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REVELATION DIRECTIVE

REVELATION DIRECTIVE[天皇賞・春週:2021/0501-02号]

■開催競馬場:東京/阪神/新潟 ■開催重賞:天皇賞・春/青葉賞 ■執筆担当:松井彰二 ------------------------------------- <REVELATION RACE LIST> ・恩赦1点競走に関しての進捗報告 ・青葉賞 ・天皇賞・春 ------------------------------------ 恩赦1点競走に向けた進捗状況についてここ最近の急加速振りに驚きを隠せない。 遂に発表できるところまで段取りが付いた。 第1回恩赦1点競走 6月5日・6日週(安田記念週) にその第1回恩赦1点競走の日程が決定した。 まずは、この決定がJTTC新章突入にとって非常に大きな決定であることは言うまでもなく、恩赦特別競走とはまた全く別の「パラダイムシフト」の基軸が誕生した瞬間ともいえる。 元々、東京優駿の週に第1回競走を目指していたのは既報の通りだが、その翌週の安田記念週に正式決定した事には、勿論理由がある。これは、「予定が遅れた」とか「準備が上手くいかなかった」という事ではなく、予定を覆すほどの状況が生まれたことによる「積極的な変更」である。 その理由は2つ。 ・東京優駿(日本ダービー)における「あるプラン」が浮上した事と連動 ・札幌開催開幕直前週であること この理由を並べられた段階で、「なるほどそういう事か!」と即腹落ちするメンバー様は相当REVELATION DIRECTIVEを読み込んでくださっていると推察するが、現段階で詳細を発表するタイミングではなく、日程が決定した事実だけを認識頂ければ十分である。 その上で一つ申し上げておくこととして、本年の札幌・函館開催の存在理由。 もちろん、毎年恒例の夏競馬の象徴である北海道シリーズではあるが、本年の北海道シリーズは「例年とは全く違う」ということはご理解頂けているはずである。 オリンピック開催と被る時期であることでの「変則開催日程」で行われる予定が立てられている中、その変則開催であるがゆえの「存在理由=利用目的」が存在している。 これは、ある意味では「1年がかり」での準備が施された虎の子のプランであり、オリンピックイヤーが1年延期されたことで生まれた「本年限りの利用目的」が存在することを意味している。 その「本年限りの札幌プラン」と「東京優駿の背景」に強烈に連動しているのが、「第1回恩赦1点競走」であるといえ、その全貌から逆算すれば、自ずと「このレースが始まりになることが必然」という結論になるほどである。 そして、本日その決定が下されたことにも大きな意味がある。 レース名の詳細までは勿論明かすことは出来ないが、本日提供が予定されている【超法規:1点競走】は、この第1回恩赦1点競走と密接なかかわりがあるという事。 ある意味では、結果報告をご覧になるだけで「第1回恩赦1点競走の指定レース・指定馬」まで見えてくるのではないか? という事で、今週の結果報告に関して、行うべきか、それとも、自重するべきか、が検討されていた。 レース直前まで協議されていたのだが、未だ、結論に至らず、この点については改めてお伝えするが、それだけ今週の結果に付いては「慎重に取り扱わねばならないもの」であることが言える。 常に結果報告に関しては「結果報告は次の情報提供に向けての重要な情報源である」と申し上げ続けてきたが、先日申し上げた通り、以後「新規会員の募集を停止する」以上、敢えて「未来の情報提供の起点となる結果報告」を詳細にわたり行う事を停止させる事も議論に上がっている。 つまりはREVELATION REPORTの在り方についての議論ではあるが、この点も含め「新章突入による情報規制の在り方」が今まさに問われているという事である。 この点は随時報告させていただく事として、まずは「安田記念週に第1回恩赦1点競走が実施される」という事を、現段階では記憶にとどめておいて欲しい。 ここ数週間の大きなうねり。 正直に申し上げれば「三度目となる緊急事態宣言の発令」がその契機ではあるのだが、競馬界にとってこの三度目の緊急事態宣言の発令は「想定外」であったことは事実である。 