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REVELATION DIRECTIVE

REVELATION DIRECTIVE[フローラS週:2021/0424-25号]

■開催競馬場:中山/阪神/新潟 ■開催重賞:フローラS/マイラーズC/福島牝馬S ■執筆担当:松井彰二 ------------------------------------- <REVELATION RACE LIST> ・恩赦1点競走に関しての進捗報告 ・フローラS ・マイラーズC ------------------------------------- GI週の谷間というのは実に実に奥が深く、競馬界の流れを大きく変えるような事が起こる。 正にこの一報を待つために、今週のREVELATION DIRECTIVEの公開を1日遅らせたと言っても過言ではない。 まずは、メンバーの皆様にこの朗報を伝えたい。 本日4月24日(土)4時36分。 遂に、恩赦理事会より「恩赦1点競走」に関しての【定常提供決定】の一報が入った。 心より、おめでとうございます、と申し上げたい。 昭和 平成 令和と時代を変えるその時にだけ発生していた恩赦競走。 3月19日のREVELATION DIRECTIVEに「特別寄稿」として掲載した内容にも記述した通り、 昭和の恩赦では「18連勝」を記録し、28戦27勝 平成の恩赦では「13連勝」を記録し、21戦20勝 という結果を残している。 昭和の恩赦では、1970年の第一次競馬ブームを巻き起こし、平成の恩赦では1990年初頭から始まっていた第二次競馬ブームをより伸長させた。 そして、令和の恩赦が佳境に入った今。 現段階で「令和第一期:14戦」「令和超法規期間:12戦」併せて、【26連勝】を達成している。 この期間に日本競馬は、 2020年 ・牡馬牝馬無敗のクラシック誕生 ・アーモンドアイのGI9冠達成 ・クロノジェネシスの春秋グランプリ制覇 ・ノームコアの香港C制覇 2021年 ・牡馬牝馬無敗の桜花賞馬・皐月賞馬の誕生 ・ダノンスマッシュの香港スプリント・高松宮記念の連勝 ・ドバイWCでのチュウワウィザード2着 ▶牝馬の台頭 ▶ダート戦略の成果 ▶短距離戦線の成長 といった、日本競馬の根幹部分の課題であった成果をことごとく上げて来たと言える。 サラブレッド市場における日本の購買傾向は、海外の傾向以上に「牡馬と牝馬の価格差」が問題となっていた。 更に、「芝とダート」における価格差、「クラシックディスタンスと短距離」における価格差も生産者の頭を悩ませていた。 わずか数年の各種プロパガンダの成功は、「芝・牡馬・クラシックディスタンス」といったいわゆる本流以外の生産馬にも幅広く向く事となり、その成果は「地方競馬」にも及び、驚異的な底上げ効果も生んで今に至っているのである。 各時代の恩赦競走の終焉を目の当たりにしてきた私にとっても、令和の恩赦提供期間が間もなく終了することは肌で感じている。 正直、今風の言葉を使えば、恩赦の提供が終了となった後には、「恩赦ロス」のようなものに襲われるわけである。2019年10月、カシオペアSから始まり、このREVELATION DIRECTIVEを通じて、様々な事前示唆をしてきた私にとっては、この虚無感に襲われる「恩赦後の競馬」が一番怖いと言っても過言ではなかった。 しかし、今回。 その虚無感に襲われる心配がなくなった。 この事実が如何に素晴らしいかを、私自身言葉に綴る自信はない。 なぜならば、恩赦競走の定常提供など不可能だと思っていた張本人であるからに他ならない。 昭和と平成の恩赦で巻き起こった競馬界のパラダイムシフトを目の当たりにし、更には、令和で起こっている牝馬旋風の中で、望むことはただ一つ。 昭和と平成で成し得なかった、パーフェクト的中での終焉である。 恩赦1点競走の第一回提供は、ダービー週のとあるレースである可能性が今の所最有力視されているが、そのレースが確定となるかどうかというのは、まで未決定であり、他の候補レースにて第一回恩赦1点競走が実施される可能性ももちろんある。 定常提供と言っても、毎週1本提供が確約されているなどと言った事ではなく、おそらくは月に1本から2本程度になるとは思われるが、それでも、「終焉が無い」という事実が如何に大きいかは、1本1本的中を積み上げていった先に、実感していただけるものであると考える。 元号が変わる際にはもちろん新たな「恩赦期間」が設定されるが、その次の元号まで一切の提供ができない状況ではなく、それらの時代背景とは一線を画した中で、恩赦競走を安定供給できることの安心感は、競馬投資における最大の懸念である「競馬に絶対が無い事での不確実性」を大幅に緩和してくれることと成り得るのである。 