、先週のREVELATION DIRECTIVEにて表記した -----以下引用----- 桜花賞を闘う前から「サトノレイナスのダービー挑戦は既定路線であった」という事。 だからこそ、このフローラSが恩赦競走に指名される意味を持つのであり、「オークスの使われ方」に関しても、昨日今日決まったわけではなく、大きなストラテジーの一環としてほぼ予定通り、事が進んでいるのである。 中略 その第一歩となるフローラS。 このレースの結果のみならず、「なぜその馬が勝つ必要があったのか?」ここから始まる新たなストーリーを引き続き追いかけて頂きたいと申し上げて、今週のREVELATION DIRECTIVEはしめさせていただく。 ------引用終了----- 上記のように記述させて頂いた上で残された結果が以下。 --------------------------------- サトノレイナスの主戦である「C.ルメール」。 そして今回フローラSを勝利したクールキャットの手綱を取ったのが「C.ルメール」。 --------------------------------- これ以上の事実をこの場でお伝えする必要があるかどうか。 逆に、先週初めてREVELATION DIRECTIVEを見たという方が大多数なのであれば、それなりに説明は必要だと思いますが、そのような方は一人もいない状況でございますので、必要以上の表記は割愛させていただきます。 また、それは、今回当会が◎指名したクールキャットに「なぜ新馬戦以来のルメールを配したのかという背景をこの場で赤裸々に書くことは出来ない」という理由もありますが、その理由を考慮に入れずとも、 「サトノレイナスの主戦であるルメールがクールキャットに騎乗してオークスのトライアルレースで勝利した」 という事実だけでフローラSの背景に「何かがあったのだ」とご理解頂くには十分なのではないかと、考えます。 その上で、多くの競馬ファンがこのレースの結果を受けて、「うわ!ここでルメールが勝つのか!」と思った事は事実なのではないでしょうか。 それは、おそらく「やっぱりルメールは上手いな」という着地点にしか行きつかない「感想」の様なものであると考えるわけですが、知る立場に最も近い立ち位置に居る当会のメンバー様であれば、「そこに、何らかしらの背景があった」という事は、ご理解頂けるはず。 ルメールは確かに上手いですが、飛びぬけているわけではありません。 それは、先週唯一の敗戦を喫してしまった土曜日東京9Rでの騎乗内容をご覧いただければご理解頂けるはず。 「目立たない」「ルメールなら仕方がない」と思う事で、ミスが表面化しないような風土が醸成されていますが、そうではありません。 例えて言うのであれば、「勝つことへのレースが敷かれている馬であれば、騎手に関してはミスさえしなければ誰が乗っても勝てる」という意味では、マイラーズCにて当会の本命◎ケイデンスコールに急遽代打騎乗が決まった古川騎手でもしっかりと勝利に導けるわけです。 ここに、「一般競馬ファンと知る立場にある当会との間に【騎手評価への大きな溝】が生まれる理由」が存在します。 例えば、当会が「ルメール騎手を上手い」と評価する理由は「勝利数が多い」からでも、「率が高いから」でもございません。はっきりと申し上げますが、同じ馬質であれば、明らかにルメールを超えられるであろう日本人騎手は数多く存在します。 がしかし、それを超えて「ルメール騎手にしかできない事」があり、その点を含めて「当会関連情報ではルメール騎手が本命馬の手綱を託される」というケースが往々にしてあるわけです。 「世界を知る=世界の名馬の背中を知る」 この経験は、「騎乗馬を勝利に導く事以上に、騎手として重要な指標を持つ」という意味が含まれている事にお気づきでしょうか? パラダイムシフトを成し遂げなければならない日本競馬にあって、目先のレースを勝たせるという事だけではなく、もう一つ重要な「新たな基準の醸成」を成し遂げる事こそが、大命題なわけです。 馬事産業の発展を推し進める上で、なによりも重要な事が「基準の変更」であり、どの業界においても基準を変えるという事には、多くの弊害が伴うわけです。 新馬戦で1400m戦を選択したクールキャットが2000mのフローラSにて勝利する光景に対して、これが必然であることを理解出来る方は少ないわけです。 そのクールキャットに「ルメールが騎乗することで作られる基準」があるからこそ、恩赦競走という舞台で本命馬への騎乗依頼が実現するわけですし、その意味をより浸透させるために、ルメールのお手馬である「サトノレイナスのダービー挑戦の発表は、クールキャットがフローラSで勝利を収める【前】でなければならなかった」訳です。 今回クールキャットに勝利納めさせたかった理由。 そして、その鞍上に「ルメールが居た理由」は、それぞれ別な理由なわけです。 勝利だけであれば、別の騎手でも良かった訳ですが、「勝利すべき時にルメールが乗っている事が重要なケースがある」という事でございます。 この意味の違いこそが、「パラダイムシフト=基準の大移行」という事に重要であるわけです。 ・ただ普通に乗るルメール ・勝たせるために乗るルメール ・あるミッションを抱えて乗るルメール ・基準移行を推し進めやすくするためにあえてルメールを配しているレース 同じルメールでも、「最低4つの顔」があることはここでもお伝えしておきたいと思います。 その上で、今回のフローラSでの結果はもうお分かりいただけている通り、「勝たせるために乗るルメール」という事だけではなく、「基準移行を推し進めやすくするためにあえてルメールを配しているレース」であるということ。 この点は、確実に頭にインプットしておいていただきたいのでございます。 その意味で言えば「マイラーズC」は全く別。 