その事でパラダイムシフトの展開が急速に進んだことも事実ではあるが、その背景でいくつか「急な変更が余儀なくされた事象」もいくつかは存在している。 無論、そのような事も含め「清濁併せ?んで進んで行くのが令和のパラダイムシフト」であることは承知の上だが、水面は穏やかに見えても、水面下では激しい潮流が渦巻きながら流れているといった状況である。 メンバーの皆様も肌で感じて頂けていると思うわけだが、ここで報告させて頂いている部分はそれでも氷山の一角であるという認識を持っていただきたいばかりか、新章突入の本番は「まさにこれから」と宣言しておきたいほどの内容が日々舞い込んできている。 だからこそ重要な「一歩一歩の歩み」という意味でも、今週も重要なレースが目白押しである。 まず、青葉賞について。 この状況下において、詳細まで踏み込んだ話を展開することはまさに「ご法度」という状況であることはご理解頂けていると思うが、それでも、一つだけ申し上げておかなければならないだろう。 このレースにご参加いただく方に関しては1点覚えておいて欲しいのが◎〇に指名される馬は勿論のことではあるが、「▲指名馬」の名前だけは、必ず覚えておいて欲しい。今回の競走にて「馬券圏内に絡んでくるかどうか」という点では、「レースの展開による」と申し上げるしかない訳だが、今回好走するか否かではなく、この先「とあるレースにて確実に中心視される馬である」ということである。 無論、そのようなレースや馬は今までもいくらでも存在したが、「それでも覚えておいて欲しいという事の意味」をご理解頂ければ幸い。 その意味では、この青葉賞に関しても「どのようなカタチで結果報告をすべきか」という点が議論に上がっているレースの一つである。 東京優駿の主要トライアルの一つである「青葉賞」。 着順も重要ではあるが、その着順とは関係ないところでも「一つの背景が動いている」という事は覚えておいて欲しい。 続いて、天皇賞・春についても触れておく。 「阪神外回り→内回り」という特殊な条件下で行われる3200mの一戦。 さて、多くの皆さまは「変則開催」や「変則条件」で行われる競走、特にGI・重賞にどのような意味があるか、考えたことがあるという方はいらっしゃるだろうか。 例えば、中山競馬場にて改修工事が行われていた年の皐月賞と東京優駿。 共に勝利したのはオルフェーヴルであるが、その背景や意味をどう捉えているか?という意味でもある。 連綿と続く「血の系譜」という意味だけではなく、レース自体の結果DATAも連綿と紡がれていくわけだが、変則条件で行われたレースが「ポツン」とDATAに含まれることは、何を意味するのか。 ジャパンカップが中山で行われた時の勝利馬ファルヴラブ ジャパンカップダートが中山で行われた時の勝利馬イーグルカフェ。 これらの競走が後世にどのような影響を与えたか?という意味では、勝馬だけを並べても実は意味のない話ではあるのだが、「そこに何か秘められた事象が存在する」という「視点」を得る事には、大きな意味があると言えるのではないだろうか。 そして、本年。 京都競馬場の改修工事により、春の天皇賞が「変則条件」にて施行される。 ■ディープインパクト直仔 ・ワールドプレミア ・カレンブーケドール ・ディアスティマ ・マカヒキ ・メイショウテンゲン ■ディープ系産駒 ・ディープボンド ・ナムラドノヴァン ■母父ディープインパクト ・アリストテレス 本年の天皇賞春に投入された7頭のディープインパクト系。 この采配にどのような意図が隠されていて、更に、このレースの結果が未来にどう影響するのか?という視点で考えて頂ければ、このレースで「どの視点を持つこと」が重要であるのかは自ずと導き出されるはずである。 その意味で、ワールドプレミアに武豊ではなく、福永が配されている事は非常に興味深い事象なのではないかと考えている。 パラダイムシフトの急速な展開を迎えている局面。 多くの事を語るわけにはいかない事をご理解頂き、その上で、過去綴って来たこの場での様々な「重要な視点」を今こそ思い出し、競馬界が置かれた状況が如何に目まぐるしく変化しているかを知る立場として、その変化をご堪能いただきたい。 JTTC日本競走馬育成評議会 松井彰二