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REVELATION DIRECTIVE

REVERATION DIRECTIVE[阪神大賞典週:2021/0320-21号]

■開催競馬場:中山/阪神/中京 ■開催重賞:阪神大賞典/スプリングS/フラワーC/ファルコンS ■執筆担当:松井彰二 ------------------------------------- <REVELATION RACE LIST> ■特別寄稿 ------------------------------------- 超法規恩赦期間に突入して2度目の「特別寄稿」を書かせていただく週となった。 前回は「JTTC Global Membership」について書かせていただいた。 重要な部分を振り返らせていただく。 ━━━以下引用━━━━ この、動きを評価してくれた英国愛国のメンバーが中心となって後押ししてくれた事が、超法規期間の延長措置が下されたことの背景に大きく関与している事はこの場で申し上げておきたい。 その上で、本年のクラシック路線には「海外競馬」の視線が、例年以上に日本競馬に向く事となる。 本場英国愛国のホースマンの視線が、未勝利戦レベルから注がれることは、日本の種牡馬ビジネスや馬産ビジネスに大きな影響を与えることとなる。更に申し上げれば、2025年に向けて「中国競馬」が動き出すことがまことしやかにささやかれている。 世界の競馬産業が「中国資本」の参入に熱い視線を送っている中、私どもJTTCとしても、このタイミングで「Global Menbership」の輪を広げる事は必達事項として、最重要ミッションに掲げているほどである。 ━━━━━━━━━━━ 来週は世界の競馬にとっても重要な週となる。 日本では高松宮記念を皮切りに「GIシリーズ」の幕が開け、世界では「ドバイミーティング」が開催される。 サウジアラビアでの日本馬の活躍は世界からも賞賛を得ており、今回のドバイへの期待値も非常に高いものとなっている。そして、今、世界からの質問で一番多いのが、なぜ高松宮記念に「グランアレグリアの名前が無いんだ」というもの。 大阪杯に向かう旨を伝えても「2週連続で短距離GIがあるのか?」と聞いてくる方も居るほどに、まだまだ日本の全てのGIレースが浸透しているわけではない。 「グランアレグリアは2000mのGIに向かうんだ」 ということを伝えるとほぼ「100%」帰ってくる答えがある。 「クレイジー!」 というフレーズ。 これが、どのような意味を含めたフレーズであるかは大阪杯の週に触れるとして、本日の特別寄稿に関しては、数週間前から申し上げてきた通り「超法規恩赦の情報規制」が本格化してきたことで、触れられる内容が著しく少なくなってきている事に起因する。 恩赦期間が終われば触れられる話の数は増えるが、恩赦競走の提供も終わる。 ただ、恩赦提供が終わってしまっては、それはそれで大きな利益を一度に回収する機会の減少であり、分かってはいても寂しい。 この様な声を数多くいただく中で「松井が何とかしてくれ!」というお声も頂戴したが、流石に今は非常に重要な時期であり、その重要な話をご和算にしてしまう可能性がある事は慎まねばならない。 その重要な話がどのようなものであるのか?については、先週から今週にかけてのお問い合わせの多さを見れば、多くのメンバー様が気づいてくださっていると思う。 【恩赦1点競走】 についての、定常提供が実現する可能性についてである。 本日の特別寄稿はまさにこの「恩赦1点競走」の実現に向けた背景を掘り下げておきたいと考えている。 ご存じの通り恩赦特別競走は数十年に一度の「パラダイムシフト」を加速させる折に出現する特殊な情報である。 昭和、平成、令和、とここまで3度の大変遷の折に「まるでフィクサーの役目を負うかのよう」に、様々な局面で競馬産業界の方向転換に加速度をつけて来た。 昭和の恩赦では「18連勝」を記録し、28戦27勝 平成の恩赦では「13連勝」を記録し、21戦20勝 を記録し、そして今、令和の恩赦では「23連勝」を記録中であり、昭和の恩赦の際の提供数を超える可能性も出てきている。 コロナ禍の影響で、一度は中断された恩赦期間も、超法規期間に突入し、今週で節目の10本目の提供を迎える。 その様な中、先週のアネモネSにて、令和の恩赦競走で二度目の「1点提供」が決行された。 前回の1点提供は、御参加されていらっしゃらない方も記憶の片隅にあるのではないかと思うが、2019年11月24日(日)のジャパンカップ当日に行われた「ベゴニア賞」である。 あの際には、あとわずかで謹慎を言い渡されそうな状況であったため、今でも鮮明に覚えているが、私はこのREVERATION DIRECTIVEにて「キングカメハメハ産駒だけに注目しておいて欲しい」と記載し、それが大問題へと発展したのである。 