「キングカメハメハストラテジー」がその背景に存在すると申し上げていたこのレース。 更に、プライベートメンバー様にはこのレースは「ダブルスタンダード」が内包されていると申し上げておりました。 指定馬の序列は以下の通り。 ◎5ケイデンスコール【キンカメ系種牡馬】 ◯10エアロロノア【キンカメ直仔】 ▲6アルジャンナ[ディープインパクト直仔] ☆16ギベオン[ディープインパクト直仔] △2エアスピネル【キンカメ直視】 △4カイザーミノル【キンカメ系種牡馬】 △13ワールドウインズ【キンカメ系種牡馬】 1着◎5 ケイデンスコール 2着▲6 アルジャンナ 3着△4 カイザーミノル 3連単:8万2220円的中[30点] 「キングカメハメハストラテジー」と「ディープインパクトストラテジー」の融合。 勝利馬は「キングカメハメハストラテジー」から排出されることがこのレースの必然ですから、その話だけを事前に申し上げていたわけで、その上で△にカイザーミノルが選出されている事が、よもや偶然だと思う方はいらっしゃらないと思うわけです。 無論、3着がエアスピネルやエアロロノアの可能性もあった訳で、その場合には「80倍程度」の決着オッズであり、配当的には正直恵まれた一戦であることは間違いありませんが、オッズばかりは私どものコントロール下にはおけないモノでございますゆえ、結果に関しては必然であっても、オッズに関しても必然であるとは申し上げられない訳です。 そもそも論として、私共としてはカイザーミノルの人気がなぜここまで低いのかに理解が出来ていないという事が事実であり、その点も「一般競馬ファンと知る立場にいる当会との大きな見解の相違」があるという事の証明でしょう。正直な所、この組み合わせで「8万」を超える配当が得られるなどという事は、事前に想定できておりませんでしたので、ある意味では嬉しい悲鳴ではありますが、これは、あくまで結果論でもございますゆえ、ことさらにその点を強調すべきではないと思っております。 それよりも重要な事は、「キングカメハメハストラテジー」「ダブルスタンダード」というキーワードを事前に発表した上で、その成果を残せたこと。ここが重要であり、配当が仮に80倍程度だったとしても、その「情報の価値」は変わらないという事を申しあげたいわけです。 更に、そのミッションを急遽の乗り替わりにて成果を上げてくれた古川吉騎手には最大の賛辞を贈りたいという事でございます。 さて、改めて申し上げますが、 『キングカメハメハストラテジーの最大の勝利のカタチがどのようなものであるのか』 先週、この様に触れさせていただきましたが、『マイラーズCには何らかしらの意図があった』という事を理解した上で、ロードカナロア産駒ケイデンスコールが勝ったと理解するのと、ただ単にたまたまロードカナロア産駒のケイデンスコールが勝ったと認識するのとでは、『全く違う』ということでございます。 つまり、マイラーズC以外にも『キングカメハメハストラテジーの背景を持ったキングカメハメハ系産駒の勝利』もあれば、『そうではない偶然の勝利』もあるわけですが、ある程度事前に『ストラテジーの影響が強そうなレース』を見出すことが出来れば、実際に私どもからの情報を購入しなくても、大きなアドバンテージを得られるのではないでしょうか?という事を申し上げております。 『そういった事が背景にあるのだ』 という事を知るというのは、『何もない中からキーワードを見つけ出すこと』の数百倍、その共通項を見出しやすくさせるわけです。その事を知ることが出来るだけでも大きなメリットがあるという事を、このREVERATION DIRECTIVEをご覧の皆様には、ご理解頂きたいわけです。 だからこそ不甲斐ないのが、先週の土曜東京9R。 先ほどの例で言えば「勝たせるための騎乗」でのルメールの失策が不的中を生み出してしまったこと。 一般には評価があまりされていない古川騎手が重賞で出来たことを、ルメールは出来なかった訳です。 ルメール評に関しては様々な視点があると存じますが、当会の視点で評すればこのような取りこぼしも少なくはない騎手なのでございます。 その点において、私共が常々行わなければならない事が【固定観念にとらわれない『対策』を常に模索する事】でございます。 その姿勢と行動をコミットし続ける事が、「絶対」がない競馬投資の根底に必要な姿勢であると考えております。 その意味でフラワーC、マイラーCの的中があったからと、もろ手を挙げて喜ぶ姿勢にはなれないというのが本音でございます。 まだまだ、目指すべき『頂』は先にあると存じます。 当会スタッフ一同、その『頂』に向けて、今後とも弛まぬ努力を続けてゆきますことを宣言し、今週のREPORTとさせていただきます。 来週はこの超法規期間突入後初となる『GIでの恩赦競走』が控えておりますし、その先には『恩赦1点競走の定常提供開始』が控えております。 JTTC新章突入 の言葉に恥じぬ行動にて、引き続きメンバー様からのご信頼を賜れますよう、最善の努力を続けていく所存。 このレポートをご覧いただいている皆様は、JTTC監修BOOKSにて徹底的に当会のスタンスをご提示した上でご入会いただいているプライベートメンバー様でございます。1本の不的中でその信頼が揺らぐような事はございませんが、だからと言ってその事に甘えていては、私共の姿勢自体が疑われることになります。 さらなる高みを目指す上でも、『不的中も含めて競馬です』のような気持では、目指すべき『頂』に相応しい考え方だとは思っておりませんので、仮に全ての不的中を排除することは不可能であったとしても、諦めない姿勢、追求する姿勢は今後とも持ち続けてゆく事も、併せて宣言させていただきます。 今週のレポートは以上となります。 JTTC日本競走馬育成評議会 松井彰二