最大あと何本が「令和の恩赦」として提供できるかは未定ではあるが、その終了宣言が発せられるまでの期間、1本たりとも取りこぼすことの無いよう、今まで以上に慎重に、そして全身全霊をかけてその準備にあたり、その事が安定的な「恩赦1点競走」の供給につながるよう邁進する所存である。 そして、この「恩赦1点競走」の定常提供の実現は、確実に他の「超法規情報」並びに各種ガバナンスを効かせているレースにも、大きな恩恵をもたらしてくれることは確実であり、正に、「JTTCの新章の幕開け」が巻き起こる訳である。 その上で、一つだけ申し上げなければならない事は、ご新規のメンバー様に関しては、2021年の募集は一切打ち切らせていただく事になるという事。このREVELATION DIRECTIVEに関しては、無料メンバー様でもご覧になれる状態で、様々な「競馬の本質や真実」を綴らせていただいてきたが、今後は、無料コンテンツを含めてどこかのタイミングで、一切の情報を無料公開する事を停止させていただく事となる。 そもそも、無料メンバー募集の告知ですら、2019年の一般公開解禁後に2回しか行っていない。 その意味では、現在無料メンバーに在籍頂きながら、プライベートメンバーに昇格していない方に関しては、「勝ち組に回る意志はない」と判断しているので、これ以上は「競馬界の真実を垣間見て頂く必要も無い」と、執行部の決定が下されたということである。 つまりは、現在までにプライベートメンバーに昇格されたメンバー様だけが、今後の「利権」を持つことになり、しばらくはまた、閉鎖された「鎖国状態」の中で、限られたメンバー様にだけ利益をむさぼっていただく事となる。 これが決断出来た者の大きなアドバンテージであり、決断できなかった者には手にすることが出来ぬ決定的な格差として、勝者と敗者の間に大きく横たわる溝となるのである。 馬券とは選択と決断の競技である。 つまり、『決断する上での【根拠となる真実】をいくつ手にして上で、最良の判断が下せるか?』という事が理解できているかどうかが問われているのである。 ここまで恩赦競走のみならず、様々な『真実』を、レースよりも前に示唆してきたこのREVELATION DIRECTIVE。 もちろん、私が凄いのではなく、ただただ真実を「知る立場」に居たことで成し得られた事であるが、しかしながら、その事前示唆が「結果として的中として残っているという事実」は、その知る立場というものが如何に有益なものであるかを示してくれたとも思っている。 競馬に絶対は無い これはなにも競馬に限らず、世の中森羅万象「絶対は無い」という事ではあるが、必然はそこに介入できるものであり、また、ある種の絶対は存在する事を、ここまで示してこれたとも思っている。 朝から、興奮し、長々と書き連ねてしまったが、あまりの出来事、正に「悲願」ともいえる決定に、喜びが抑えきれなかった事として、お許しいただきたい。 さて、話を今週末の話に戻そう。 今週は、GIの谷間週ではあるが、競馬界の未来形成において非常に重要な2つのレースが行われる。 それが、フローラSとマイラーズCである。 まずマイラーズCだが、何が重要なのかという点において、シンプルにご提示させていただけるのであれば、それは、 「キングカメハメハSTRATEGY(ストラテジー)」 という言葉が一番しっくりくる。 【TACTICS】タクティクス 【STRATEGY】ストラテジー この違いが分かる方は、ピンとくる要素が多いと思うが、キングカメハメハタクティクスではなくなぜ「ストラテジー」なのか。 時に人は過ちを犯す。 部分最適を繰り返して行けば、全体最適に繋がると思い込む人が居る。 つまりは「タクティクス:戦術」が正しければ、「ストラテジー:戦略」を凌駕しうると考えているのである。 これは陥りやすい大きな間違いである。 戦略とは目的であり、戦術とはその目的を達成させるための手段である。 そして、戦略も戦術も最終目的は「勝つため」であるが、手段は勝つために特化し。負ければその都度変える可能性は高いが、戦略はそれでは成り立たない。 この勘違いを冒す人の多くは「戦略に【負けの要素・負けの可能性】を組み込まない人」であり、 『最終的な勝利と、そこまでに必要な個々の戦いの勝敗は別のもの』 であるという、重要な前提を混同して考えてしまう方が多い。 これは、日本語の難しさや曖昧さが原因と述べる学者もいるが、確かにそこには一理ある。 バトル(BATTLE)とウォー(WAR)に置き換えればわかりやすいか。 局地的なバトルに敗れても、全体的なウォーには負けない。 さて、どこかの腐れコンサルタントの様な話ばかりでは、折角の競馬がつまらなくなると言われそうなので、ズバリ本質をついて行きたいと思う。 今回、マイラーズCのキーワードにあげた『キングカメハメハストラテジー』。 まずは、キングカメハメハ系の出走馬を記述する。 ■キングカメハメハ直仔 ・エアスピネル ・エアロロノア ■キングカメハメハ系種牡馬産駒 ・パンサラッサ ・カイザーミノル ・ケイデンスコール ・ダイワキャグニー ・ワールドウインズ ここをこれらの産駒が勝つことが『ストラテジーたり得るのか?』、それとも、これらの産駒の中の特定種牡馬の馬が勝つことが『ストラテジーたり得るのか?』。 それとも、この局地戦は敗れたとしても、それが結果として『キングカメハメハストラテジーとしての勝利につながるのか?』。 考え方は、この3つである。 その上で、キングカメハメハストラテジーの最大の勝利のカタチがどのようなものであるのか。 ここが分かれば、自ずと答えに行きつくわけだが、その答えを記述する場はここではない。 ではなぜこのようなことを書いているのか? 先出しで書く事にこそ、信頼が積みあがるのが競馬という競技だからである。 無限の答えがあるのであれば、それは、後出しだとしても信頼を得られるが、競馬で勝利するのはただの1頭。18頭立てであれば、何の根拠も持たない素人でも単勝を18通り買えば『100%当たる』という、答えが有限な競技であるのが、競馬である。 つまり、結果だけを重要視すれば、そこには『偶然』というノイズが入っても人には大差なく見えてしまうものである。タクティクスとストラテジーの違いを理解できていると、このあたりの『価値判断』を誤ることは無いのだが、多くの人は、この点においてミスリードされてしまう生き物である。 だからこそ、事前示唆をしているのだが、それは決して答えを教える目的でも、この無料コンテンツで儲けて頂くことを目的にしている訳でもない。 「知る立場が存在しているという事実」 この1点を証明し続けているだけのことである。 しかしながら、その重要性は非常に大きい。 それこそが、情報の根拠として成り立つのが「競馬」であるからである。 さて、実は、答えも記載させて頂いている。 その真実は「安田記念」の前に、詳しく触れる予定なので、必ず、確認していただきたい。 さて、最後に、今週の恩赦競走に指名されているフローラSについて、書ける範囲の事を書かせていただく。 このフローラSを語らせて頂くには、そもそも「なぜ、このフローラSが恩赦競走になったのか?」という原点の話が重要である。 3歳牝馬限定戦であり、オークストライアルという一戦。 さて、その前にサトノレイナスがダービーに挑戦することが決まったが、なぜ、このフローラ賞が行われる前に、発表されたのか、その点をお考えになったメンバー様はどれほどいらっしゃったであろうか。 クラシック登録を澄ましており、2週前には特別登録を済ませる事で、出走は表明されるわけで、なにもわざわざこんなに早い段階で表明する必要は無いのである。 にもかかわらず、このタイミングで「ダービー出走を表明した事」に、【意味や背景は無い】と考えるのは、いささかナンセンスであるし、長年このREVELATION DIRECTIVEに目を通されていても、その視点が無いとすると、少々残念ではあるが、もう一度思い返していただきたい。 私は、桜花賞の週に「特別寄稿」を行っております。 また、過去様々な場所で、3歳牝馬クラシック路線の最大の目標はオークスではなく桜花賞であり、その価値には大きな差があると、記述してきた。 そして、桜花賞の前週に「フローラSが恩赦競走であること」を発表させていただいた。 その上で「桜花賞は本命◎サトノレイナス」であったことを思い返してほしい。 馬券こそ的中をお届けしたが、残念ながらサトノレイナスは2着に敗れた。 何を申し上げたいのか? 桜花賞を闘う前から「サトノレイナスのダービー挑戦は既定路線であった」という事。 だからこそ、このフローラSが恩赦競走に指名される意味を持つのであり、「オークスの使われ方」に関しても、昨日今日決まったわけではなく、大きなストラテジーの一環としてほぼ予定通り、事が進んでいるのである。 ストラテジーとは「局地的な負けをも想定に入れ、その挽回策をも織り込んだものである」という事は、先ほども記述させていただいたが、その場その場の場当たり的な決定はしていないのである。 つまり、予定通り「今週」サトノレイナスのダービー挑戦が発表されたのである。 皐月賞の勝利でダービー確勝とまで言われているエフフォーリア。 そして、そのエフフォーリアの能力を誰よりも熟知しているノーザンF。 そのノーザンF生産のサトノレイナスがダービーに挑戦する。 「ソダシの距離不安」を背景に、戦国模様と化すオークス。 そして、そのオークスに向けて最大のトライアルであるフローラS。 令和の恩赦で推し進められてきた「牝馬ストラテジー」も、いよいよ「次の局面」に向かうのである。 その第一歩となるフローラS。 このレースの結果のみならず、「なぜその馬が勝つ必要があったのか?」ここから始まる新たなストーリーを引き続き追いかけて頂きたいと申し上げて、今週のREVELATION DIRECTIVEはしめさせていただく。 JTTC日本競走馬育成評議会 松井彰二