結果は覚えている方も多いと思うが、 1着ミアマンテ(キングカメハメハ産駒) 2着ジュンライトボルト(キングカメハメハ産駒) 3着アオイクレアトール(キングカメハメハ産駒) 3連単4420円1点的中 他にもキングカメハメハ産駒が出走していれば、お咎めは無かったのだろうが、3頭しか出走していないキングカメハメハ産駒の1着2着3着という結果だけに、その言動が大きな波紋を投げかけてしまった格好となったのである。 奇しくも先週のアネモネSも馬連4千円台の決着であり、私の記憶もフラッシュバックしたのは間違いなく、その点も含め、先週のREVERATION DIRECTIVEでも「触れることは出来ない」と、概要に関してのことしか触れられなかったというのが事実である。 とはいえ、この1点提供が定常提供できるとなれば、これは当会にとっても、非常に大きな事案であり、メンバーの皆様にとっても、非常に有意義な馬券投資を実現できる可能性を引き上げることとなる。 その上で、なぜ、1年半も前のベゴニア賞の話まで持ち出しているか?と言えば。 ご存じの通りベゴニア賞は「7頭立て」で行われたレース。 そう、時に生まれてしまう「少頭数」のレースをいかに活用できるか?が、結論と言っても過言ではない。 長らくこのREVERATION DIRECTIVEをご精読頂いているメンバー様はご存じだと思うが、想定段階で少頭数のレースになりそうなときは、主催者(JRA側)から、様々な厩舎に「出走の打診」が行われる。 つまりは、「出したくもないのに出走しなければならない」ということや「頭数が少ないなら着賞金を得やすいからただ使う」といった、公正競馬に逆行するような行為がかなりの数行われてきているのである。 その「主催者側の問題」を解決に結び付け、更には「1点馬券での収益」までをも狙いやすい状況を作れるとすれば、それこそ、両者の顔が立ち「両得」な方向へと、一歩進めるのである。 その為には、常に育成での在厩状況を把握し、急な依頼にも対応できる「育成管理」が重要であり、その背景を有しているのが「当会のみ」というアドバンテージを持っている事から、この話を水面下で進めてきた。 社台グループの「しがらき」「天栄」は勿論の事、先日新規オープンした「チャンピオンズファーム」まで、全国の育成施設を網羅している当会だからこそ、トレセン在厩馬のみならず、10日競馬でも使える育成牧場に在厩している馬を把握しており、このような事が実現可能となるのである。 この話に関しては、かなり重要な局面に差し当たっており、ここまでの話しか現段階では公表できないが、これも、冒頭に話した「JTTC Global Membership」と深いつながりを持ったプロジェクトである。 外国競馬の少頭数で行われるGIや重賞を見て、日本の競馬ファンは「4頭立てのGIなんて勝っても意味あるのか」などと思うことが多いと思うが、それは、海外でも危惧されている事象であり、開催の意義、競馬の意義、について常々議論に上がっているというのが事実である。 世界共通の「少頭数による競馬問題」は、サラブレッドという「生物」を扱う以上、致し方なく、時にエアースポットに落ちるように、怒ってしまう事象ではあるが、それを様々なカタチで快勝する一環に、この「恩赦1点競走」の考え方が、利用できるのである。 この先は、決定した際にお話しさせていただきたいが、確実に実現させるつもりで話を進めている。 「使い分け」 「外厩」 「10日競馬」 という言葉を聞くようになって久しいと思うが、「だからこそできる事」も存在する。 この状況が実現できた時、当会のメンバーの皆さまは「少頭数のレース」を見つけるたびに、心を躍らせるのではないだろうか? 3連単であれば、少なくとも10倍以上は見込めるレースは数多くある。 さらに言えば「紛れ」はほぼゼロと言っても過言ではない。 早急な交渉を肝に銘じ、出来る限り早い報告をさせて頂く。 楽しみにお待ちいただきたい。 さて、特別寄稿の週だからと言って、全く当週のレースに触れないのも申し訳ない。 最後に、2本だけ触れておきたいレースがある。 皐月賞に向けての最終チケット争いと言っても過言ではない「スプリングS」について。 社台オーナーズの所有馬 ・ランドオブリバティ ・ヴェイルネビュラ ・ボーデン 社台系クラブ法人の所有馬 ・レインフロムヘヴン ・ヴィクティファルス 阪神大賞典に騎乗する事で「ルメールのいないトライアル戦」となるスプリングS。 さらに言えば3場開催により、各競馬場「騎手が手薄」という背景のなかで「変えたくても変えられなかった」という出走馬が存在する。 そして、今週なぜ「松山騎手」は4本もある重賞に1本も騎乗していないのか? 例えば、ヴィクティファルスの前走は松山騎手の好騎乗があっての2着だったともいえる。 また、土曜日の中京10Rの熱田特別に未勝利ながら出走する「シルバータイド」に川田騎手が騎乗している。 メインレースのファルコンSでグレナディアガーズに騎乗するための中京入りではあるが、その直前のレースで「なぜ、4歳未勝利馬に騎乗することになったのか?」このあたりの事も含め、今週は「騎手の裏事情」がいたるところに隠れたレースが多数存在する。 そのあたりを注目しながら、レースを読み解いていくことをお薦めする。 今週は以上。 JTTC日本競走馬育成評議会 松井彰二