プライベートギフト
11月28日(日)阪神7R 3歳以上1勝クラス
掲載日:2021年11月28日
■■プライベートギフト■■
阪神7R 3歳以上1勝クラス
13時00分発走
ダート1800m/15頭
<評価順>
◎2 スレイマン
○13 ペプチドナイル
▲4 シューラヴァラ
☆14 レンツシュピッツェ
☆1 クリノナイスガイ
注5 ロシアンサモワール
△6 メイショウカリスマ
△12 ロードグリュック
<◎の見解>
阪神ダート1800mを舞台に行われる3歳以上1勝クラスの一戦。
本命に指名するのは栗東・池添学厩舎の管理馬にあたる◎スレイマン。
◎スレイマン(牡3歳)
父:キングカメハメハ
母:ドナブリーニ
馬主:(有)サンデーレーシング
生産牧場:ノーザンファーム
半姉にはGI7冠ジェンティルドンナ(父ディープインパクト)。京都牝馬S、関屋記念優勝、ヴィクトリアM2着のドナウブルー(父ディープインパクト)らが並ぶ超良血。
先週、半弟のメトセラ(父キタサンブラック)をプライベート情報で推奨させていただいたことも皆様の記憶に新しいだろう。
良血らしく芝2000mでデビュー戦を迎えるとイキナリ3着。
芝で十分やれるスピードをみせていたことや、脚部不安による休み明け直後ということもあり、前走の初ダート挑戦を脚元に気遣ってのものとみる向きもあったようだが「(父がキングカメハメハで)デビュー前からダートを試したかった」とは陣営サイド。
当時ダート1700mの条件が3つ行われていたが「どこになっても乗れるように」と鞍上(吉田隼人騎手)のスケジュールを空けさせた上での臨戦であり、その本気度の高さがうかがえよう。
その前走で2着以下に「大差」をつける完勝劇。
まだ緩さも残る中でのあまりの勝ちっぷりに鞍上サイドも「道中で砂を被らせてどんな反応を見せるか試す余裕がありました。ダート適性は高いですし、上のクラスでも楽しみです。」と次走も自らが手綱を取るといわんばかりの“逆オファー”。
無論、厩舎サイドとしてもあれだけのパフォーマンスを見せてくれれば、鞍上を下ろす理由などなし。それが関西修行を経て名実ともにトップジョッキーの一人となりつつある吉田隼騎手ともなればなおさらだろう。
スピードがあることは芝の新馬で証明済み。
我慢も効けば、追ってからの脚もしっかりしている。
4カ月半の休み明け、昇級初戦、さらに現級で前走3着のレンツシュピッツェ、シューラヴァラら骨っぽいメンバーもそろったことで、試金石の一戦となるがここをあっさりクリアするようなら大きいところも見えてくる。
ここは結果はもちろん、レースでのパフォーマンスが問われる一戦となる。